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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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初めての入院時の日記

nikki

思いついて、わたしの初めての鬱病入院日記を、キャプテンに見せた。
ボーーッと幽霊状態になっていたのにかかわらず、日記をきちんとつけているあたりが、いかにも鬱病気質である(と思う)。

一瞥して、キャプテンは内容よりも、「字がかわいそう…」と感想を述べた。
いかにも、わたしの書いた字は、よろよろヘロヘロで、一部にはまったく読めない部分もある。
「泣きそうな字やね」と、いまならわたしも言えた。

《…7:46。突然襲う不安感・憔悴感。…ほんとにPTやれんのか?このまま治ったとして、2年1期~3年3期まで体保つんだろうか?あらゆる屈辱に耐えなきゃいけないし、屈辱、と考えるあたりが考え方の違いなんだろうけど、どうにも他の考え方――具体的な――ものが提示されないので堂々めぐりだ。…それでもう消えちゃいたい願望ね。ふん。つまんない人生。》

入院まもない頃に、自分の心境をはじめて語った文章だ。
不安・憔悴感・思考の堂々めぐり・消えたい願望…、鬱病の典型的な症状が出ている。
「わ~…、この部分なんか読まれへんわ」
同じ思いをしたであろうキャプテンは言った。

この入院のあと、わたしはわずか1週間で再入院となり、ぜんぶで3ヶ月間の入院生活を送ることになる。
その頃にはもう、PT(理学療法士)の学校の留年は決まっていた。
丸2年間も通っていて免許が取れなかったという事実は、いまでも医療関係者から「もったいない…」と言われる。
よくびっくりされるが、ああいう学校(私立)は、3年間で約500万円の授業料がかかるのだ。
だが、わたしにとって一番の打撃はお金ではなく、泣きそうにしんどい思いをした勉強が、すべて水の泡になったことだった。

わたしは、ひとしきりヘロヘロよぼよぼ字を眺めたあとで、心になにかを引っかけたままそれをもとの箱に戻した。
キャプテンは、ほかにはあまりコメントしなかった。
鬱病の底は深くて暗かった…。でもあれは確かに一時期の自分で、第二の人生を歩むことになった、いまのわたしを形づくっている原点なのだ。

  
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