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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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一皮むけば人ってのは


sara2

その昔、私が大学生で陸上選手をしていた頃の話である。
私は、ある試合で東京に出向いたのだが、チームメイトの一人が「おじの家に泊まるから、一緒に」と言ってきた。
普通、クラブは団体行動するので、同じホテルに泊まる。

「まあいっか」という感じで、私は彼女の申し出を有難く受け入れた。
問題は、そのあとである。
どうやら、おじといっても、彼はどうやら30代くらいで、彼には彼女がいたのであった。

「夕食に行こう」と言われ、3人で出かけた小さなイタリア料理店は、なんと順番待ちをしなければならないのであった。
私は当時、晩ゴハンを食べるのに、なんで並ばなきゃいけないのかさっぱりわからなかった。
別になんでもいいのに、と思った。
とにかく、スポーツ選手というものは腹を空かしているものなのである。

さらに驚いたのは、その席に、きれーなおねえさんが登場したことである。
彼女は、鮮やかなスカーフを首元に巻いて、完璧に化粧していた。
陸上競技以外のことはなにも知らない私とおそらく友人は、一瞬あっけにとられた。
なんで、自分たちと関係ない人がこの場にやって来るのか??
第一、なんで知らない人たちと、この奇妙で少なめの食糧をシェアしなければならないのか…、なんだか地獄に堕ちた気がした。

友人のおじさんは、三田ってとこにあるマンションに住んでいた。
食後、恋人さんはそこにお泊りになった。
つまり、マンションには男1人と女3人になったのである。
今から思えば、きれーな恋人さんの心境としては、
「大学生の親類とその友人の女2人が泊まる?それは見過ごすわけにはいかない」
って感じじゃなかったかと思うのだが、まったくの杞憂というものであった。
私は、心の底から、
「あれ~??なんで客が来るその日に、別の他人を泊まらせる必然性があるのか…、なんだかややこしいな」
と素直に、都会に住む大人の不思議に首を捻っていたのであった。

そして、試合当日、友人のおじは律儀にも試合を観に来てくださったのだが、白日に晒された彼の後姿を見た私は、残酷なことに、
「この人、すごくガニ股で背が低くてみすぼらしい」
と思ってしまった。
体育学部の男子ばかり見慣れていたせいもあると思う。
しかし、私が感じたのは、
「私の知らない大人の世界の人だけど、結局普通のおじさんじゃん」
という発見だった。

そして、その印象みたいなものって、いまでも通用すると思っている。
体格→その人間、という意味ではなく、見せかけの姿と現物の解離がある人についての問題点である。
私は、彼と彼女がその後、結婚しただろうか、ひょっとするとあの後すぐ別れたかもしれないな、なんてちょっと考えたりすることがある。

  
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