FC2ブログ

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
-

○○の椅子

isu7

今日はネタが出ないなーと、くるくる椅子で回っていたら、そういえば椅子って…、とあることを思いついた。

《課長の椅子》とか《部長の椅子》とか、昔からよく言われるが、小さいころのわたしは、なんで地位を表すものが《○○の椅子》なの? ということがわからなかった。
それが身に沁みてわかったのは、大学を卒業後、某証券会社に入ったときである。

いまとなっちゃーよくわかるが、椅子は昇進するごとに、グレードが上がっていく。
ヒラ社員は背もたれだけ、課長になったら肘つき、部長は革張り椅子、役員になったらリクライニング革張り椅子…。
あ~なるほどね。
入社したばかりのわたしは、世の中の仕組みを知って感心したが、同時に「アホくさ…」と含み笑いをもしてしまった。
要するに、《椅子のグレード》は勲章だかニンジンで、それで社員のモチベーションを上げようというシステムなのだな。

まだ女性は戦力として認められない時代だったので、わたしは指示どおりにお茶くみに徹し、給湯室で菓子をつまみながら、毎日「つまんね~」と退屈していた。
《常務の椅子》からは、「お茶くみしていれば、女の子はいい花嫁修業になるからね」という、いまではあり得ない言葉が何度も飛んできた。
くだらん、もう辞めよう…と思ったその時期、間の悪いことに会社が移転して、机も椅子もスバラシク変わってしまった。
とくに椅子は、ドイツ製とかで、これはヒラの椅子でもものすごく座り心地がよかった。
バブルの時期だったのだ。
あんまり座り心地がいいので、ついわたしは、辞める時期を1年間ほど遅らせてしまったほどだ。
恐るべし、椅子の魔力。

その後、バブルが崩壊して現状があるわけだが、あの会社は、いまでもヒラ社員にドイツ製の椅子を与えているのだろうか。
かなり高額だったと思うよー。
不景気とともに、課長あたりから、現在は椅子のグレードを落としているかも知れないな。
それもまた、日本経済全体のことを考えると、悲しいお話だが。

スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。