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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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孤独と秋のジージー虫と

hana8

昨日の夜は、ひどい孤独感と不安感に見舞われて、「あ~もう駄目だ…」と思い、ふとケータイを手にゆき妹にメールした。
でも、彼女はわたしと双子の姉妹でありながら、親身になって相談に乗るということを、絶対しない。
両親に対してもそうらしく、「最近、ゆきから全然メールが来なくなったけど元気なのか」とわたしが聞かれるくらいである。
わたしも多少そういうところがあるが、彼女の場合は、ほんとうに心が氷のように冷たい人間なのだ。

果たして、一回目のメールに返事は返ってきたものの、二回目はもうなにも言ってこなかった。
話の途中でも、自分に興味がなくなったら、彼女は勝手にぶっちぎるのである。
もう、何回もされてきたことなので、「そうだよな…、あいつはあてにならん」と思いながら、秋の虫がジージー鳴いている夜を、わたしは一人布団を抱きかかえた。

やがて、自分はなにをこんなに我慢しているんだろうと、怒りや憎しみにも似た感情が湧きおこってきた。
すると、枕元の時計の音が気になり始めて、わたしはその電池を抜いた。
あのコチコチ音は、体調の悪いときは、なぜか絶対聞きたくないのである。
枕元のコチコチがなくなっても、リビングのコチコチが聞こえるので、それの電池も抜いた。
いけない。医師に相談しなければ。

明日はちょうど、診察日である。
今日、惣菜を届けに来てくれた母に、「落ち込みが激しくてしんどい」と言うと、彼女もまた、「わたしもしんどい」と言った。
「家事さぼれば?」と言うと、どうもそうではなく、やることがなくてしんどいという点で、わたしと同意なのだそうである。
「もう、寝てばっかり。ほかにすることもないしね」
と母は言うが、現在、彼女は60歳代後半、わたしはまだ43歳である。
同じような生活だからといって、わたしが満足するはずもない。

いまは、深い悲壮感がこころを占めていて、それが荷物となって身体が重くなり、わたしはこうべを垂れて移動する。
「もう駄目だ…、もう駄目だ…」と口癖のように意味もなく、あたまから言葉が湧いてくる。
数年前、行政解剖を喜んで見てしまったことへの呪いだろうか。
あのときの死んだ女性が、「はやくお前もこの台に乗るのだ…」と呼んでいるような気がする。
「もう生きている意味なんかない」と思うたびに、わたしのあたまの片すみに、チラッとあの苦悶に満ちた表情の彼女が出てくる。

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