LIFE,LOVE&PAIN(旧)

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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チャットとスカイプの日々

mouse

昨日は、診察日であった。
遅発性ジストニアがいちばん気になるところだったが、H主治医はのんびりしたものであった。

「調子はどうですか」
「はい、ちょっと眠れるようになって、夜中に目は覚めるんですけど、寝なおしが利いています」
「ふむ。そんで? そのほかは?」
「最近、チャットにはまってるんですよー」
「(にや~)チャット? それどういう集まりの?」
「ふつーの人たちですよ」
「精神とか・・・」
「ああ、それは駄目です、健常者の部屋でないと」
「ふむ」
「わたしが行っているのは、だいたい50・60代の人が集まるチャットルームですよ」
「そうか~。ぼくも、行ってみようかな(にや~)」
「いいと思います」
「んじゃ」←診察を終えようとする。
「あの、E(遅発性ジストニアの原因薬物)の行方はどうなるんでしょうか?」
「ああ、あれ? うん、もう切ろうか。いま最少量やしな」

ということで、わたしから言い出さないと、H主治医はどれが重要なのか忘れるんである。
だから、口うるさい患者といわれても、わたしは言う。
薬のことに関しても、言う言う。

その後、デイケアに入ったのだが、スタッフから「眠れてます?」と訊かれて、最近の睡眠生活を語ったところ、「眠れてないじゃないですか」と言われ、混乱した。
わたしは、自分の睡眠時間なんか数えていない。
途中で起きて、なんかやるから、ごちゃごちゃになるのだ。
でも言われてみれば、確かに眠気があるし、まぶたも重い。
そうかー。寝ていないのかー。
今日も何時から何時まで寝ていて起きていたのか、もうわからないぞ。

一つには、チャットというかチャットで知り合った人々との間で、いまスカイプを11時ごろまでやっていて、いままで9時10時に寝ていたのに、それが乱れていることもある。
朝も二度寝したりして、なんかややこしい。
これって、一口に言って、生活が乱れてるってやつだよな。
でも、躁だからやめようとしないのが問題だ。

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父の地獄耳

headset

最近、わたしは夜8時~10時半くらいにかけて、グループでボイスでスカイプをしている。
しかし、隣の部屋の父は、夜8時には寝てしまう。
そんで、その後はちょっとしたしゃべり声をあげても起きてきて、無言でプレッシャーをかけてくるのである。

わたしの声は声量がなくて、小さいのだが、それでも昨日は小声でしゃべっていた。
それなのにだよ。
やーっぱり起きてきて、「扉閉めるぞ」(猫のために少し開けてある)と、重圧をかけてくるのであった。
その後のわたしが、スカイプにおいて、ほとんど「(笑)」状態で、話せなくなったのは言うまでもない。

ほんとーに神経質なジジイだよ。
10時半で電話もできないんだぜ?
2階で寝ているくせに、1階で普通の音量でTVを見ても駄目だし、わたしと母がエキサイトしてしゃべってもいけない。
このことは、母も疎ましく思っていて、「お父さんは神経質やから・・・」と顔をしかめている。
耳栓して寝てもらおうかな。
夜中の12時に物音立てるのは悪いと思うけどね。
夜の8時だからねえ。

うん、そうだ。耳栓だな。
今日は頼んでみよう。
どこまで聞いてくれるかわからないが。

あと、ちょっと話はそれるが、明日からまた、母と温泉に行ってきます。
下呂温泉です。
岐阜県の天候は明日が晴れ、明後日が曇りのち雨の予定。
たぶん旅行先で、また愉快リゾートのリポートをしたいと思います。

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下呂温泉へ


いま、下呂温泉へのバスの中なのである。
またまた、愉快リゾート×ジャンカラのコラボで、お一人宿泊費無料のプラン。
同行は母。
梅雨が本格的になるまえに行っとこうという魂胆である。

今回は、合掌村を主に見てくるつもりだ。
天気予報では、明日は雨だが、気にしない~。
もしどばーっと降られたら、卓球ね。

ということで、今回も楽しんでまいります。
ではでは、行ってきます。

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下呂温泉にて


やって来ました、下呂温泉。
第一印象は、「山だらけ」。
あっちもこっちも、山に囲まれている。

そんで、日本三大名湯と呼ばれているらしいが、そんなに? ていう感じである。
温泉街はこじんまりしているし、お湯はちょっと粘りけがあるような気がするものの、特別な感じがしない。

とはいえ、今日は複数の足湯と、土産物屋さん巡りで楽しんだ。
土産物といえば、飛騨のさるぼぼ。
自分と母と、頼まれていた人との3つを購入した。
顔がないからちょっと怖いけれど、魔除けだからやっぱりこれは買いだよね。

食事は愉快リゾートなので、バイキング。
食にこだわらない母とわたしにとっては、安ければどうでもいいことだ。

夜にもう一度、風呂に入り、瓶詰め牛乳を飲んだ。
うーん、温泉。
明日は、合掌村の方へ行く予定です。

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下呂温泉から帰る。


というわけで、下呂温泉を堪能して帰っているのである。

今日は、合掌村を散策した。
わたしはそこで、アマゴの炭火焼きと熱燗をやった。
あたまが香ばしく、酒とよく合った。

合掌村というのは、白川郷の一部を移してきたという、一種のテーマパークである。
景色がとても綺麗だった。
あんな茅葺き屋根の集団なんて、初めて見たよ。
すごいもんだね。

合掌村からホテルへ帰ると、まだバスまで時間があったので、足湯巡りと卓球をした。
ああ、温泉だなあ。
温泉といえば、この下呂温泉にはあちこちカエルの置物やマークがあるんだけど、なんだこれ? と思っていたら、どうやらゲロ温泉→ゲロゲロ→カエル、と引っかけてるんじゃないかしらね?
間違ってたらごめんね。

そういうことで、今回も有意義な旅でした。
これも、いまの体調がよいおかげ。
軽躁の間に、動き回るぞ!

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魔除けのさるぼぼ

sarubobo

さて、下呂温泉から帰って来て、一息なのである。
とはいえ昨晩は、いい歳して夜な夜な男女が集まってよもやま話をしている、スカイプのグループに参加して、お土産のさるぼぼを見せびらかしていた。
夜中の12時半までですよ。
わたしも、躁ね。

でも、さすがに身体は痛んでいたとみえて、早朝、目が覚めてう~んと伸びをしたとたんに、強烈に左足ふくらはぎがつった。
いまでも痛いです。
疲れてたんだなあ。

いまは、お土産のさるぼぼを、ケータイのストラップとして使っています。
不気味なマスコットであるが、まあまあ可愛い。
なんといっても、魔除けってところがいいね。
もうこれ以上、波瀾万丈な世界は要らない。
悪いことが起きないように、このさるぼぼを身に着けておくわ。

ということで、気がついたら、もう昼だなあ。
はー。あんまり寝ていないけれど、寝た方がいいのかしら。
躁のときって、ほんとうに寝ていなくても平気で動けちゃうので、顔は疲労困憊でも、こころは遊びたくて仕方なくなる。
たぶん、寝ないと思う。
たぶん、チャットでもしているわ。
チャットを趣味にし始めてから、ずいぶん時間が経つようになった。
一人カラオケに行かなくていいようになってきたわ。
おかげで、無駄な散財を防げている。

ただ、昔チャットではさんざん嫌な目に遭ってきているから、注意が必要ね。
出しゃばりすぎず、余計なことは言わず。
わからないことは聞くより、黙って見ている。
結果、寡黙な人に見えていると思うけれど、そのくらいがちょうどね。
ま、なにがあっても、さるぼぼが守ってくれるわ。
頼りにしているわよ、さるぼぼ。

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夜な夜なスカイプ

shaberu

さて、昨夜も夜な夜ないい大人が、よもやま話をするスカイプグループ「H」にいたのである。
わたしは知らなかったけれど、50代以上の人で、こんなにチャットやらスカイプやらスティッカムで遊んでいる人が多いとは。
夜中にですよー。
未知の世界だわー。

で、わたしはちょうど50歳なので、この年齢層ではいちばんの子分となる。
皆さん、会話の内容が難しい・・・。
政治だの歴史だの語られると、わたしはもうだんまりだ。
ちなみに、チャットは主婦が多いし、それでなくても難しいことを言うと嫌がられるが、スカイプは好きな者同士が集まっているので、話題はみんなの勝手である。

昨日のチャットでは荒らしが来て、その「H」のある人を攻撃してきたので、スカイプをしながら「なんだこいつ」と笑いながら、3人でまとめて撃退した。
かわいそうな荒らし。
チャットルームにいた全員が、じつは裏でスカイプで話しながらチャットしていたなんで、夢にも思っていなかっただろう。

てな具合に、ネット人生を楽しんでいるわたしなのだが、問題がある。
夜中のスカイプの声だ。
わたしの父は午後8時には寝て、その後、他の部屋で普通の声で会話したりすると、すぐ起きてきて無言のプレッシャーをかけてくる。
だから、1階で母とわたしがTVを見ながらふつうに会話するのも駄目である。
小声、小声。
安普請だからこうなるのだが、それにしても父はうるさい。
ちょっとくらいしゃべらせてくれよ。
窮屈だよ、この家。

それと、昨夜は土曜の夜だったこともあり、「H」は12時半まで繰り広げられた。
すると、今度は母である・・・。
トイレに起きてくると、わたしの部屋の明かりが点いていたので、上へあがって来て「まだ寝ていないの」と顔をしかめて言う。
「子どもじゃないんだから、自分の管理は自分でするよ」
「でも、一度は寝ないと、アレだから。また悪くなってアレだから」

最近の母は、「アレ」を連発するので、話がなんだか見えないときがある。
しかし、まー流れからいって、「一度は寝ないと身体をまた壊すから」ということなんだろう。
まったく恥ずかしい限りである・・・。
スカイプのカメラにも母が少し映り込んでしまい、ほかの人から「お母さん、美人ですね」などと言われて、ほんとに恥ずかしかった。
そりゃそうだよ。50にもなって、母から「寝なさい」なんて言われる大人が、どこにいるんだよ・・・。

そういうわけで、わたしは12時半でそれを止め、寝ることにした。
あーあ。一人暮らしなら、なんでも自由なのにな。
でも、自分のマンションに帰らないのは、一つは面倒くさいから、もう一つはかわいい猫と離れたくないからである。
まーどう折り合いをつけるかだわね。
でも、一回しかない人生、より楽しく過ごしたいものだわ。

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猫の襲来

kuroneko

昨晩、スカイプで話すべく、寝ている父との境の扉を閉めていたら、「にゃお~ん」と鳴く声が聞こえるのである。
うちの黒猫だ。
部屋に入れろと言っている。

わたしはすぐさま、扉を開けてあげた。
すると、また「にゃお~ん」と言いながら、部屋に飛び込んできたのである。
かわいい・・・! じゃなくて、これ毎日続くんか?

猫はその後、うちの部屋を占領し、猫用ソファに寝っ転がってすやすやと寝はじめた。
それで、わたしはまた小声でスカイプしていたのだが、今度は起きてきて「外に出る」と言う。
やっと出ていくのかと思えば、完全には出て行かず、じーっとこっちを見ている。
甘えたいのだな。
しかし、わたしも夜のわずかな楽しみとして、スカイプをしたいのだ~。

だが結局、わたしが根負けして、スカイプを落ちて、猫と遊ぶことになった。
猫はベタベタすりよって、わたしが座っていたパソコン用の椅子に座ってしまった。
わかりやすいなあ。
もう、ここには座らせないということね。はいはい。

ひとしきり遊ぶと、猫はパソコン用の椅子に落ち着き、わたしは歯を磨いて睡眠薬を飲んで、そのまま寝た。
その後、どうなったかは知らん。
しかし一つ言えるのは、この日を境に、猫にとってパソコン用の椅子は敵になったということだ。
パソコン用の椅子に座っている限り、わたしは遊んでくれない。
だから、先にパソコン用の椅子を占領してしまおうという魂胆なのだ。

猫にも悪知恵がある・・・。
わたしはちょっと、あたまを抱えている。
今夜も猫のお守りで、わたしはスカイプをやめなければならないのか。
昼、遊んでやろうとしても、知らんふりしているくせに。
ほんとうに、猫って気まぐれだ。

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父への怒り爆発

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昨夜は破裂してしまった。
夜7時半にスカイプのお誘いが来て、まだ8時になっていないから思い切りしゃべられる~と思っていたら、父が7時45分に「扉閉めるぞ」のプレッシャー。
なんだよ! あのオヤジは!!
夜の7時半に電話もしちゃいかん家なんてあるのか、バカヤロー!!

というわけで、わたしは昨日、スカイプでみんながわっはっはと楽しくしゃべっているのを、じっと見ているしかない状態になったのだった。
しんどかった。
ものすごいストレスがかかった。
でも、「父が寝たからわたしは落ちる」なんて、8時に言ったりしたら、もう次からお呼びがかからなくなるであろう。
わたしは、みんながしゃべっている内容なんて、ほとんど聞いていなかった。
ただ、父への恨みだけが、こころを支配していた。

わたしは、11時までなんとかそこにいて、それから退席して、一人モヤモヤしていた。
なんらかの理由で口の利けない人って、きっとすごく苦しいだろうな。
わたしはくさくさするので寝逃げしようと思い、眠剤を飲んだがやっぱり納得できず、1階に降りてビールを飲んだ。
そして、考えているうちに、ますますイライラしてきて、ついにお気に入りのビールグラスを壁に投げつけて割った。
食べていたらっきょうのビンもぶちまけた。
鉛筆立ても倒した。
そんで、朝いちばんに起きてくる父宛に、手紙を書いて、最後に「アホ!!」とつけておいた。

それで、晩の3時にトイレに起きたら、なんとそれらがきちんと片づけられていたのである。
母だ。
なんて余計な真似を・・・というか、寛大なことを・・・。
ただ、手紙はそのままにしてあった。
わたしはそれを横目で見ながら、通り過ぎた。

そして今朝、父と鉢合わせたときに、わたしはガミガミ怒ったのである。
今回だけじゃない、いままでもTVの音量や話し声で、どれだけ母とわたしが気を使ってきたか。
自分の都合を、家族に押しつけていることに気がつかないのか。
すると、父は「俺さえいなければええんやな」と開き直りかけたが、「そうか、俺だけが気づいてなかったんやな」と言った。
わたしは駄目押しに「そんなん、いまやっと気づいたん?」と言っておいた。

すると昼、父の部屋の扉が閉まっているのである。
ここを開けておかないと、猫がトイレに行けない。
わたしは不思議に思ったが、見ると1階の母の部屋に、猫のトイレが置かれていた。
「猫がストレスを感じるから、可哀想だよ」と言ったが、母は「実験や」と言い、それ以上何も言わなかった。

うちの両親は、わたしが躁状態のときに怒ると、激しくつっかかってきたりするので、怖いらしい。
いまは穏やかな気分のつもりだが、遅発性ジストニアが出たため、いまは躁を抑える薬を飲んでいない。
もしかしたら、躁が上がってきているのかも知れないな。
結局、父と猫に迷惑をかけたのはわたしとなった。
父の7時台寝は異常だと思うので、そんなに悪いと思わないが、猫には悪い気がしている。

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遅発性ジストニアの進行?

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心配なことが起こった。
今朝、母がわたしが歩いているのを見て、「なんか姿勢がさらに悪くなったような気がする」と言うのである。

わたしは薬の後遺症である「遅発性ジストニア」を持っていて、首が右側にやや傾いているのだが、それが前方にも傾いて、猫背になっており、しかも胸部から上がまったく動いていないというのだ。
「ほら。へんな歩き方やろ? ほら」と母は真似してみせる。
わたしは胸がざわざわした。
だって、遅発性ジストニアは治らないからだ。

「もともと姿勢がいい方やったのになあ」と母は言う。
だからこそ、またわたしは一つのものを失ってしまったのかと悔しく思う。
毎日、母と夕食後に散歩に出かけるのだが、なんか最近歩きづらいと思っていた。
頸だって凝る。
わたしの身体は、どうなろうとしているのか・・・。

どうしようもないので、今度の診察でH主治医に嘆いてみよう。
こんなに、遅発性ジスキネジアを恐れて、薬に細心の注意を払っていたのに、ジストニアがくるとは。
それも、わずかな期間・量を飲んでいただけである。
薬の副作用は恐ろしいなんてもんじゃない。
一生がかかってくるのだ。
よく、見ただけで精神病だって人がいるでしょ。
あれの多くは、おそらく症状そのものというより、薬の副作用だよ。
それでも、本人にとって辛い症状よりも、薬を選ばざるを得ないのが実情だ。
知っての通り、精神科の薬は当たるも八卦だから、患者はまさにモルモットである。
なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだよう。
だんだん、自分が壊れていく。

いまのわたしの精神病的歩容では、新しい男づくりなんて言っていられる場合じゃないだろう。
えーん。誰か助けて。

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傷つく言葉

karebana

今日もしょんぼりの出来事である。
いつものように、50・60代が溜まるチャットルームで、チャットをしていたら、ふと「キチガイ」の話になった。

「あいつはキチガイだ」
「いや、キチガイっていうのは差別用語だからw」
「気のふれた人、ではどうかな?」

わたしの胸はざわざわした。
自分自身のことを、わたしはキチガイだと思っているからだ。
わたしはちょこっとだけ書いてみた。
「キチガイでいいじゃない。キチガイのどこが悪いの?」
これだけでは、なんてことを言うんだこの人になるので、「精神障害2級」と自分のことを書いておいた。

そしたら、周りがどっと引いたのである。
「なんて言ったらいいのか」などと書く人が出てきた。
なんだよ。
そばにキチガイがいないと思って、キチガイの話をしていて、うろたえたって感じだな。
わたしはさらに、場を収集するために「キチガイなんだから、仕方ないよ。大丈夫」と書いた。
でも、ちょっとした波紋は残ったのである。

わたしは悪いことをしたような気がして、黙ってしまった。
それから、みんなが別の話題に移っても、わたしはとても悲しい気持ちだった。
一般の人って、やっぱり精神障害者だと引くんだな。
どう接していいかわからなくて、逃げるんだな。

当たり前のことを確認して、わたしはすごすごと引き下がった。
だが、問題はこれでは終わらなかったのである。

夜、いつものスカイプをしていたら、カメラに映ったわたしの姿を見た人が、「猫背を直した方がいい」というのである。
わたしは「これは薬の後遺症で、仕方ないんです」と言ったのに、その人は「でも」と言いかけた。
わたしは一生懸命言った、
「精神薬はいろんな副作用を起こすんですよ。精神病の人って、見た目へんだとわかるでしょ? あれ、症状だけじゃなくて薬の副作用の人、多いんです」
「っ・・・」
「わたし、字も書けないんですよ。自分の名前も住所も。そういうものなんです」

精一杯笑いながら言った。
みんな、黙ってしまった。
また、しらけさせたのかも知れない。
でも、どうしても言いたかった。

後遺症だって言ってるのに、「でも直せ」ってか?
それ、足が不自由になった人に「歩け」って言ってるのと同じじゃないの?
わたしは、またひどく悲しくなった。
こんな、バランスの悪い姿勢になって、悲しみと焦りと不安に襲われているのは、わたしなのに。
「猫背を直した方がいい」と言った人は、最後まで「ごめんね」を言わなかった。
畜生。

こうやって、精神障害者は障害を隠して、だんだん閉じこもり、一人になっていくのかな。
外に出たら、傷つくもの。
そんな弱いこころでどうするんだとか言うやつがいたら、わたしはワインの瓶で、そいつのあたまを叩き割ってやる。

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現実逃避のチャット人生

oyaji

毎日、50・60代チャットルームにいて、わたしはだんだん飽きてきた。
だって、出て来る固有名詞が古臭いんだもん。
ただでさえ、芸能音痴なわたしなので、芸能ネタをやられると、もうまったくついていけない。
「その芸名って、相当古い人だよね?・・・」とあたまで考えるのみである。

おまけに、寒すぎるオヤジギャグの応酬。
自分でオヤジギャグだと言いながら、やり合いっこしているので、たちが悪い。
いや、悪いというより、ここはわたしの居場所ではないのだ。
寒い人たちは、ここへ置いていこう・・・と、わたしは新たなる新天地を30・40代ルームに求めたのである。

まだ、30分間ほどしかいなかったので、様子がわからない。
でも、ログの流れが速くて、無駄な感嘆詞がなく、読みやすい。
こっちの方がわたし向きだな。
だが、この部屋にいて「年寄りババア」と追い出された47歳女性も、50・60代ルームにいるので、油断ならない。

わたしはいま、50歳だ。
とっても微妙な年齢だ。
でも、あたまが幼稚だから、自分的には30・40代ルームなんだがな。
49歳と偽って、「ギリギリだけどごめんよ」と入っていくか。
たぶん、追い出された女性は、精神年齢がかなり上だったんだと思うの。
まー、あんまり年齢を聞かれることってないから、大丈夫かなあ。

と言いつつ、わたしはいま、精神科ルームにも入っている。
荒らしが多いが、なんだかんだ言っていちばん落ち着くのは、ここかな。
ずっと常駐しない理由は、荒らしなどに遭いやすく、住人同士の人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性も高いからだ。

今日、荒らしがあんまりひどいので通報してみたら、なんと運営者が降臨してきて、しゃべるのでびっくりした。
通報を受けて荒らしの様子を見に来た運営者が、いったん落ちたとき、わたしが「あれ運営者のような気がする」と発言したのを受けて、のちに再び現れた運営者が「なぜ、わたしを運営者だとわかったのですか」と訊いてくるので、「なんとなく」と答えた。
なんとなく、わかっちゃったんだよね。なんでかなあ。

そういうことで、わたしのチャット人生はまだ続きそうです。
今日の夕食後の散歩のときも、わたしは右に身体が偏り、自分の中心がわからなくて、こころが沈んだ。
わたしのチャット人生は、いわば現実逃避なのである。

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身体が右に傾く件

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わたしの「身体の中心がわからない」ってどんな感じかっていうと、歩いていると、右側に体重が乗っかっているのがわかるのだが、それを左に戻すと、今度はまるで体幹をそのまま左に移したかのように不安定になり、歩きにくくなるみたいな感じだ。
要するに、自分の体を左に傾かせて歩いていると思ってもらえばいい。
あれで、ちょうど見た目が「ふつう」になるのだ。

だから、わたしが「ふつう」に歩こうとすると、しんどい。長続きしない。
なので、右に傾いて歩くのだが、これも不愉快な感覚なのだ。
いったい、どうしたらいいのだ。

さらに問題がある。
自分でもわかるのだが、歩くとき、体幹が回旋していない。
胸より上が、板で固まったようになっている。
無意識に歩いていると、腕を前後に振っていない。
つまり、上半身が、ガチガチなのだ。
なんで、こんな歩き方になったんだよう。

やっぱり、遅発性ジストニアとの関係は否定できない。
同時期に起こったことだから。
とはいえ、こんなふうに、頸・身体が右側へ傾いてしまうという現象は、過去15年前にも起こったことがある。
そのときは、1年くらいで治ったらしい。
それでも、1年だ。

精神薬は、とくに向精神薬は、ほんとうに嫌な副作用が多くて、大嫌いだ。
もう、二度と飲みたくない。
しかし、あれを飲まないと、わたしはうつから躁に転じるとき、とてもイライラカッカして、周り中を引っ掻き回すので、人に迷惑をかけないために、飲まなければならないときがある。

こんな変な姿勢で歩いているわたしを、周りはどう見るんだろうな。
「ちょっとあたまがおかしい人」かな。
まあ、そんなところだろう。
ため息が出る。
何度もこころで噛みしめるが、健康ほど大切なものはない。
健康をいま持っている人は、ほんとうにそれを大事にすべきだよ。

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姿勢を診てもらう。

ame

今日は、診察へ行ってきた。
わたしはさっそく、遅発性ジストニアの症状について話した。

「頸は右に曲がっているし、猫背だって言われるんです。わたし、一度も猫背だって言われたことないのに。母も言ってます、いつもは綺麗な姿勢なのにって。歩くと、上体が回旋せず、手も振りません。姿勢がおかしいんです」

H主治医は、わたしの頬に手をあて、「これが正面やな」とぐいっとあたまを曲げた。
わたしにとっては、それはかなり左だった。

「セトウス(薬)を抜きましょう。その代わり、頓服を出します。それで、様子をみましょう」
セトウスというのは、眠剤として飲んでいたのだが、これもジストニアの原因となり得るらしかった。
もうひとつ、ジストニアの原因となり得る薬であるエビリファイは、すでに2週間前から抜いている。
もう、薬漬けは嫌だ。

ただジストニアというのは、まえにも書いたとおり、原因薬物を抜いたからといって、症状が治るわけではない。
場合によっては悪化する。
数年後に再発(悪化?)することもあるらしい。
あー嫌だ嫌だ。

そしていま、頸が痛い。
左に傾けると、ポキっと音がする。
パソコンなんかを打っていると、とくに頸が右に曲がっていくのだ。
歩いているときも、曲がる。
ほんとうに、わたしの身体はどうなっていくんだろう。
もう、他人に見られたくないなあ・・・。
猫背なおせとか、言われたくないよ。

フェイスブックにちょこっと愚痴ったら、お見舞いのお言葉をいくつか頂戴した。
ありがとう。
でも、なんかこころが沈んじゃって、しばらくこのままなのかなと思ったりする。

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他人の飲食物

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ビールの季節になった。
この時期、話題になるのは「どんなビールを飲んでる?」である。

わたしは某社の発泡酒を飲んでいる。
外国産のビールのような風味で、まあまあ旨い。
それで一応、満足している。

ところがですよ。
「どんなビールを飲んでる?」と訊いてきて、それを答えると、「なんだ、発泡酒でしょ? それ」という輩がいるのである。
輩は続ける。
「ビールはやっぱりビールでないとね。麦芽とホップだけでつくったのなんかいいよね」

当たり前じゃないかー!!
わたしがビールではなく発泡酒を飲んでいる理由は、たんに経済的問題である。
それでも、第三のビールを飲んでいないだけ、ましだと思っている。
その、第三のビールさえ満足に飲めない人だっているだろう。
またきたよ、底辺人間がすぐそばにいることを知らない、中流階級のやつが。

「ゑびすは麦芽とホップだけだから、旨い」
「ああ、そうですよね」
彼らは続ける。
そーんなこと、とっくの昔にわたしだって知ってるわよ。
でもあれ、単価いくらよ?
そんなの毎日飲めるなんて、いいご身分よね。

だいたいにおいて人間と言うものは、自分が食べているものや飲んでいるものをけなされると、腹が立つものである。
その昔、チャールズ皇太子がダイアナ妃とともに日本を訪れたとき、彼はイカの刺身がどうしても食べられなかった。
曰く「日本のイカの刺身と中近東の羊の脳だけは、食べられなかった」である。
この発言に腹を立てた日本人は、わたしだけではあるまい。
食えよ。出してやってんだからさ。なにも、人肉を食えって言ってるんじゃないだろ。

そういうふうになるものだから、人の飲食物にケチをつけるのは、絶対止めた方がいいと思うのである。
かの、発泡酒をけなしたやつだって、ドイツやベルギー人からみれば、「おまえ、よくそんなビール飲んでるな」って話になるだろう。
井の中の蛙ってやつだ。
発泡酒じゃないビールを飲んでいる人には、気をつけてもらいたい。
「発泡酒を飲んでいます」の人は、たいてい経済的問題を抱えているのだ。
ビールが発泡酒より旨いなんて、当たり前のように知っているのだ。
第三のビールを飲んでいる人を、鼻先で笑ったりしては決していけない。
他人の飲食物に、ケチをつけてはならないのだ。

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躁うつ病はうつ病じゃない

komaru

わたしが躁うつ病だって言うと、しばしば「自分もうつ病で」という人が現れる。
うつ病と躁うつ病って、名前は似ているけれど、まったく別の病気である。
躁うつ病は、うつ病に躁病がついたものではない。
なんで、わたしがうつ病患者と同じにされなきゃならんのだ。

わたしは、病歴15年のベテランである(先輩たくさんいるけど)。
精神科の病気や薬のことは詳しい方だ。
それなのに、このまえは、はしかみたいなうつ病にかかっていた人が、滔々とうつ病の辛さやその解決策について述べてくれた。
それも、その解決策間違っているし。
過呼吸っていうのは、酸欠じゃなくて、むしろ二酸化炭素不足によって引き起こされるのである。
だから治療としては、口に袋あてて、二酸化炭素を吸うわけでしょ。
そこを、逆に話してんの、その人。
わたしは面倒なので、「はぁ、はぁ」と適当に相槌を打っていた。

なんなんだろうな。
精神疾患者に同調して、仲間みたいなふりをする人。
治ったんなら、健康な人として生きていけばいいじゃない。
躁うつ病は不治の病だから、病気と共存していく道を歩むのみである。
ひたすら、悩み苦しみ喜び落ち込みながら、生きていくのみ。
病気が違えば、生き方も変わってくる。

それなのに、治るうつ病の人が、「いつかきっと良くなるから」とか言ってくると、ため息が出てしまう。
わたしは病気と共存していく覚悟を決めているのだよ・・・。
あなたと同じじゃないんだよ。
しかし、このこころのつぶやきは、表には出さない。
混乱するか駄目押しされるに決まっているからだ。

このような、ささやかだけれど「ちょっと嫌」みたいなことは、障害者ならみんな抱えているだろうな。
あ、「自分だって15年間うつ病が治らない」の方は、躁うつ病の可能性があるので、医療機関を変えるのも手ですよ。
わたしも、10年間うつ病と誤診されて、苦しんだ。
治らないってわかっていたら、リハと称してバイトしたり、焦ったりしなかったのに。
無駄にあがき苦しんだ10年間だったな。
いまは解脱して、世捨て人となって生きている。

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人様の事情

bed

50・60代チャットルームでチャットをしていたら、話題が「親が要介護になったらどうするか」になった。
わたしは半分冗談で、「無理心中する」と言った。
これに、キッとなった女性がいたのである。

「なんてことを・・・」と彼女は言った。
わたしは知らんふりしていた。
自分自身が要介助なのに、親の面倒をみることは、おそらく福祉の力を大きく借りなくてはなるまい。
100%冗談を言ったわけではないのだ。
もちろん、ほんとうに殺したり自殺したりはしない。
ただ、状況はそれくらい切迫しているということだ。

彼女はたんに、わたしが親不孝でそう言ったと信じ込んだらしく、次回出会ったときも「親の面倒をみなきゃね」と説教めいた発言をしてきた。
あーうざい。
ここからどうなるか、その時点でわたしは想像できた。
自分のことを話さなければならなくなるのだ。

「毎日、暇にしてるのね」
「そうですよ。もう、暇で暇で」
「仕事はどうしてるの?」
「してませんよ」
「していない?!」
「(ほらきた)・・・病気でドクターストップなんですよ」
「外科系疾患?」
「(外科系を病気と呼ぶのか?)わたし、精神障害者なんですよ」
「ああ。それで、暇なのね」
「そうですよ。自分にヘルパーを呼べますよ」

ほらね。言わされてしまうのよ。
これが続くと、「あいつは障害者であることを盾に、いろんなことを言い訳する」になる。
わたしは隠す必要はないと思っているので、聞かれれば障害者であることを明言している。
でも、なかにはそういったことを言う人がいるので、あまり言い散らかさない方がいいと思っている。
ただ、現実には、仕事をしていない、結婚も子育てもしていない、あなたはなにをしているの? という質問がどうしても出てくる。
それで言わされてしまうのだ。
障害者だけではなく、精神障害者ってところまで。
そんで、ずどんと引かれるの。
勝手にしろって感じ。

経済的なことにしろ身体のことにしろ、「普通の人」っていうのが、いちばんタチが悪いんじゃないのかな。
そばに、極貧や障害者がいるとは、1ミリも思っていない人。
全部が自分と同じように、普通の生活を送っていると思っている人。
疑うべきだよね。
自分と違う、なにかがありそうな人は。
極貧なんじゃないかとか、病気なんじゃないかとか。
そして、ハッキリしないうちは、そっと見守っておくのがいいんじゃないのかなー。

まー人の事情なんてそれぞれだから、経済的なことや病気のことに限らず、あらゆることで、人を軽々しく決めつけない方がいいんだろう。
そんで、間違ってしまったら、やっぱり「ごめん」の一言だよな。
この一言があるかないかで、全然違ってくる。
「人様には人様の事情がある」と、うちの母は昔から口癖のように言っていたな。
ほんとにそうだと思うよ。

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皮膚がんメラノーマの恐怖

tsume

メラノーマという悪性の皮膚がんがあるのだが、これは爪のなかにもできる。
そんで、わたしはまえに温泉で足湯に浸かったとき、足の親指に内出血のようなものを見つけて、ナンダこれ? と様子見していたのである。

1ケ月ほどペディキュアを塗っていたのでわからなかったのだが、ちょっと気になって一昨日剥してみた。
すると、内出血はまだ治っていなかったのである。・・・

いや~な予感がして、わたしはメラノーマの画像を検索した。
すると、なんだかなかには、わたしと同じような画像があるじゃありませんか。
ぎゃー怖い!
小心なわたしは、びびってしまった。
これ、ただの内出血にみえるけど、病院に持って行ったの方がいいんじゃないか・・・。

それで今日、さっそく懇意の皮膚科へ行って診てもらったのである。
精度な拡大鏡で内出血をモニターに映し出してもらって、わたしは患部をみた。
ぐえー。グロテスクだよう・・・。

でも、先生は「内出血に見えますねー。ここんところ、こうなってるし。うーん。もう2ヶ月後、来てもらえますか」と言うのであった。
ほっ。
内出血ならば、爪が伸びるとともに、色素も上へ上がっていってなくなるそうだ。
そうだよね。
わたしは白人でもないし、お日様にあんまり当たっていないし、皮膚がんなんておよそ考えられないよね。

そして、あと2ヶ月、つま先を圧迫するような靴、ヒールを履かないように言われた。
夏でよかった。
いま、わたしはグラディエーターを履いている。
つま先、出ているから大丈夫~。

しかし改めてメラノーマの画像を思い出してみると、もう足が腐ったようなものもあって、こういう人はなぜここまでひどくなる前に、病院に行くことを考えなかったのかと不思議に思う。
メラノーマは、進行が早く、それだけに悪性度が高いという。
あんな足になってちゃ、たぶん助かってないよな。
うはー。
2ヶ月後、わたしはきちんと皮膚科を再診しようと思う。

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通天閣でラブ

tsutenkaku

昨日は、チャットとスカイプで仲良くなったSさん(57♂)と、通天閣のある新世界へ行った。
Sさんは、さる企業の取締役をしている人である。

「なにが食べたい?」と聞いて「なんでもいい」と言われたら、いちばん困るとこぼす人なので、わたしは「すっぽん」ののぼりを見つけ、「すっぽんが食べたい!」と主張した。
これはほんとうのことで、長年ずっと、すっぽんを食べてみたいと思っていたのだ。

Sさんは快諾してくれて、望みのすっぽんが食べられた。
ワインで割った生血も飲んだ。
嬉しい! 念願のすっぽんだ~。
すっぽんは、鍋のゼラチン質の肉もよかったが、わたしは刺身が気に入った。
いままで味わったことのないような味だ。
美味しい。
わたしは、すっかり上機嫌になった。

それで、そのあと通天閣に昇って、景色を楽しんだ。
Sさんという人は、ひどい物知りで、チャットやスカイプでは「歩くグーグル」と呼ばれている。
だから、あれはこれこれで、あっちへ行けばこうなんだよ、と全部解説してもらって、楽だった。
で、その頃から雲行きが怪しくなってくるのである。

Sさんが、わたしの手を握った。
わたしは断れなくて、そのまま二人は歩いていた。
わたしはこのことを、なんとなく予感していた。
なぜなら、Sさんがわたしに「飲みに行きましょう」と言ったとき、一瞬決心のようなものを見せたからである。

その後、カラオケ屋で飲んで歌っていると、彼が唇を盗みに来た。
わたしははっきりと、「わたしをどうするつもりなんですか。遊びにされるのは嫌ですよ」と言った。
するとSさんは、「じゃあ、付き合おう」と言った。
わたしはちょっと迷った。
Sさんのことはとても尊敬しているが、この人はあまりにも大人だ。
H主治医からも、「あなたなんか、僕でも落とせますよ。簡単」と言われている。
とにかく、成熟した男性からみれば、わたしは子どもなのだ。
うまくいくんだろうか。・・・

黙っていると、Sさんは「いま返事しなくてもいいよ。東京オリンピックまでに返事くれれば」と言った。
そんなに考えるわけないだろうと思いながら、何曲か歌いながら考えた。
Sさんは37歳のときに妻と死別しており、3人の娘を育て上げ、いまは8人の孫に囲まれて、やもめ生活を送っている人である。
淋しいんだろうな。なんだかんだ言って。
わたし自身は、Sさんのことが好きだ。
ここはもう、自分のこころに正直になるか。

そして、何曲目かのときに言った。
「Sさん、じゃあ、付き合いましょう」。
そうして二人は、両手で指切りげんまんをして、「よろしく」と挨拶した。

それから場所を移して、今度は地酒を飲んだ。
Sさんは、わたしよりちょっと酒が弱い。
わたしにとっては余裕の量で、彼は満足したようだった。

来週は、彼は用事があるので会えないが、次の週、京都の東寺に行こうと約束した。
Sさんは、おじいさんのような趣味を持っており、好きなものは仏像、日本画、寺、神社である。
あとは電車オタクと、ゴジラのフィギュアを集めていたりもするへんな人だ。
いったいこの先、どうなるのだろう。
新しい世界が、開けた。

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チャットルームの謀反?

daikon

このたび付き合うことになったSさん(57)とは、チャットで知り合ったわけだが、そのチャットルームで謀反が起きてしまった。
つか、起こしたのは、わたしとさるピアノ教師(47♀)である。

いままでいた50・60代チャットルームの構造というのは、ある河内のヤンキーおばちゃんを中心に、彼女を取り囲む男性たちが彼女をいじるというか持ち上げることで成り立っていた。
わたしはずっと数日間ろむっていて、ようやくそれを掴んだわけであるが、このまま去るのもどうかと思っていたところ、ふとピアノ教師も同様に考えていることがわかり、しかも彼女の場合はヤンキーばばあの子分にされていて、事態は深刻であることが判明したのだった。
彼女が言うには、わたしの言うとおりで、あの部屋は彼女の取り巻きで成り立っている、そして彼女はそれを危うくするような女性を、子分にするか排他しているということであった。

あーあ。
どっこにでもあるチャットルームのいざこざだよ。
ここにもあると思っていた。
だからわたしは、ほとんど口を出さずに、ただじっと人々の言動を見て、誰がどういう人間関係にあるのか見定めていたのだ。

わたしとピアノ教師は話が合った。
そこで、「それじゃ、新しい部屋をつくればいいじゃない」ということになったのである。
そんなわけで、大根のように引き抜こうとしたのが、チャットルームの重鎮であるSさんである。
その時点では、まだ恋人同士になっていなかった。
でも、わたしはこの人は確実に信頼できると信じていたので、ピアノ教師とともに、彼のまえで、河内のヤンキーばばあを論理的に批判し、新しい部屋について構想を練っていたのである。

すると、引き抜くには困難を極めるだろうなと思っていたSさんが、あっけなく「俺が部屋つくろうか」と言ってくれたのである。
ピアノ教師とわたしは、わーいと喜び、商談成立した。
そんで昨日、Sさんはハンドルネームを変えて、わたしたちは別部屋に移動したのである。

まもなく、わたしとピアノ教師を見つけた、反・河内のヤンキーばばあの女性Kさんがやってきた。
Sさんは最初、別人のふりをして話していたのだが、落ちる直前にKさんに一言、あるキーワードを言った。
Kさんは驚き、「いまのSさん?」とびっくりしていた。
「ははあ。反旗を上げたわけね」と彼女は言うので、わたしは「誰が首謀者ということはないんですよ。わたしたちはただ、風に吹かれてこの地へやってきただけ」と言った。
ほんとうにその通りなのである。
わたしにとっては、河内のおばちゃんなんかどうでもいいことで、より居心地のいいところへ移動しただけだ。

まったく、いい歳して、なにがチャットルームだよ。
河内のヤンキーばばあは、一日中チャットをしているので、もしその周辺に異変が起こったら、生活が脅かされたのと同じくらいに、必死になってかかってくるだろうな。
あとはどうなっても知らない。
Sさんもわたしも、チャットなんか楽しければなんだっていいのだ。

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新恋人・Sちゃんのこと

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Sさん改めSちゃんと、昼はチャット、夜はスカイプで話している。
Sちゃんは、取締役でエライ人なので、朝、就業時間前から仕事して、昼の2時ごろになったら、暇になるようにしているのだ。
そんで、そのときにむずかしー顔をしながら、アホなチャットをしてさぼっているのである。
いけないおじさんだなー。

Sちゃんとは、昨日は「温泉行こうか」という話をしていた。
浴衣姿っていいよね、という話から脱線したのである。
いくつかリンクを貼ってくれたが、まー近場で渓流があって、川魚を食べられるようなところ、という形になっている。
わたし自身も中身がおじさんなので、こういうのは嬉しい。
Sちゃん、月曜日に休みを取るとか言ってたよ。
まー、男は最初の3ヶ月は一生懸命仕事をやりくりしてでも女に尽くすもんなんだよね。
この時期に尽くさせずして、いつ尽くさせるって感じ。

Sちゃんはいま、一人暮らしだ。
京都から滋賀に引っ越したのであるが、それは滋賀に家を建てたためである。
7LDK。
なんで? と思ったら、将来的には末娘夫婦と同居する予定らしい。
でもいまは、7LDKに一人。
きっと、淋しいんだろうなー。

その7LDKから、SちゃんはTVを見ながらスカイプをかけてくる。
「いつもTVを見てんのね」と言ったら、「だって、静かなんだもん」と言った。
あたりは、蛍が出るほどの田舎らしい。
ひょおおお。
なんてところを、終の棲家にしたんだい。・・・

いまはまだ、引っ越してきたばかりで、段ボールも残っている状態らしいが、娘さん夫婦は、いつ引っ越してくるんだろうな。
そうなったら、わたしの役目はあまりないような気がする。
わたしは、これまで数々の男性に捨てられた女だから、そういうのはすごく敏感だ。
きっと、わたしの方が淋しくなるだろうな。
それまでの関係なのかな。

でもSちゃんは、のんびり来年の話なんかもしている。
水着姿が見たいと、オヤジ丸出しのことを言うので、「いまは腹ポテだから嫌だなー」と言ったら、「自分がいいと思う体型になってからでいいよ。来年でもその次でもいいし」と言ってくれている。
その側で、わたしは、元KJもおんなじようなことを言っていた、「結婚なんかしてもしなくてもいいし」なんて言葉を思い出している。
いつの日かなんて日は来はしない、ってほんとうかも知れない。
遠い日の約束なんて、意味がないよ。

ともかく、Sちゃんとは今後どうなるかわからない。
なにしろ、ここまでのオヤジとは付き合ったことがないよ。
最近、自分にかけられた呼び名は「お父さん」と「じいじ」だけらしい。
何回も、同じことを繰り返し話すしさー。
すごく博学な人なんだけれど、忘れっぽいのかな?
ちょっと老人入ってるよね。
こんな人とわたしの組み合わせだと、まるで「同伴出勤をしている水商売の女とその客」って感じになる。
わたしの知らないことばかり話すしさー。
わたしは、「へー」を繰り返すのみ。
でも、向こうからすれば、わたしの反応は面白いらしいよ?
スナックでバイトしていたときも、わたしの呼び名は「宇宙人」だったからな。
わたしは、たぶん、どっかリアクションがおかしいんだと思う。

そんなSちゃんの趣味は、鉄オタと街並み探索、フィギュアである。
街並み探索は、古いものほど好きみたいで、今度わたしのマンションの近くもするつもりらしい。
最初は、なんて好奇心旺盛な人なんだと思っていたけれど、あれはただの趣味だな。
マンションの近くの、訳わからんホルモン屋で、一杯やることになりそう。
そういうの、わたしは嫌いじゃないけどね。

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チャットルームとスカイプ

ajisai
あー眠い。
躁期には信じられないほど、ここ2日ほど、よく寝ている。
恋人ができて、ふぬけになっちゃったかなあ。
まーわたしの場合、それはあり得るな。

昨日のチャットルームでは、入ったとたん、農家の女性Kさんから「どうしてもスカイプでしたい話がある」と言われ、恋人Sちゃんを残して、女二人で会話していたのである。
曰く、「自分は夫にはとうに未練はなく、15年続いている男性が、そろそろ一緒になりたいと言っている。でも自分には介護している舅がおり、この人だけは見捨てられない。どうしたものか」であった。
こんなの、わたしにはわからないって。
だって、わたしは独身で、世捨て人、世俗とはまったく離れたところにいる人間だよ。
「ふーん。でもKさんは人生長いんだからねえ。自分の幸せを追求してもいいんじゃないですかねえ」と、適当なことを言っていた。
その後、わたしとチャットルームの謀反を起こしたピアノ教師が来たので、一緒にスカイプで3人で話すことになると、主婦二人で盛り上がり、わたしは取り残された。
そんで、Sちゃんのことが気になって、チャットルームでSちゃんに反応していたのだが、Sちゃんは仕事中だし「ゆっくり話しておいで」と言うばかり。
うーん。わたしはSちゃんとチャットがしたいのよう。

主婦二人は、楽しそうに会話していて、わたしはいいんだけれど、Sちゃんのことが気になった。
Sちゃんは、チャットは楽しければなんでもいいという人である。
この部屋が、いつもいつも主婦の井戸端会議になったら、絶対面白くないに決まっている。
男がいないとなあ、やっぱ。
Sちゃんには、チャットで知り合った2人の懇意にしている男性がおり、彼らとはリアルでの付き合いもある。
しかしここは大人の男の世界で、「ラインで繋がっていれば、いつでも一緒に飲みに行けるし、チャットではどうでもいい」とのことである。
どうなるかなあ、これから。
二度と、問題になった河内のヤンキーおばちゃんの部屋へは帰らないだろうけれど、一抹の不安もある。
わたしにとって、Sちゃんがいないチャットルームなんて、空気みたいなもんだもん。

夜になって、Sちゃんと二人でスカイプしていたら、「僕が造反したって言われてるらしいよ」と笑っていた。
毎日チャットルームに来て仕切っていた人が、3日も姿を現さなかったんだもんね。
そりゃ、みんな変に思っていると思うよ。
それから、先日新世界に行ったときに、たまたまスイスからメールを送ってきた懇意にしている男性一人に、彼は「いま新世界で飲んでいます」とレスしたので、「いったい誰と飲んでいたんだ」が話題になったらしい。
彼は、「僕は、僕と飲むんだから、特別いい女に決まってるだろ」って返事したけどね、と言った。
嬉しいこと、言ってくれるね。
まー、昨日も書いたが、男が女に尽くすのは、最初の3ヶ月まで。
その間は、思い切りチヤホヤされているのがいいの。

そんなわけで、いまチャットやらスカイプやらで忙しい。
だから、疲れてぐっすり寝ちゃうのかな。

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チャット依存のSちゃん

suyasuya

相変わらず、躁にも関わらず、よく寝ているのである。
おかしいなあ。
なんでこんなに寝れるんだろう?

恋人Sちゃんができてからである。
なんか、安心感が出たのかなあ。
いまもねむーい。
いつもの躁とは違う・・・。

Sちゃんは、チャットルームを移したものの、懇意にしていた男性2人とはまだ仲良くしたいらしく、「仕事のパターンが変わって、午後が忙しくなったんだ」と言い訳して、ほかの人と午前中にもチャットしている。
いつ仕事してんだよ・・・。
それに、そんなことをしていたら、やがて懇意にしていた二人もやって来て、オマケに問題の河内のヤンキーおばちゃんがくっついてくるんじゃないかと、わたしは危惧している。
そしたら、元も黙阿弥じゃん。
わたしは自分の男が、風俗嬢のご機嫌をとっている姿なんて見たくないよ。
彼女はまさに風俗嬢で、自分は女王のつもりかも知れないが、男たちは彼女をいじったら面白いから集まっているだけなのである。
男同士、遊びたいのはわかるよ?
でも、「遊びたいから、風俗に行ってくるわ」という自分の男を、笑顔で見送る女がどこにいる!
とっても不愉快な想像だ。
でもあり得る事実だから、今度釘を刺しておこう。

でもさー。
じつはわたし、たかがチャットでこんなに疲れるの、嫌なんだよね。
Sちゃんが淋しくて、ちょっとしたチャット依存になっているのは、うすうす気が付いているんだけれど、それを引っぺがすほどの力は、わたしにはない。
依存症だからね。
あれ、病気だよ。
かの河内のヤンキーおばちゃんも、完全に依存症で、もう一日中どこかの部屋にいる。
みーんな、リアルが充実していない、淋しい人たち。
Sちゃんにも夜スカイプで言ってやった、「娘さんたちもみんな独立して、いまは一人で、淋しいでしょ?」と。
彼はちょっと考えてから、「そうだね」と言った。
だから、わたしはチャットをやめてもいいんだけれど、そうすると彼が河内のヤンキーおばちゃんと、いずれ遭遇するのは目に見えているので、監視している。
疲れる仕事だよ。
チャットにとりつかれた人を相手にするのは、ほんとうに疲れる。

一日くらい休みたいな。
ああ、それでわたし、寝てばかりいるのか。
Sちゃんは好きだけれど、チャット依存症のSちゃんは、ちょっと嫌いだな。

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Sちゃんと同居?

denden

恋人Sちゃんは、滋賀にわたしを呼ぶ気なんだろうか。
しきりに、「毎日、横に寝ている人がいるのって、いいよね」と口にするのである。
「深夜に目覚めても、いびきをかいている人がそこにいる。それだけで、また安心して熟睡できるんだよね」

それから、こうも言った。
「これまで、妻以外で一緒になってもいいなと思ったのは、過去に一人だけ。ゆみは二人目」

付き合って間もないのに、そんなことがわかるのかな。
Sちゃんは、亡くなった妻とは、学生時代にできちゃった婚をしちゃったほどの情熱家。
最初は燃え上がるんだろうなー。

でもさー。
ここを読んでくれている方々にはおわかりかと思うが、いまのわたしはたまたま躁期で、ふつーに動き回れているけれど、うつ期に入るとてんで駄目で、一歩も外に出ず、パジャマの生活になる人なんだよね。
とてもじゃないが、他人と暮らしたりできないよ。
料理だって、一生しないって決めてるんだから。
なによりもだよ。
せっかく世俗を捨てて自由な隠居生活を送っているのに、またしがらみつくってどうすんの。
Sちゃんはいま、7LDKの新築に住んでいて、やがて娘さん夫婦と同居が決まっている。
この人たちと、付き合いしなきゃなんないわけ?
無理無理。
わたしが結婚しなかった理由の一つは、女は結婚すると、わずらわしい親戚づきあいをしなきゃなんないからなのよ。
わたしは自由でいたいの。

過去に、一緒に暮らしてもいいなと思った女性とは、Sちゃんはそのことで別れたらしい。
一緒に過ごせないから別れんの?
へんなの。
よっぽど淋しがりやなんだね。

もし、滋賀に来いって言われたら、わたしは断るな。
だって、H主治医とはよく合っているし、なかなか気の合う精神科医っていないものだ。
もう、わたしにも生活パターンができてしまってるんだよね。
うんにゃ、なにより彼が、わたしの病気をまだ全然理解していないところに問題があるか。
いかにわたしがろくでなしかわかったら、一生一緒にいたいなんて思わないはずだよ。

やっぱ障害者って、言われるだけのことはあるよ。
出来ないことが多いんだ。
わたしの場合、見た目がわからないから厄介だ。

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睡魔とのたたかい

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眠いのである。
もうこれは、完全に体調がおかしい。

思うに、わたしはチャットとスカイプで疲れているんじゃないだろうか。
最近は昼から晩まで、恋人Sちゃんと交信している。
そのあいだも、わたしは眠くて仕方ない。
Sちゃんとほかの人が会話しているときも、もう寝てやろうかと思うくらいである。
みんな、何時間も連続で、よくチャットなんかしてられるよ。
Sちゃんも、プチチャット依存症だからなー。
わたしはそれに、ついていけんのかも知れん。

しかしまー、その昔は、わたしも一日中チャットをしていた、歴然たるチャット依存症だったので、気持ちはわからんでもない。
あれ、ほんとうに中毒だよー。
わたしがそこからどうやって抜け出したのか知らないけれど、やめてしまえばアホらしい世界だったなと思う。
中毒の人にとっては、それが生活の全部になるので、そこでなにか揉め事が起こると、必死になるんだよな。
それで、大人げない喧嘩が始まったり、派閥抗争が行われたりするのだ。
ほんっとにアホらしーよ。
いまはわたしは、完全な傍観者でいる。

スカイプの方は、Sちゃんが元締めでやってたグループスカイプが、このところ開かれていないので、Sちゃんのところにはいろんなメッセージが飛んできているらしい。
Sちゃん、わたしに夢中だから素知らぬ顔。
でもわたし、ちょっと疲れているみたいだから、たまにはグループスカイプしてくれてもいいんだけれど、グループスカイプはわたしにとって、面白くもなんともない場所なので、昨日「グループスカイプするなら、わたしは拒否るよ」と言ったら、Sちゃんはグループスカイプをやめてしまった。
んー・・・たまには、ほかの人と話すのもいいと思うんだけどな。
Sちゃんは、わたしを掴んで離さないっていう状態になっている。

で、Sちゃんの趣味の一つは仏像だから、わたしを「如来菩薩」とあがめている。
なんだ、如来菩薩って・・・。
Sちゃんは物知りだから、「それなに?」と聞いたら、なんでも返答が返ってくる。
でも、その説明がながーい。
そんで眠気に拍車がかかり、わたしは講義を聞いているような気分になる。
でも、そういうときのSちゃんは嬉しそう。
講釈たれんのが好きなんだよな。
やっぱ老人はいってるわ。

そんなわけで、正直言うと、一日くらいはチャットもスカイプもやめて、ぐうぐう寝ていたいのだが、Sちゃんを一人にしておくのは可哀想だからなー。
Sちゃん、今日は午前中散髪。
たぶん午後からスカイプ始めるよ。
酒飲みながらやりたいところだが、昨日ワイン半分くらい空けても、目は開かなかったし、酔いもしなかったわ。
あ、そか。
3時から1時間くらい誰か来るって言ってたから、その間休憩できるな。
デートに休憩が必要ってなんなんだろう。
よくわからなーい。

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恐怖のうつ転

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今日、診察に行ってきたのである。
あまりにも眠すぎる件に関して、H主治医に相談した。

「1週間くらい前から、眠くて眠くて仕方ないんです。一日中寝てます。関係あるかどうかわからないけど、その頃から彼氏できました。それと、朝の薬を半分くらい飲み忘れています」

するとH主治医は「うつ転やな」と言った。
げー!
せっかく軽躁の時代が訪れたのに、またうつ?
わたしの活動期間はいつになるのよ?

「朝のくすりは、飲み忘れたら夜でもいいから飲んでください。一日の総量が大事やねんからね」
「はい・・・でも、躁がそんなに急にうつになるなんて、あるんでしょうか?」
「ありますよ! 一日のうちで変わることもありますよ」
「えー。また躁になりますか?」
「(笑)ずーっと躁だったら、僕だってなりたいですよ」

わたしはちょっと絶望した。
とにかく、朝の薬をちゃんと飲まなくては・・・。
ちょっとの不注意で、こんなことになるとは思わなかった。

その後、H主治医は話題を変えた。
「それで、今度の彼氏はどんなの?」
「57歳、会社役員で、滋賀に住んでる人です」←こういうのカルテに書いている。
「ふーん。滋賀からここまで来れるの? 車?」
「車でも電車でも1時間くらいみたいですよ」
「結婚はしてないんやな?」
「19年前に死に別れたそうです」
「ふうむ」
「いま、7LDKの家に一人暮らしです。いずれ、娘さん夫婦が引っ越してくる予定らしいですよ。結婚を視野に入れているのか、孫と一緒に風呂に入ろうなんて言ってますよ」
「あんた、それ出来るんか」
「無理です!」
「うん、病気への理解もないしな」
「まあ、男は付き合って3ヶ月くらいは、夢みたいなこと言いますからねえ」

ほかにもいろいろ話したが、相変わらず、わたしの恋愛話が好きなH主治医なのであった。
「今度はいつまで続きますかねえ」と言って、カルテにぽんとハンコを押した。

ほんとに、いつまで続くんだろう。
話していたら、恋人Sちゃんは、まだまだ躁うつ病のことを全然知らない。
根性で治ると思っているところがある。
「眠いと訴える不眠症なんて、医者に笑われるよ」なんて、呑気なこと言ってたからなあ。
「どうせ眠剤を減らされて終わり。そういうもんだろ」
いや、そういうもんでもないって。そんな簡単なんじゃないって。

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氷結を飲みながら

lemonade

「氷結」って美味しいよ、と恋人Sちゃんに言われて、レモン味を買ってみたのである。
確かに美味しい。
ジュースみたいだね。
でも、アルコール度9%ある優れもの。
今度から、冷蔵庫の定番にしよっと。

昨日はその氷結を飲みながら、夜、Sちゃんとスカイプしていたのである。
もう毎日スカイプ。
座っているのがしんどくなって、最近ではごろんと横になった状態で話している。
理論武装の鎧で固まっていたSちゃんの話題も、ここのところゆるくなってきた。
むずかしー話をし始めると、わたしがあくびをし始めるからだろうな。
でも、鉄オタの部分は治らない。
鉄道を愛しているというよりも、鉄橋やトンネルを愛しているという、へんな鉄オタだ。
どこそこのトンネルは明治何年に建てられて・・・とか聞いていると、わたしはまた眠くなる。
Sちゃんの難しい話は子守唄だー。
あっちは気づいているんだろうか。

Sちゃんはまだ付き合い始めで、熱くなっているので、金曜に仕事が終わったらそのまま車でマンションに来て、どこかで飲んで、土日を過ごし、月曜日にまたそのまま会社へ行くという、壮大なプロジェクトを立てている。
57歳の身体にそんなことが出来るのかなーと思ったが、本人はいたって平気である。
男の人って、ほんとに最初は熱いねー。
まーそのうち、娘夫婦が新居に引っ越してきて同居するようになったら、そんなことピタリと言わなくなるんだろうな。
それもまた、淋しいけどね。

熱くなっているSちゃんは、将来一緒に住みたいと思っているみたいだが、わたしには絶対無理だな。
Sちゃんにとっては天国だよ。
娘夫婦と孫に囲まれて、新たに伴侶もできて。
でも、わたしにとっては、全員知らない赤の他人だ。
しかもわたしは病気を持っていて、1年のうち3・4か月は寝たまんまだ。
とてもじゃないが、他人のなかで暮らせるわけがないね。
まーそのうち、Sちゃんもそのことに気づいていくだろう。

というわけで、朝のくすりを飲み忘れていたわたしは、躁からいまうつに転じている。
眠いんだよ、とにかくー。
今朝もSちゃんからメールが来たのだが、途中で寝てしまった。
なにをするにもだるいし、早く躁が戻ってくるのを待つばかりである。

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