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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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6月の午後の風

hana11

朝、起きたら10時過ぎになっていて、わたしは母がつくってくれたソーセージ・エッグと食パン1枚というお弁当を持って、自分のマンションへ行く。
実家からマンションへの、通勤生活だ。
まだ、一人で身の回りのことが出来るほど元気がないので、こんなかたちをとっている。

わたしは、マンションに着くと、まずあらゆる窓を開け放って、パソコンの電源を入れる。
そして、食パンを焼き、ビールを開けて、ネットサーフィンしながら、ソーセージと卵を食べ、青虫なみと言われるほどの大量のキャベツ・レタスを食べる。
一日の始まりは、やはり食事である。
なにかを胃におさめないと、なにかをする気が起きない。

でも、それらをたいらげると、わたしは再び眠くなって、パソコンから離れて、ベッドルームでべたっと横になる。
ベッドサイドにある、昔の漫画を読んでみたりする。
ますます眠くなる…。

それで、食後わずか1時間足らずで、わたしは昼寝してしまった。
ざわざわと、遠くで人の声や生活音が聞こえてくる。
6月の風が、開いた部屋のドアをきいきい鳴らす音が、肌に心地よい。
やがて、眠りに落ちる…。
この季節の風は、睡眠薬のようだ。

数時間後、再びドアのきしる音を聞いて、わたしはふーっと、「ああ、窓を閉めなくちゃ…」と思う。
なんとなく、そんなことはあり得ないのだが、窓から人が入ってくるような気がするのだ。
だから、昼寝のときは、ラジオをつけっ放しにしていたりする。
今日は、ラジオをつけていなかった。
窓を閉めるか、ラジオをつけなきゃ…。

それで、必死で起きようとするのだが、ここからが難しいところなのだ。
なぜなら、あたまは半分起きているのに、身体が起きていない――つまり、金縛りのような状態になっているからだ。
わたしは、何度も「これで起きた」と床を歩いているつもりなのだが、それはやっぱり夢なのだった。
何度目かで、ようやく目が覚める。
深海から浮き上がったばかりの魚みたいに、あたまがどよんとする。

わたしは、窓を閉めるかわりに、CDをかけた。
'80年代の、R&Bが部屋に流れる。
もう一度寝ようかと思ったが、気が変わって、こうしてパソコンのまえで文章を書いたりしている。
風がそよぐ。
あー。いい午後だなぁ。

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