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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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子どもを怒鳴るK子ちゃん

20090303054403
私の同室には、「小6の子どもに会えない」というK子さんがいる。なぜ会えないかと言うと、彼女が子どもに怒鳴り散らしてしまうからだ。周り中、みんな彼女が退院するのを反対するので、よほどひどいんだと思う。

小学校教諭をしていたというTKさんが、K子ちゃんを諭す。
「今から会いたいって言うても、必ず子どもと取っ組み合いになるやろ?子どもと同じレベルになったらあかん。母親として、堂々とかまえるだけの余裕がK子ちゃんに出来ないと」
「うん…そうやねん。でも…」
K子ちゃんはすぐに泣く。情緒不安定なのだ。
私はK子ちゃんを見ていて、いわゆるDQN母だと思った。父親はチンピラでDV男、二人パチンコ店の二階で臨月まで一緒にいたが、お産とともに別れたと言う。
「男はどうでもよかった、自分の子は愛しかったから産んだ」
うは…なんて行き当たりばったりな。

「今の彼氏はよう面倒見てくれるけど、やっぱり親になった人じゃないと。私がおらなあかんと思うねん」
「いや、だから」
手を替え品…じゃなくて人を替え、K子ちゃんはみんなに同じことを言う。何も事情を知らない私だからわかるのだが、K子ちゃんの言葉はすべて、「今すぐ、我が子に会いたい!」が変換されたものである。

結局、なにを思ったか、彼氏が「子どもが大暴れした」などと、療養中のK子ちゃんに連絡したりするもんだから、K子ちゃんは「すぐに退院する!」と言って、みんなが止めるも、明日退院する段取りになってしまった。
「え…、じゃあ、入院前の状況と変わらないまま?」
私が誰ともなく尋ねると、Sちゃんが無言でうなずく。Sちゃんもシングルマザーだが、こっちはまだどっしりとかまえている。

私はどーとでもしろぃと思った。K子ちゃんには、「アンタ、話を聞いてるようで聞いてないな」と嫌みを言われたからである。すごく、自然に、さりげなく。私が思うに、彼女の口の悪さは天然なのだ。家に帰って、子どもに会っても、たぶんあんなふうに言うんだろうなと思うと、同情出来ないのだ。
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