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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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板飛び込みの思い出

sakana2

オリンピックの男子板飛び込みを見て、思い出した。
あの、水中でのもぐもぐ。

わたしは体育学部出身で、「水泳」の単位を取るためには、数々の試練があった。
①遠泳2時間
②立ち泳ぎ(脚だけ)1分間
③5m板飛び込み
などである。

遠泳はなんとか泳ぎ切り、立ち泳ぎは親指が1本出ていればOKなので、ぶくぶくしながら上がったり下がったりし、そして、5m板飛び込みはただ落ちるだけでよかったのだが、先生がいろいろ事前注意するので、他の試練と比べて、わたしは恐怖を覚えてしまったのだ。
曰く、
「つま先は立てておくように。ケガするから」
「身体はまっすぐ立てておくように。ケガするから」
「手を広げたりしないように。ケガするから」
などである。
そんなに危ないこと、なんでさせるのよ~~と思ったら、どうやら理由は、「いざというとき、高いところから飛び込む経験がないと、実際に出来ないから」だそうである。
実際とは、たとえば船が沈むとき、さっさと海に飛び込まないと渦が出来てからでは遅い。
躊躇していてはいけないのだーー!…と先生に説明(説得?)された記憶がある。

ともかく、落ちなければどうしようもないので、言われたとおりに、わたしは静かに飛び込んだ(←ぴょんと跳んだら距離が増える)。
プールに落ちるまでの時間は、案外長かった。
そして、ドボンと落ちて、予想もしなかったのが、プールの中である。
ヤレヤレと思ったのも束の間、わたしは自分がけっこう深いところに沈んでいて、そこから空気のあるところへ這い上がらなければならないことに気がついたのである。

「ぎゃ~~~!! たすけて~~!!」とそのとき初めて、わたしは飛び込みの第二の恐怖に気づいた。
水泳をしている人ならば、そんな大げさな…と思うだろうが、初めて5mプールの深さに沈んだ者としては、未知の世界で、ほんとうにジタバタだったのである。
慌てるわたしをよそに、ぶくぶくぶく…と水色のなかを、白い泡が立ち上っていった。
わたしは今日、TVを見て、その光景を思い出したのだ。

その後、わたしは必死で平泳ぎして地上に顔を出した。
上がってみれば、なんてことなかった…と思った。
でも、もう一回してみたいとは思わなかった。

ただ一つ、シュミレーション好きなわたしとしては、現在たとえば釣りをしていて、間違って海にドボン! といったときなんかに、あの経験はとても生かせると思っている。
あのときと違うのは、①に「まず靴を脱ぐ」が入ってくることだろうか?

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