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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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酒のプチ禁断症状

20070411135241
いつも夕食の直前まで、病院近くの大型スーパーで時間をつぶしているのだが、昨日はそれをしなかった。
すると、夕食までがへんに余って、しかも病棟の喫茶室で若い男女が喧嘩ごしで話し合っているのを聞いていたら、無償に「今晩は飲みたい!」という気分に火がついたのである。

お酒を飲まない人には理解しにくいかも知れないが、こうした欲求は喫煙と似ている…、つまりは中毒なのだ、依存症なのだ。
だから、切れるともう、イライラしてたまらない。

夕食まであと20分という時間なのに、わたしは靴を履き替え病院を飛び出した。
そして、そばにあるボロい立飲み酒屋をガラリと開けるやいなや言った、
「ノンアルコールビールある?!」。

立飲み酒屋なのに座って飲んでいたおっさん二人が振り返ったが、切羽詰まったわたしにとってそんなことはどうでもええ。
びっくり顔の店のおばはんが半分腰を上げて、「冷えてるのはないけど…、」と言った。
「~~!冷えてないのかっ!!」
「いままでのが発売中止になってな…でも新しいのがあるから、ほら…」
おばはんはわたしの血色をなだめるかのように、段ボールケースを開け始めた。
転がり出たノンアルコールビール缶の温度を、わたしは触って確かめる。
うん、これなら飲める。

「ほな、これ冷やしといてな、また買いに来るから!そんでこれ2つ、いまちょーだい!」
もうどっから見ても、病院から抜けて出してきたアル中患者の様相である。
おばはんは急いで会計し、また味の感想聞かせてなと言った。

わたしはその偽ビールを、病室に持ち運んだ病院食そっちのけで飲んだ。
うーん。お腹が張るばかりで、ずっしり来るものがない。
わたしはやけくそのように、せんべいをガシガシ音を立てて食べた。正当なごはんは要らない、いまわたしが求めているのはジャンクさだ!食事というものは、いつも栄養に優れていて身体によければいいというものではない!

アルコールのプチ禁断症状に苦しんだわたしは家族に電話し恋人Sに電話し、当たり前だがどーにもならないことを確認したのちに、事情を話した看護師さんの前で消灯すぎまでウロウロして、やっと眠剤が効いた頃にベッドに入った。

そしてさっき、担当医にイライラ止めの薬を処方してもらったところである。
しかし、イライラ止めの薬に劇的な効き目があるなら、誰もアル中や禁煙で苦しみはしないだろう。
嫌な予感だ。

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