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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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Kくんの悪口を晒す。

fukidashi

Kくんが酔っ払ったとき、わたしのことを彼の仲良し軍団に意味もなくけなすので、わたしはもっとでかいフィールド――すなわち、ネット上で堂々とけなすことにする。

なぜだかはわからない。
でも私が思うに、彼の父親が母親に対して、そういう態度をとっていたんじゃないかと思う。
「うちの愚妻が…」ってやつである。
しかし、わたしはKくんの妻ではないし、内容が少々あくどすぎるのである。
明らかに、謙遜で言っているのではない。

彼はその日、自宅で鍋パーティをしながら、気分よく酔っ払っていた。
そして、仲間3人のまえで、わたしについて、こう言うのである。
「こいつ、料理できへんで! 大根おろしを作ってって言うたらな、大根を切らんと皮むいて、そのまんまおろし始めてん! 俺、なにしてんねん? ってびっくりしたわ!」
――確かに、大根おろしは、必要なぶんだけ切って、かつらむきにして、それからおろすのが普通だったかも知れない。
だが、わたしはわたしなりに、「自分流手間はぶき法」を持っているのだ。
決して、料理が出来ないわけではない。

「あはははは」と周囲が笑う。
それですめば、わたしだって、あはははは、で終わらせることが出来たのだ。
しかし、そうはいかなかった。
Kくんはその話を、酔いで身体を揺らしながら、さらに何度も何度も繰り返し始めたのである。

さすがに、仲間の一人であるK´さんが言う。
「もうええ、おまえ、しつこいわ」
「そやかて、ほんまの話やで!」とKくんが食い下がる。
わたしは、とてもうんざりした。
わたし自身のプライドを傷つけ、その恋人であるKくん自身の格を下げ、いったいこの話で誰がハッピーになれるというのだ。
Kくんは、自分は料理店を開こうと思ったくらいの料理の腕だと自分で言う。
でも、食べてみたら、こんな犬のエサみたいになった哀れなキムチ鍋を美味しいって言うなんて…と、わたしは少し同情していた面もあったのだ。

さらに、Kくんは言う。
「こいつ、ぜんっぜん、旨いもん食うてないで」
「あはははは」
周囲が笑う。Kくんの言葉の語源はわたしだ。
なにか、食べたいものある? と聞かれて、食に興味のないわたしは、うーん…と考え込んでしまった。
そりゃ、すっぽんとかふぐとか食べてみたいけど…、もしそれを言ったら、彼が困ってしまうだろう。
結局、わたしが言ったのはこうだった、
「いっつも回転寿司とかばっかり食べてるからなぁ…」
そうは言っても、四十路となれば、若いころ(バブル期)は贅沢極まりないモノを食べていたのは、わたしだって誰だって同じことである。
旨いものをまったく知らないなんてことはない。
でも、Kくんはそれを額面どおりに受け取ったようで、ほんとうにわたしがなにも知らないおバカさんとして、仲間にけなすことに終始したのだ。
人前で喧嘩するわけにもいかず、わたしはK´さんに「ねえ、ひどいですよね」と言うと、K´さんは「こりゃ、長く続かんな」と言った。言われてしまった。K´さんというのは、飲まないので、比較的尋常な判断が出来る人なのである。

後日聞いてみたら、このときのことを、Kくんは覚えていなかった。
これが、さらに問題を複雑にするのである。
彼は、わたしが勤めるカラオケパブ《W》でも、わたしが料理が出来ないという噂を流布していた。
いったい、そんなことをすることになんの価値があるのだ。
彼はもしかすると――、自分より高学歴であるわたしを、自分レベルまで引きずり降ろそうとしているんじゃないだろうか。
(Kくんはわたしの出た高校からすれば、問題外の格下の高校を中退している。)
そして、ここにはさすがに書けないけれど、皆が知る自らの恥ずかしい行為を打ち消そうとするかのように。

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