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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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鬱病のことを話す

panda_ocha

Kくんと仲よくお付き合いはしていると言っても、わたしは急に生活リズムが変わったので(特に早起き)、毎日がちょっとしんどいのだった。

昨日、精神科の診察で、担当医Kっちについ愚痴をこぼしてしまう。
「最近、頑張ろうと励ましてくれる人がいて、薬も減らしていこうよって言われたんですが…」
「うん」
「でもね、その人がなんでもないことだと思っているようなことが、わたしにとっては、すごくしんどいことなんですよ。早起きとか…。元気を出すために外に出ようっていうのは、いいと思うんですけど……」

すると、Kっちは医師の立場から、はっきり断言した。
「そんな、人の言うことは聞かんでええ」
「はい。…」
「こっちはずっと診てるわけやからね。薬は、医者が減らされへんって言うたって言えばええねん」
「はい、言いました」
「あんたに早起きは無理や! もっと寝とき」
「はい」
「それで、その人に、これまでの経過をちゃんと話しとかなあかんわ」
―― 一見きついKっちの言葉だが、わたしはホッとした。休める…。寝ていいんだ…。

その夜、じゅうぶんに寝たあとで、わたしはKくんの部屋に行って、病気の事情を説明した。
Kくんは、わたしが昼間、「担当医にもっと寝てろって言われた」などと、あらかじめメールしておいたせいもあってか、わたしの病状を少し理解してくれたみたいだった。
そして、今度は腫れ物扱いである。
「ゆっくりせぇよ」
「朝、起こせへんから。ずっと好きなだけ寝てていいから」
「疲れてへんか? 大丈夫か?」

わたしは大丈夫だと言って、それでもその夜は眠剤でぐっすり寝た。
翌朝は、Kくんが仕事の準備でどたばたしているところを、ときどきふと気づきながら、夢見心地だった。
悪いね、Kくん……、

「ほな、行ってくるわ」を、Kくんは3回くらい言ったと思う。
スパルタ教育のライオンが、ずいぶん優しくなったものだ。
「ごめんやけど、洗濯物、干しといてくれる?」の言葉も、彼はしっかり忘れなかったけれど。

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