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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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ニセ躁うつ病の見極め方

sokyoku

巨大掲示板をうろうろして、一人突っ込みを入れている毎日だが、ときどき、「そりゃ違うよ」と思うときは、発言している。
昨日かおとといもそうだった。

ある女の子が、「自分は、躁うつ病だと思う。なぜなら、こんなこんなで鬱の症状があるし、かと思えば無敵な自分が現れて、何でも出来ちゃいます状態になる。普段の自分は、明るくて寂しがりやで、毎日友だちと遊ぶような人です。ネット診断でも鬱か躁鬱の疑いが出ました。わたしは躁うつ病でしょうか?」
全員の答えは、「そんなの知らないよ。病院に行け」なのだが、その子が、じつは病院にトラウマがあって、行けないんだとわかると、そりゃ困ったことですね・・・とわたし的には考えないわけにはいかないのだった。

まずわたしが、この書き込みを見て妙だなと思ったのが、「躁でも鬱でもない、普段の自分がいる」ってところなのである。
躁うつ病つまり双極性障害とは、躁と鬱の2極に分かれる障害であり、「普段のわたし」なんてないのである。
たぶんこれ、彼女も無意識に書いているんだろうな。
双極性障害だと思う、と言いながら、これじゃ三極性障害になってしまう。
もうこれ読んだだけで、この人違うわ、という感じである。

ということを前提にすると、患者からみると、この人が訴える症状は、どっかから写してきたみたいに、躁うつ病そのもの過ぎることがわかる。
わたしもそうだけど、患者は躁状態にあるときは、自分が躁状態であることに気づかない。
それこそ、「これが本来の自分だ」と思っているのである。
だから、「病院に行こうと思うけど、躁がきちゃうと普通になるから、行けないんだよなー」とかつぶやく人が出て来るわけ。

ネット診断においては、言わずもがなである。
精神科医の3人に1人しか診断出来ないと言われる躁うつ病を、なんでネット診断なんかで診断出来るのか。
あれって、心気症の人をつくってしまう、必要悪というか、悪ですよ。

結論として、この人は自分から病気を見つけて自分に当てはめる、ボーダー(境界型人格障害)に近いなという印象であった。
ボーダーと躁うつ病って、よく間違われるんですよ。
こっちからしたら、全然違うじゃん! なのですが、なぜか誤診する医師が多いみたいです。

とにかく、病院に行く前に自己診断しても、意味がないよね。
わたしが言えるのは、ハッキリ躁うつ病だ! とかは普通の場合思わなくて、大抵の人が「うつ症状があったから精神科へ行った」とか「内科へ行った」とか「睡眠外来に行った」←わたし、とか、本人にはわからないものなのである。
わたしなんか、「躁うつ病です」と言われても、「違います! これが本来の自分です!!」と主張して、診断されたあとでも、納得しなかったもんね。
そのときは、ほんとうにそう思ったんだよ・・・。
10数年もの間、うつで苦しんできたのに、急に身体が楽になって、ああ、もとの自分に戻った! 治った!! って喜んでいたのに。
あとになって躁うつ病の治療を開始してから、躁と鬱の2極に分かれるようになり、やっぱり躁うつ病だったのか・・・と思って、ガッカリ。

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