LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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アカシジアの来襲

uma2

一昨日から、アカシジアという、一時もじっとしていられないという副作用が出て、すごく困っているのである。
なにしろ、座っていられない。
いま、世界陸上を北京でやっていて、それを見たいのだが、見てるそばから知らないうちに立ち上がって、家のなかを意味もなくウロウロしている。

「アカシジアだ!」とわかったが、原因薬物は勝手に医師の指示もなく量を増減させてはならないとあるので、わたしは土曜日の午前中の診察時間を狙って、H主治医に電話した。
「昨日から、じっとしていられなくて、朝の2時に目が覚めて、家のなかウロウロしてるんです」
「躁は? 上がってる? 下がってる?」
「上がってると思います。睡眠時間が減っているので」
「辛い?」
「辛いです!!!」
「じゃあ、××××を抜いてください」

それで、その薬物を抜いたのだが、それでも昨日の夜まで、座っていると貧乏ゆすりが止まらなかった。
恋人Sちゃんは、珍しく金曜日は遅くまで残業だったので、今週末は一日中スカイプしている。
わたしは、Sちゃんのまえで貧乏ゆすりをしたり、席を立って足踏みしたりして、「あーーーしんどい!! たまらん!!」と思っていた。
なにしろ、身体はもうしんどいと言ってるのに、脳が「動け!」と指令しているのである。
たまらなくなったわたしは、Sちゃんとスカイプしている間じゅう、ずっとノンアルコールビールやら、お茶とぐいぐい飲みまくっていた。
すると今度は、夕食時に気分が悪くなってきたのである。

「大好きなビールも飲めない・・・。チキンの焼いたのも食べられない。わたしはいったい、なにをやってるんだ・・・」。
ということで、ほとんど何も飲めず食べられずで、夕食を終えた。
Sちゃんは、その問題薬物を最後に飲んだのが一昨日の夜で、昨日の昼はなんともなかったのだから、昼には治るだろうとふんでいたが、アカシジアって一回出ると、そう急には止まらないんだよな・・・。

結局、夜の12時までスカイプしていたが、気分の悪さとアカシジアは、完全には治らなかった。
ほんとうに、冷や汗もんだった。
スカイプでは、じっとしていられないので、派手に貧乏ゆすりしたり、画面の見える範囲内でウロウロ足踏みしたりして、辛い思いをした。

「象印の小さな魔法瓶かなんか置いてさ。今日はこれだけしか飲めないってわかるように、しなさいよ。ペットボトルに半分お茶入れて、冷凍して出してから残り半分を入れるのもいい」

Sちゃんは男だから、常に建設的な解決法を提案してくれる。
まあ・・・そうんですけどね。
お茶はもういいわ。
思い出しただけで、気分が悪くなる。

そんで、また眠れなくて、今日も起きたの朝4時なのだが、睡眠時間が4時間を切ってくるとヤバい。
また、吐き気の応酬に見舞われるのだ。
今回切った薬は、それを改善するためのもので、上がって来る躁を抑えるものだった。
躁がおさえられないとなると、余計睡眠時間が減るのである。
なんだよ。
去年の躁は嬉しい楽しいで、まーちょっとトラブルもあったが、本人は楽だったのに。
ここにきて、事態がよくない方向にいっている気がする。

と・・・ともかく、お茶の飲み過ぎはわたしが悪かったから、アカシジアだけでも治ってくれい。
アカシジアを出したのは今回では初めてではなくて、過去に何回も出していて、家のなかを意味もなくウロウロしていた経歴がある。
だから、母なんかは「また出たの」と困った顔をしつつも、あまり心配していない。
あー。
今日も辛い一日が待っているだろうな。
睡眠時間4時間足らず、アカシジアの来襲。
今週末は、Sちゃんと過ごす予定にしていなくてよかった。
家のなか、ウロウロ歩き回る人間と一緒にいたら、落ち着けないよね。

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5歳児あたまの女

kakashi

チャットルームにいた頃、わたしをさんざんバカにした女がいるのだが、恋人Sちゃん曰く、「ゆみが言い返さなかったから、なにを言われても口に出せないヘタレやと思ったんやろうな」ということで、スカイプでもバカにしてきたのである。
もうブロックしたが、これも「逃げた」とでも思っているんだろうな。
じつはわたしはもともと、チャットではケンカっ早いので、「トラブルメーカー」とまで言われた人なのである(自慢にならない)。
だからおとなしくしていたのに、それが裏目に出るとは思わなかった。
わたしを意味もなくバカにしている女は、KSという。

KSは○潟県に住む農家の嫁だが、夫婦仲はとっくに冷え切っていて、本人は△古屋にいる男と8年も不倫しているわ、旦那もどうやらしているわ、さんざんな家庭の人なのである。
自慢は「それでもわたしは舅の面倒を見ているのよ」である。
数年前、横浜へ家族旅行したらしいのだが、このときなぜか自由時間というのがあって、旦那と子どもたちとは別に行動していた空白がある。
Sちゃんは、新横浜のそばにはホテル街があるから、たぶん△古屋の男と密会していたんだろうとアタリをつけているが、ない話ではないと思う。

そんで、昨日はSちゃんと、コイツの悪口合戦をしていた。
「たぶん、Kが旦那に不倫してますよって電話したけど、動じなかったところをみると、旦那の方はとっくにわかってるんじゃないか」
「旦那は舅の面倒を見てもらうため、嫁は50過ぎで働き口がないから家にいるだけ、って関係かな。横浜に行ったときが、最大のシャッターチャンスだったのに、あともつけないなんて、旦那のあたまの回転も悪いのか?」
「旦那はすでに、慰謝料をもらうための証拠を持ってるのかも知れん」
「それで、電話に動じなかったのか。舅が死んだとき、どうなるかが問題ね」
「いまは(KSを追い出す)時期じゃない」
「だいたい、あの夫婦はどうやって知り合ったんだろうね」
「海沿いに住んでたって言ってたよ。いまは山奥だよ」
「同じ○潟県でしょ? 大学で他の都道府県にいたのなら、そのときの話が出てきてもおかしくないはず」
「まあ、高卒か地元の短大出か。そんな感じはするな」
「お見合いかなー。○潟県って、そんなに大学ないよね」
「16大学あるよ。4つは近場だな。○潟国際大学・・・Fランク。××薬科大学・・・Eランク偏差値40。行くか?」
「偏差値40とは話が合わんよ。スナックに勤めてたから知ってる」

とまあ、人の学歴まで持ち出して勝手な想像して、喜んでいる二人なのである。
ちなみに、SちゃんもKSのことは嫌いで、「めんどくせー女」と称している。
ふん。
悪口言われたくなければ、そっちも言わないことね。
病人の障害者つかまえて、「50歳にもなって、親の世話になってる5歳児」なんて、よくも言えたもんだわ。
人にはそれぞれ、苦難や痛みがあることを、まったく知らないこの人こそが、5歳児あたまだと思う。

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メールで叩き起こされて

ZZZ

また寝る話だが、昨日はわたしがうっかりしていて、夕食時の薬と間違えて、眠剤を飲んでしまった。
6時台のことである・・・。

それからすぐに、恋人Sちゃんに連絡した。
わたしたちは、毎日7時半ごろから、スカイプをしているからだ。
ところがSちゃんからの返事はなく、いつも通りにスカイプを始めてしまった。

「ケータイ、読んでくれた?」
「ああ、読んだよ」

それでわたしは、わかってんのかなあと思いつつ、話そうとしたら、今度は向こうのPCの不具合で、音が聞こえない。
彼は、2007年のPCにWindows7を無理やり入れて、使ったりしているのだ。
なんでそんな面倒なことをしたがるかなあ。
不具合もなにもなければ、問題ないけれど。

「ちょっと再起動してくる」を何回も繰り返し、わたしは相当イライラしてきた。
ただでさえ、眠剤が効いてきて、あたまがぼーっとしているのに。
これはもう、今日は無理だと途中で思って、わたしは彼に電話をかけた。

「もう寝ようよ。仕方ないよ」
「そうやな。今度の土日にでも買いに行くか・・・」

そう言って、わたしはすやすやと睡眠に入ったのだが、それを邪魔してきたのがSちゃんからのメールである。
「PC、直ったよ」という知らせだったが、そんなもん、こっちは寝てんねんから知るかい。
7月中旬から、極度の睡眠不足のあまり、吐き気が止まらなかった苦しい日々を思い出すと、わたしは「早く寝なきゃ!」という強迫観念のようなものを持っている。
そんなことを知らないSちゃんじゃないのに・・・。

それでもわたしは、PCを立ち上げて、スカイプに入った。
しかし、呼んでもSちゃんは出て来ないではないか。
なに考えてんだよ、人を起こすだけ起こしておいて! とあたまに来たわたしは、「なんで寝てるのわかってるのに、メールで起こしてくんのよ!」と文句を書いて送った。
さすがに、その後メールは来なかった。

Sちゃん、こういうところが鈍くさすぎ。
最初に「眠剤もう飲んじゃったから、あまり長く話せないよ」って言ってあるのに、もう失念。
とにかく、鈍くさいよ。
まめなところがあるから、相殺されているけれど、不思議なくらい、Sちゃんには人のことが見えないときがある。

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9時になったらおやすみ

hitsuji

昨日、クソプロバイダが繋がらない件に関しては、夜の8時過ぎになって、ようやく復旧した。
2ちゃんで調べたら、すでに朝の4時から繋がっていなかったようだぞ?
いったい、どんな運営してるのよ!
しかもお詫びなし。
あたま来るわー!!

ということで、いつもは夜7時半くらいから始める、恋人Sちゃんとのスカイプだったのだが、昨日は8時過ぎから始めた。
するとですな。
今度はふーーっと眠気がやってきたのである。

「Sちゃん、眠い・・・・・・」と言ったら、彼は「眠いうちに寝た方がいいよ」と言ってくれる。
じつはこの現象、ここ数日間ずっと続いているのだ。
夜9時あたりになると、急に眠くなる。
大あくびが出てたまらない。
Sちゃんからは「呂律が回ってない」と言われるし、もうさんざんなのである。

平均睡眠時間4時間の恐怖からは立ち直れた。
でも、こんな生活がずっと続いていたから、もしかしたらまだ足りないのかも知れない。
じつは、いまもだるくて眠い。
昨夜、何回起きたかわからないよ・・・。
9時に寝て、次に起きたのが11時台だったからな。
まだ足りていないのかも知れない。

そういうことで、Sちゃんには悪いが、Sちゃんの話を生あくびしながら聞き、9時になったら「寝る」という状況が繰り返されているのである。
先日は、睡眠不足のあまり、強烈な吐き気の応酬で、ほんとうに大変な目にあったからなあ。
もう、二度と経験したくない。

「寝たいときに寝たらいいよ」というSちゃんの言葉に甘えて、これからもまた寝ようと思う。
それか、ユンケル飲むかな。
11時半から、美容室の予約してあんだよね。

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プロバイダがカスな件


あーもぅ!!
朝からパソコンのネットが繋がらないのである。
いまは、ガラケーからポチポチ打っている。

「これはモデムのせいだ」と思ったわたしは、さんざんケーブルを抜いたり刺したり、仕事中のSちゃんを捕まえてアドバイスをもらったのだが、一向に繋がらない。
やがてわたしは、昼の3時にやけ酒をあおってしまった。

しばらくしてメカオンチの母が、パソコンを見ていたが、メカオンチを侮ってはいけないな、彼女はモデムにちっちゃく貼ってある電話番号を見つけた。
「ここに電話したらいいんじゃないの?」
…確かに。

しかし、そこからも試練は待ち受けていた。
電話が全然繋がらないのだ。
15分くらい待っただろうか、ようやく担当の人が出てきて、エラー番号を言ったら、もうそのあとは聞くまでもないといった感じで、担当者は言った。
「失礼ですが、プロバイダさんは?」
「××××ですよ」
「じつは今朝から、そちらのプロバイダさんの方からのご相談ばかりなんです。通常考えますと、プロバイダさんの方になにかあるのではと」

なにーー!!
朝からモデムと格闘してたわたしをどーしてくれるのよ!!
こんな結論なら、らんらんとヒトカラに行ってたわよ。
××××め~!
こんな大チョンボするなら、解約金なしで解約してやるわよ!!

つーことで、夜、Sちゃんとスカイプするまでに直ればいいがな。
明日までかかったりして。
そんときは、マジで違約金なしで解約してやる!!
ふぁっきゅー!!

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ワインの夕べ

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一昨日は、恋人ちゃんと、「ワインの夕べ」をテーマにJAZZを聴きながら、チーズ各種やローストビーフを食べた。
なにやらインテリア用品を買ってきたSちゃん。
それは卵を半分に切ったような形をしていて、中からミストが出てきて、光が赤から紫へ、青へとさまざまに変化していく置物だった。
「これ、アロマだけじゃなくて、加湿器にもなるよ」と彼は言った。

夜、それを点けて、部屋の明かりを間接照明で薄暗くしたら、完全にバーであった。
「わあ、バーだあ!」とわたしが喜んでいたら、Sちゃんは「ゆみの喜ぶ姿が見たかってん」と言った。
彼は実際そういうところがあって、なにをすればわたしが喜ぶか、いちいち考えてくれているようなところがある。
そういえば、ピンクゴールドのピアスも買ってもらった。
これはわたしが、300円アクセサリーでピアスを買ってくれと言っていたものを、前倒しにして700円台で買ったもので、カワイイ揺れるハートがついたものである。
「300円でもあるよー?」と言ったわたしに、Sちゃんは事もなげに「どっちもそんなに変わらないでしょ」と言った。
それもそうか。400円の違いだもんな。
でも、実際喜んでいまでもつけている。
ほんとうに安上がりな女だと、自分でも思う・・・。

しかし、酒に関してはわたしは貪欲で、どんなものでもガンガン飲む。
一昨日は、ワインの夕べだから、赤白のワインと、ビールを飲みまくった。
あー気持ちいい!
実家だと、わたしが飲み過ぎないように、アルコール度の高いものは置いてもらえないのだ。
マンションで、Sちゃんとなら、いくらでも飲める。
Sちゃんは、「俺は飲むなとは言わん」(だけどほどほどにしとけ)と言っている。
なので、飲ませてもらいます!
この日も、ぱーっと飲んで、いきなり「カラオケ行こう!」という話になって、カラオケで気分よく歌っていたりした。
このへんから、「ワインの夕べ」ではなくなっていた。

翌日は、Sちゃんは車で帰らなければならないので、一滴も飲めないというのに、わたしは朝4時に起きて、さっそくビールを飲みながら、小林よしのりの「戦争論」(なつかしー)なんかを読む。
知らなかったが、わたしは夜中、1時間おきにトイレに起きていたそうだ。
どうりで身体がだるいと思った・・・。

昼すぎにSちゃんは滋賀に帰って行ったが、わたしはその直前まで、なにかしらアルコールを飲んでいたような気がする。
わたしは、しんどいときはアルコールに逃げる癖があるのだ。
たぶん、寝不足だったんだな。

プレゼントの近江牛のレトルトカレーを手に、わたしはSちゃんと実家のまえで離れた。
Sちゃん、「賄賂だ」と言って、いっつもなにかしら、実家に物を持ってくる・・・。
「賄賂だって」とわたしが母に差し出すと、母は「まあ、こんなことしてくれなくてもいいのに」と喜んでいる。
いまは、そんな感じだ。
来週は月末なので、Sちゃんに会える保障はない。
今度は何の夕べになるかな。
海に行きたいね、って話はしてるんだけどね。

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恋人Sちゃんの長話

fukidashi

恋人Sちゃんと話していて、ストレスを感じることがある。
Sちゃんの話は、長いのだ・・・。

「あのね」から始まって、5秒してから「こういうことがあんのよ」と言って、5秒経って「それでね」・・・という具合である。
わたしはいつまで経っても、結論が見えないので、その間じゅう、ずっと「うん、うん」「へー」「ほー」を繰り返さなければならなくなる。
これは、けっこうストレスだ。

まえに、ついに「Sちゃんの話は長い! 早く結論を!!」と言ったのだが、直っていないので、たぶん直らないんだろう。
まいるよなー。
困ったことに、「うん、うん」を繰り返しているうちに、わたしは眠くなってしまうのである。
昨日も盛大なあくびがたくさん出るので、「Sちゃんの話聞いてると、講義聞いてるみたい」と言った。
その場では「ごめん」と言ってくれるけれど、やっぱり直らない・・・。
だから、チャットは楽なんだよなー。
一人語りされなくて済むから。

下手に前彼が20代だったため、あの子のあたまの回転は速かったなーと思ってしまう。
Sちゃんも昔はあたまの回転が速かったみたいだが、57歳の今じゃ、どうしても若者には劣る。
知識はやたらめったらあるんだけどねー。
わたしとしては、もう少し軽快に話して、わたし自身も口をはさめるような雰囲気にしてほしいなと思っている。

それにしても、世間的には、わたしも50の女。
57歳を見くびってもいられないようだ。
7歳経ったらあーなるのかねえと思わなくもない。
だからといって、あたまのトレーニングとか、苦労する気は毛頭ない。
だから、わたしも57歳になったら、あんなしゃべり方になるんだろうな。
孫がいたら「おばーさんの話は長い」「それ前にも聞いた」って言われることになるんだろうな。

2004年から始めたこのブログだが、わたしはもう11歳も歳をとってしまっている。
内容的に、劣化は認めざるを得ない。
過去はほとんど全部語りつくしたような気がするしさー。
最近、これがあった、あれがあった、っていう報告になっているな。
あ、だから日記ブログなのか。
と、妙に理解してみたりする。

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ラーメン屋の楽しみ

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わーい。
明日は休みで、Sちゃんとわたしは、Rというラーメン屋に行くことにしているのだ。
久しぶりのラーメン、楽しみ~。
そこの店は、背脂の量も味も好きにチョイスできるのだ。

「背脂いっぱいの、Rのラーメンが食べたい!」
「その店、うちの近所にあるよ。食べに行く?」
「行こう!!」
と二つ返事で決まった話である。
ラーメンというものは、食べたくなったら、火がついたように食べたくなるもんである。

それと同時に、なぜかラーメンのあとは夕食のワインとチーズその他を買う予定にしている。
夜は、ワインの夕べなのだ・・・。
しかし、やはりワインとチーズだけで夕食というのはあり得ない。
わたしはぼんち揚げを買うことを提案し、Sちゃんはローストビーフとかスモークサーモンはどうかと言った。
ローストビーフもいいけど、経験上では、絶対炭水化物が欲しくなるんだよね。
ぼんち揚げがいいと思うなあ。

そんなわけで、週末はまたSちゃんとデートです。
Sちゃんはこれを、「週末同居」と呼んでいる。
わたしが滋賀に行けないからだ。
滋賀からわたしの家まで、1時間程度。
車なら、早いもんだなあ。
しばらくは、こんな感じでいいかなと思っている。

ただし、うちのマンションは誰も住んでいないので、調味料がない。
だから、宅飲みするときは、いつも刺身を食べている。
これが冬になったら、カセットコンロで鍋をする予定なんだよね~。
しかしわたし、冬はうつ期で外に出られなくなるんだけど、どうすんだろ。
すると、そこはSちゃんは開き直っていて、「パジャマの上からジャケット羽織ってこい」とか言っている。
もちろん、わたしもうつのとき誘われたら、パジャマで行くよ。
いまは躁期だからうつ期のしんどさを忘れているけれど、あれは着替えるのも億劫なくらい、だるいものなのだ。
気力もないしね・・・・・・。
いまもそうだけど、鍋つくったり片づけたりするの、全部Sちゃんの仕事になるよ。
彼なら、苦にせずやるだろうけど。
寝てばっかのうつ患者、まったく役立たず。

まーそのことも、冬になればわかるだろう。
1年を通してみないと、わたしのことなんか誰もわからない。
ほんとう言うと、一緒に1年住んでみないとわからない。
どんな病気なのか、あたまで描いているのと全然違うのがわかると思う。

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女の長いパンツ

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先日、チャットをしていてなんだかいま、恐ろしい話を聞いた? と思ったのが、50代女性同士が、「もうへそまでの長いパンツを穿いてるー」と発言したことなのである。
わたしも50ですけど、へそまである長いパンツって?
あれ、おばあさんが穿くものじゃないの??

わたしが聞かれて、「わたしはふつーの短いやつだよ」と言ったら、「へーお洒落ねえ」ときたもんだ。
嘘でしょ?
世の50代女は、へそまである長いパンツを穿いてんの?

そのことを恋人Sちゃんに言ったら、「うーん。長くてもかまわないけど・・・、パジャマ脱がしたら、へそから太もものところまで続いてるアレはさすがに引くな」と言った。
そのあと、続けて「男はなに穿いてたっていいの。あんなものどうせ包装紙だから」としごく当たり前のことを言った。
そうだよね。
男って、下着には関心示さない人が多いよね。

それにしたって、この噂話をしていたうちの1人は、現在8年越しの不倫中。
旦那にはなにも見てもらえないだろうが、不倫相手に長いパンツなんか見せて平気なのかね?

それもSちゃんに言ってみたが、彼は今度はこう言った。
「今日生理だから明日ねーとか言って、ごまかすんだよ」
「50過ぎの女に生理あるのか」
「個人差によるよね」
いや、でもこの女、たぶん56くらいだぞ。
さすがに閉経してるやろ。
スカイプしながら、ちょっと待って、とか言いながら穿きかえるのかなー。
なんかそっちの可能性の方が高い感じがする。

「見ていて美しいのが不倫。醜いのが不貞」と、三輪さんか誰かが言ったそうだが、それでいくと、かの女は不貞だな。
不倫してんなら、長いパンツなんか穿くなよ。
みっともねーんだよ。

わたしは不倫とは関係ないが、Sちゃんには「わたしは70歳になっても、長いパンツは穿かんぞ」と宣言した。
「俺はどっちでもいいけどねー」とSちゃんはあくまで、下着を包装紙扱いするのであった。
でも、長いパンツを穿いてしまったら、もう女じゃなくなる気がする。
だいいち、なんで必要なの? 長いパンツ。
そんなにお腹冷えるもんなの??

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計算を始める人

keisan

昨日、恋人Sちゃんとスカイプで話していると、なんだか途中から話が見えなくなったのである。
なんでかな? と思うと、さっきからSちゃんは、しきりに計算ばかりしているのだ。

「××が□□としたら、△△はこうで、◇◇はいくつだな」
というようなことを、しきりに言っている。

わたしは、計算がものすごく苦手で、数字なんか大嫌いの人である。
そうか。
それで、話が見えなくなっていたのだ。
わたしは言った。

「Sちゃん、さっきから計算ばっか! わかんないよ」
するとSちゃんは悪びれた様子もなく、
「あー、これ、酔うと出てくんだよな」と冷酒をあおりながら言うのだった。

酔うと出て来るって・・・。
一緒に酔えないじゃないか。

ほかにも、なんだか話が難しい方へ傾いていくのだ。
Sちゃんは、さる隣国が大嫌いで、A新聞も敵視している。
そういうのが、ぽろぽろ出てきて、まっことタチが悪い。
さる隣国については、わたしと論争すると、お互い真っ向から対立することがわかっているので、二人の間で禁句になっているのだが、それでも昨日はA新聞についてケチをつけていた。
人のケチをつけている人って、なんだかなあと思うわたしは、あれを反面教師にしなければならないと思う。

算数、歴史。
わたしの2大嫌いなモノが好きなSちゃんの、このへんの話題はついていけない。
わたしは現国と生物の人なのよ~。
なお、なぜわたしが文系であるにも関わらず、歴史が嫌いかというと、あれは数字が出て来るからなのだ。
つまり、年号である。
なんで1の桁まで大量の年号を覚える必要があるのか。
実際、鎌倉幕府なんていま、年号が変わっちゃってるっていうじゃないですか。
あーゆー受験用の要らんことを覚えさせようとするから、好きになるもんも嫌いになるのよ。

とまあ、自分に言い訳をしたところで、Sちゃんへの愚痴はやめにしておこう。
知は力なりってほんとうね。
悔しいわ。

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知ったかぶりのうつ病患者

ochikomi

前にも書いたような気がするが、わたしが「躁うつ病です」と言うと、わらわらと「自分もうつ病だった」という人が、後をたたないのである。
だーかーらー、躁うつ病とうつ病はまったく別の病気なんだって。
狭心症の人に、「自分も高血圧で」と言っているくらい、トンチンカンな話。

ところで、またその一人が出てきたのである・・・。
スカイプで、お盆の挨拶をして来られたので、「病気のせいで、眠れず、吐き気が止まらなかった」という話を書くと、「僕もうつ病だった時期があり」と書いてきて、睡眠薬は依存性があるから、あれに頼るのはどうかと思う、みたいな話をずらずら書き連ねていた。
あのねー、眠剤なしで眠れるようなうつ病って、うつ病とは言わないの!
ましてやこっちは違う病気じゃん。
ナンデあんたに、わたしの15年間の闘病も知らないくせに、いろいろ言われなきゃならないのよ。
こっちの方が、はるかに知識量も経験値もなにもかも、上回ってるのよ。
えらそーな口、叩くんじゃねーよ。

とまあ、なぜわたしがこんなに不愉快な思いをするかというと、やはり「わたしのこの地獄の15年間を知らないくせに」に限ると思う。
よくあることだけれど、躁うつ病は発見されるまでに10年とかざらにかかる。
その間、うつ病としての治療をされて、治らん治らんと苦しみ続けているのである。
いろんな副作用にも見舞われた。
だからといって、「薬はやめた方がいい」なんて、ド素人が口にすべきじゃない。
うつ病にしろ、躁うつ病にしろ、薬は絶対必要なのだ。
仮に、「依存性があるから」と眠剤をやめてしまったら、たぶんわたしは最近までゲロゲロと吐き気がしていたが、それがもっとひどい状態になっただろう。
必要なもんは、必要なのである。

わたしは、知ったかぶりをして、自分も同じ精神疾患者だよーと言って、近づいてくるやつは大嫌い。
「お互い、しんどいねー」ならいいけれど、「僕は眠剤は気持ち悪くて飲めなかった」とか言うやつは、こっちに寄ってくるなって感じ。
同じじゃないし。
眠剤飲まなくても寝れるなら、それ健康体じゃない。
ただの落ち込んでる人でしょ。勝手にすればいい。

とゆーことで、先の「僕もうつ病で」と言ってきた人間には、冷たくあしらっておいた。
簡単にいえば、あんたとわたしは違うのよ、である。
躁うつ病とうつ病の区別もつかんやつと、話をする気はない。
わたしが、「じゃあ、眠剤やめます」とでも言うと思ったのかね?
眠剤飲んでも3~5時間しか寝れてなくて、ゲロゲロ吐き気をもよおしていた人間なのに。
あれは忠告というより、わたしを当て馬にした、知ったかぶり知識の披露だとみた。

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遠い約束

karute


今日は通院日だった。
なかなか疲れた・・・体力不足のせいだ。

今日はもう、先週変えた薬の結果報告しかなかったので、わたしは吐き気が治りましたと言った。
H主治医の方は、「それで、交際相手とは上手くいってるの?」と訊いてきた。
「上手くいってますよ」
「ん~~。相手は、いずれあなたを伴侶に、と思ってるわけでしょ。早めに別れた方がいいんじゃないの?」
「(わたしが一生を共にするつもりはないと話したからだ)ん~~。でもね。なにも次の相手が見つかるまでに、別れる必要ないじゃないですか? いまはいまで楽しければそれで。そんで、目をキョロキョロさせつつ、次の相手を探せばいいわけで」
「・・・まっ、1年後には○○さん(わたし)の方で飽きてるかも知れませんね。僕はちゃんと、○○さんを一生診てあげますからね」
これでもH医師は、二人が逆の方向を向いているとして、心配? してくれているのだ。
なにしろわたしは、恋愛絡みで病状を悪化させることが多い。
医師としては、温和に済ませてくれよ~といったところか。

まー恋愛中のわたしには、誰の言葉も耳に入らないけどね。
ただ、H医師は間違ったことは絶対言わないので、たぶん機会を狙って、将来自分たちがどうありたいのか、話し合う必要があるのかも知れない。
わたしは世捨て人の素浪人だからなあ・・・。
万が一にも結婚なんかして、要らない親戚を増やして、気苦労ばかりの毎日なんか、送りたくもなんともないのだ。

そんなわけで、恋人Sちゃんのことは好きだが、彼の語る将来像、いつもそばにいる人がいる、とか、「80までは生きろよ。それからあとは知らん」とか、遠い未来のことを目前に広げられても、わたしは萎縮するのみなのである。
ただわたしが悪かったのは、どうせ無理だろうと思って言った、「いまの娘さん夫婦と孫のもとを離れて、2人暮らしするなら、考えてもいいよ」の言葉である。
まー無理なんだけどね。
可能になったとしても、そんなもん孫がある程度でかくなってからの話だわ。
ちなみにその孫はいま、3歳と0歳である。
いつの話やねん・・・。

わたしにとって、そんな遠い約束はあってないようなもん。
なにぶん、H主治医からも母親からも、「あんたはどうせ長続きせんからなあ」と言われているのである。
最近では、母はわたしに、「あんたに合わせられるような人、おれへんで」とまで言われている。
Sちゃんは、そういう意味で、貴重な存在なのだ。
大事にしていかなきゃなあ・・・。

とかなんとか言って、先日、うちのマンションにSちゃんが泊まりで来たとき、彼はせっせと動き回り、わたしの知らない間に洗濯をして、干して、たたんでくれていた。
わたしのタンクトップまで~。
ありがとう、ありがとう。
大事にしていかなきゃなあ~・・・。
ともかくSちゃんは動き回る。
コップもなにもかも、気がついたら、全部洗ってある。
わたしは一日中、新しい薬のせいもあって、ぼーっとしていたのみである。
ほんとに優しい人だなあ。
一緒に住んでいたら便利だろうなと思わなくもない。

「一緒に住んだら、家事も俺が全部やるよ。いまもやってることだから、平気」という言葉は、ほんとうかも知れない。
その先に、幸せな生活が待ってんのかなあ。
いま、あたまにふと「虹の彼方に」という言葉が浮かんだ。
Somewhere over the rainbow way up high,・・・
他人と一緒に住んで、なんかいいことあんのかな。

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吐き気が治った?

hoshi

新しい眠剤をもらって飲んでいたら、睡眠が7時間以上も取れるようになって、同時に吐き気もなくなったのである。
あんなに苦しんでいたのに?!
睡眠不足が原因だったのか・・・。

思えば5月に躁に入ってから、わたしは1日4~6時間しか寝ていなかった。
最近では、3~5時間になっていた。
そんなに眠れていないなんて、躁だから気づかなかった。
アホやなー。
そりゃ、その睡眠時間で、ずっと平然としていられるわけがないよ。

きっと、身体がわたしに休めと要求していたのだな。
恋人Sちゃんはなんらかのきっかけになったかも知れないが、すべてが悪いわけではない。
でも、最近は薬のせいか、一日中眠いの・・・。
夜のスカイプでは、いつもSちゃんに「ごめんね~」と言いながら、1時間も話さず寝ている。
向こうからすれば、ゲロゲロしたり、眠い眠いと連発したり、世話の焼けるやつやなーという感じだろうな。

世話の焼けると言えば、先日わたしが「1年間くらいお風呂で石鹸使ってない」(そこで引くな!)と言うと、「軍手がいいよ。楽だし、隅々まで洗えるし」と言って、軍手を4組も持って来てくれた。
「これがマンション用の2つ、これが実家用の2つね」。
・・・どこまで世話好きなんだ?
てか、自分の彼女が石鹸も使わず風呂に入っていると知れば、誰でもやるか。
とにかくわたしは、風呂が入れなくなっちまっているのである。
これも症状の一つといっていいと思う。
うつの人なんか、けっこう多数で、みんな風呂に入れなくなるよ。
なぜなんだろうね?

というふうに、Sちゃんが持って来てくれた軍手で、とりあえず1回はごしごしした。
うん、いいんじゃない? 軍手。
今度から愛用しよっと。
ピカピカになれるかなー。

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お盆の3日間

wani

13日昼から今日15日朝まで、恋人Sちゃんと一緒にいた。
Sちゃんは、お盆は15日に寺へ行くんだそうだ。

そんで、食べてきました、新世界でゲテモノ串。
ワニとカンガルーとカエルを食べた。
サソリとコオロギもあったが、これはちょっと手が出ず。

ワニは白身で癖がなく、あっさり食べてしまった。
カンガルーは赤身で、牛とどこが違うの? って感じ。
カエルは皆さまも知っての通り、白身で鶏に近い感じでした。
Sちゃんは、カエルは食べようとしなかった。
嫌なんかな?

その後、カラオケに行って、なんか昔のふるーい歌を歌ったり。
わたしは洋楽歌いだけど、やはり一緒にいる人を白けさせてまで歌っても、楽しくない。
もーいいよ。
洋楽は、ヒトカラで発散することにするわ。

翌日は、わたしは具合が悪くて、なんだかどよ~んとしていた。
いつも行っている蕎麦屋があるが、席が空いているとは限らないので、しんどいわたしには無理だった。
なので、すぐ近所にあるイタリアンへ行った。
そこで、サングリアを飲んで、白ワインを飲んで、パスタを食べた。
体重、増えてるだろうな・・・。

夜は、スーパーで食材を買ってきて、ビールを日本酒を飲んだ。
刺身やつまみみたいなものばかりだったが、酒好きのわたしとしては、喜ばしい限りだった。
でも、思うけれど、酒弱くなったわー。
昔は30分間で日本酒4合とか空けてたのに、いまそんなことをしたら、ゲロ吐いてるよ。
歳かねえ。

15日は、Sちゃんは昼からお寺だったので、午前中にマンションを出て行った。
二人とも、漫画を読んでいたな。
「気分はもう戦争」/大友克洋と、「嗚呼!! 花の応援団」/どおくまん、である。
うちの家には、漫画ならわりとヘンテコなものがある。
「ナニワ金融道」を見つけたときは、Sちゃんは「こんなんまで読むんか・・・」と絶句していた。
こんなんってほどでもないと思うが・・・。
面白いんだよね、あれ。

というわけで、何気ない休日を送っていたわけですが、いま、わたしはSちゃんに、「ヒゲ伸ばしなよー」としつこく勧めている。
Sちゃん、顎ヒゲすごく似合うと思うんだなー。
白髪になってるし。
ヒゲって黒いと、重くて汚らしくなりがちだけど、白ヒゲはいいと思うんだよねー。
顎ヒゲは、顔の輪郭がはっきりさせるから、逆に若返るんじゃないのかなあ。
だいいち、ヒゲの男ってわたし好きなのよ。
そこなんだよね、単に。
でも、Sちゃんは「あれ、整えるのが大変なのよ~?」と言って、ガンとしてうんとは言わない。
大抵のことは、「いいよ」って言ってくれるSちゃんが、この要望だけは受け入れない。
うーむ。
わたしだって、あんまりうるさく「短い髪がいいよ」とか言われたら、嫌になるしなあ。
ここは、引きさがるしかないのだろうか。

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お盆のはじまり

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「13日に出かけるんて、どういうこと~?」
チャット仲間のKちゃんに言われるまで、わたしはそんなことを、考えてもみなかった。
恋人Sちゃんのことである。
今日13日から1泊で、Sちゃんがうちに来ると話すと、彼女はそう言った。

「うちなんか、今日からお坊さん呼んで、バタバタしてるよ」
まあ、世間の人たちはそうかも知れないのだが・・・、ハッキリ言って、都会に住む核家族は、みんなそういうことはしない。
やるとしたら、帰省と称して、子どもたちをじっちゃんばっちゃんに見せるくらいか。
Sちゃんも、一応15日には寺へ行って、なにかするらしいが、娘が帰ってくるというのは聞いていない。

「都会人にとって、お盆なんかレジャーする日だよ」とは、到底言えなかった。
そこんとこは、Kちゃんが驚く方が間違っている。
でも、Sちゃんちは、室町時代から続く古い家系であるらしいことを考えると、ちょっとどうなのかなあ・・・と思った。
無理してるんじゃないのかなあ。
最初は、お盆の週は来れないよって言われていたし。
ん~~~。
知らんわ。
あの人は、ご先祖様や仏像を愛する人なので、そこはなんとか考えているんだろう。
よそんちのこと考えて、わかるわけないじゃん。

そゆことで、わたしがお盆に墓参りしたのは、わずか2・3回だけだったと思う。
暑いんだよね、この季節。
また吐き気が出て、お墓にゲロしたら、目も当てられないしさ。
許してくれ、ご先祖様。
Sちゃんによると、わたしが仏壇を破壊したので、お盆の日に復讐される~と話したとき、「大丈夫、ご先祖様はそんなにこころが狭くないよ。だって、自分の子どもの子どもの子どもで・・・なんだから。自分の子どもに復讐するわけないでしょ」ということらしい。
そっか。
ひとまず、安心していいのかな。
しかし、一向に墓参に来ない子孫を、ご先祖様はどう見ているんだろうか。
一回くらい行こうかなと思わないでもないが、先日直射日光にやられて、2日間寝込んだことを考えると、これもちょっと勇気の要る仕事となる。

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呂律が回らずヨレヨレ

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昨日は恋人Sちゃんとのスカイプもそこそこに、一日中寝まくった。
じつは今度の薬は、手がやたら震える・・・身体もふらつく・・・呂律も回りにくい。

なんだかこの数日間、生きた心地がしない。
こんなに副作用が出る薬を、いつまでも飲まなければ、わたしは眠れないのか。
飲んでいる薬の1つは、「絶対に医師の指示に従い、自分で止めたりしないように」というのもあって、これ結構危険な薬じゃないの・・・と思わせるものもある。
わたしはうっかり屋だから、朝の薬なんかよく忘れる。
・・・って、言ってるそばから、今日の朝の薬、飲まなかったような気がしている。
数えなきゃ。

ともかく今日も昨日も、寝ていても、ほんとうにしんどい。
身体がだるくてたまらん。
明日は、Sちゃんがマンションに遊びに来てくれる日。
なんとか、今日で落ち着けばなあ・・・と思う次第なのである。

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精神科での診察

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昨日はあまりの吐き気と睡眠不足のために、イレギュラーだが、病院に行って来た。
吐き気はもはや、恋人ちゃんや母と話すだけでなく、冷蔵庫を開けたときにまで出るようになってしまっていた。
睡眠時間においては、前日が1時間半・その前が4時間・その前が3時間。
3日合わせても8時間半という、厳しい状況にあったのである。

結論的にいうと、わたしは馬なみの眠剤を追加された。
おかげで、飲んでから16時間も経っているいまでも、呂律が回らない。
だから、今日書くブログの内容が変になっても、許してください。

わたしは、えずきながら診察室に入り、これまでの経過を母に書いてもらった紙をH主治医に出し、「まず、これを読んでください」と言った。
そして、「10年前にも同様の吐き気がありました」と書かれてあったので、わたしは「あの、10年前の話をしていいですか」と言った。
「どうぞ」
「じつは、わたしは日記を書いているので、10年前の吐き気の理由を調べたんです。そしたら、――わたしは、理学療法士(以下PT)の学校に行っていて、あと少しのところでうつになって、免許を取り損なったという経歴があるんですが、このときの傷は図りきれないもので、廃人のようになって、あとの数年間もぐじゃぐじゃだったんです。――そのときを振り返って、35歳で勝負に出たのに、負けてしまった。このことを考えたり、人に話すと、吐き気がするって書いてあるんですよ」
「ふむ」
「そのことを彼氏に言ったら、(吐き気は)フラッシュバックじゃないのって言うんです」
「ふーむ」
「でもね、わたしPTのことなんかもう忘れてるし、関係ないよ、過去の話だよって言ったんです。そしたら彼が、じゃあマンションの本棚のいちばん目立つところにPTの本がズラッと並んでいるのは何だ、しかも1か所じゃない、他の場所にもズラッと並べてあって、ふつうならあんな要らないもの、まとめてどこかへしまっておくよ、自分はあれを見て、まだこの子、未練があるんやなと思った、って言うんです」
「うーむ」
「それ言われたとき、わたしすごく動揺したんです、しかも間髪いれずに、ピクピクしてる、って言われて。わたし、ストレスががかると歯ぎしりして、そのとき頬がピクピクするんです。確かに歯ぎしりしていたし、気持ちとしては、見つけられてしまった、という感じでした」
「そういうものをそこに置いてあったのは・・・」
「わかりません!! 自分で自分がわからないんです!!(半泣き)」
「しかしそんなキツイこと言う彼氏って・・・」
「彼はもともと、100%自分のせいだと思ってたんです。最初は、自分と話しているときだけ、吐き気が出ていたから。でも、10年前にも同じようなことがあったと知って、自分だけのせいでもないんじゃないかと思ったみたいです」
「ふうむ」

H主治医は、そのあと、二人の関係はうまくいっているのかとか、前の同居の件はどうなったんだとか、いろいろ尋ねてきたが、わたしは事実を話した。
そのうえで、H主治医は「とにかく、寝てください。いま、軽躁で、ただでさえ気分が昂ぶってるときだからね。とにかく、まず寝てください」
「あのう、これって病気なんですか?」
「病気です。太る薬、嫌がる人だからなあ。セトウス(薬名)、入れておきますよ」
「セトウス、駄目です! このまえ頸が曲がったから」←ここでふつーの医師なら怒る。
「ん~~~。じゃ、××××」
「そんな薬、聞いたこともないんですけど」←ここでふつーの医師なら出て行け! と怒鳴る。
「よく使われてる薬ですよ。飲まなかったら入院してもらいます。どうせ、10年前も入院させられてるでしょ(図星)」

・・・とか何とか言って、薬局に行ってみたら、××××どころか、大量の「気分を和らげる薬」とやらを、処方されていた。
そうか。
すべては睡眠不足が始まりで、吐き気が起こっているのか?

わからない。
病名があるなら、聞いておけばよかった。

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パンドラの箱

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わたしの吐き気について、恋人Sちゃんが、とても興味深い意見を出してきた。
ヒントは、わたしのこのブログの記録からである。

母によると、わたしは2005年にも、同じようにゲロゲロえずくのが止まらなくなったらしい。
そのときはいまよりもっと激しくて、夜中でも洗面器を抱えていたという。
結局、病院に入院して、まもなくいつの間にか治ったという。

そのことを知ったSちゃんは、「ブログに書いてあるんじゃないの?」と言い、わたしもそれもそうだと思って、2005年9月の記録を読んでみた。
するとそこには、「35歳半ばにして勝負に出たのに、負けてしまった(理学療法士の学校の中退のことだ)、そのことを言われたり考えたりすると、吐き気がする」と書いてあった。

理学療法士には、わたしは大学生の頃からなりたくて、資金が足りず断念したが、大人になってリストラされたとき、ちょうどいいやと思って受験し、とんでもない量の勉強して、最後の実習を控えるまでに至ったのに、うつで倒れ、断念せざるをなかった経緯がある。
そのときのわたしは、廃人状態で、両親によると顔貌もまるで変わり、知的障害者のような感じになっていたという。

あのとき、何年も何年も悪夢にうなされ、学校のことを諦めるまで、相当な年月を必要とした。
そうか・・・、10年前は、そのことで吐き気を覚えていたのか。

「これは一つの仮説に過ぎないけどさ」とSちゃんが言った。
「10年前の辛かった思い出が、フラッシュバックしてるんじゃないの?」
「ええ?!」
「たぶん、理学療法士への未練は、まだ胸のどこかにあるんでしょ。それが、なにかの拍子で出てきてるんじゃないの」
「わたし、もうそのことは振り切ったよ。なんとも思ってないもん」
「でもさ。マンションの右の部屋にある本棚。いちばん目立つところにあるのは、全部理学療法士の本なんだよな。かと思ったら、机の横にもまだあるし。ふつうだったら、両方かためて置いておくよ。俺、あれ見て理学療法士への未練があるんじゃねえかと思ったもん」
「いや、机の横にあるのは、ノートでしょ・・・」
「ほら、頬がピクピクしてる」

わたしは、自分が歯ぎしりしているのを知った。
わたしは、ストレスを感じると、歯ぎしりする癖があるのだ。
実際、理学療法士の本が、いちばん目立つところにあると聞いて、ドキッとした。
なんか、嫌なものを見つけられてしまったという気がした。

「ゆみはさ、こうすべきだ、こうあらなければならないっていう気持ちが強いやろ。だから、志あと少しのところで断念することになって、辛かったんやろ」
「それは認める。わたしにはそんなところがある。じゃあ、いまSちゃんに対して吐き気がするのは、Sちゃんはこうあるべきだ、って考えているからなん?」
「俺もご期待に添えるような行動取ってないからなあ。でも、ゆみのことはちゃんと見てるよ。頬のピクピクが始まったら、いまの話題が気に入らんねんなと思って、話題変えようとしたり。なかなかうまくいけへんけど」

そうなのか。
Sちゃんは、Sちゃんなりに、努力してくれていたんだ。
・・・わたしも、「こうあるべきだ」とすべてを型にはめるような生き方は改めないと、自分がしんどくなるだろうな。
人のせいばかりにしていられない。

ところで、フラッシュバック説が正しいとすれば、なにがパンドラの箱を開けたのか。
記録を見てみると、今年7月15日から、胃が気持ち悪いと言い始めている。
その前日に、避妊しなかった事件だ。
このときわたしは、猛烈に怒っていた。
「50歳の女が妊娠しないと言い切れないことくらい、知ってたはずだろーが!! 何考えてるんだよ!!」
「57歳にもなって、避妊もできねーのかよ!! あり得ん!! 青少年かキサマ!!」

つまりわたしは、節度と包容力のある大人として、Sちゃんを見ていたのに、子どものようなことをしたので、「こんなことがあってはならないはずだ」と強く強く思ったに違いないのだ。
その結果、過去の「あってはならないことが起きた→吐き気が起こる」に繋がっているんだろうか?

わからない。
これはあくまで仮説だから、ほんとうにわからない。

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えずきの理由

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最近、アルコールを飲み過ぎじゃないか、いくらなんでもこれではまずいと思い、ノンアルコールビールを購入してみたのである。
そしたら、これが激マズだった・・・! というよりは、途中から気分が悪くなり、最後の方で吐きそうになった。

夜、恋人Sちゃんと話しているときも、胃がムカムカしていた。
そしてついに、えずきがまた始まってしまったのである。
数日前、Sちゃんに言いたい放題のことを言って当たり散らしてから、えずきはまったくなくなっていたので、きっと言いたいことも言えずにストレスが溜まっていたのね、と解釈していたのだが、違うのだろうか?
ちなみにえずきは、Sちゃんとのチャットでは出ず、スカイプや素で対峙して話しているときにのみ出る。
ふだんは、たとえ胃が気持ち悪くて吐きそうになっても、えずきはしない。
Sちゃんのいったいどこに問題が?!
たぶんこれは、精神的なものなのである。

確実に言えるのは、彼が「やしきたかじんと坂本冬美を聴くかもしれん」と言った瞬間、げえっとえずいたことである。
わたしは、Sちゃんとやしきたかじんと坂本冬美を、それぞれ単独で聞いても、たぶんえずきはしない。
この3人が混ざると、吐き気がするのだ。
たぶんわたしはSちゃんが、やしきたかじんや坂本冬美を、車で聴く場面を想像したと思う。
わたしは、演歌を聴くSちゃんが、反吐が出そうなくらい嫌いなのだ・・・。

「高校や大学時代、陸上やってたときの写真見たいなー。きっと、髪の毛は眉毛までぱっつんで短髪やってんやろ?」と言われたときも、げえっとえずいた。
こころのなかでは、「そんな、野球選手みたいにバシバシの短髪なわけないやろ! それに、陸上やってるときの写真って、はっきり言って露出が多い。そんなん見たいなんて、やらしいおじさんみたい!!」と瞬間思っていた。

この時点で、Sちゃんはすでに「えずきの原因は俺じゃないか」と言っていたので、もう包み隠さずなにもかも言うようにしていた。
でも、そこまでハッキリは言えなかったのである・・・。
わたしは言葉選びに苦しんだ挙句、「なんかいま、おじさんオーラを感じた」とだけ言った。

「おじさんは嫌い?」
「いや、大丈夫なはず」・・・わたしは元彼KJを思い出して言った。
だけどよく考えたら、KJは言葉のセンスがよくて古臭い言葉は使わず、グッドルッキングで、音楽も精通していて、演歌とは無縁だった。
それに、KJとはもう高校時代からの知り合いだったのである。
おじさんという感じは、一切しなかった。

考えれば考えるほど、「おじさん」がキーワードじゃないか? と思えてきた。
その証拠であるかのように、Sちゃんがその後、いつものように、おじいさんみたいに回りくどいしゃべり方で、しょうもないことを言ってきたときも、げえっとえずいた。
わたしはついに言った。
「あのな、速くしゃべってくれると楽やねん。Sちゃんのしゃべり方は回りくどくて、長ったらしいねん。だからその間、わたしうんうんって聞いてなあかんやろ? 自分のことしゃべられへんやん。だから、もっと簡潔にしゃべってほしいねん」
「そうか。こんな感じでええんやな?」
Sちゃんは、いま話したことを、簡潔明瞭に言った。
でもこれはこれで、なぜかあたまに入ってこない・・・?
その内容は、自分の家と実家に関することだったから、もしかすると、そっちが問題なのか?
なにしろ、この吐き気は、彼が同居話を持ちかけてきたその日から、始まっているのである。

「でも、同居話は引っ込めたやろ?」
「でも、なんらかの原因で、残ってるやん」

「おじさん」と「家」の二つが原因なのか?
いや、それだけじゃない。
胃と脳の仕組みについて、Sちゃんが平易な言葉で話していたときも、わたしは話をほとんど聞き飛ばしていて、気持ちとしては「生理学と解剖学はわたしの専門だから、そんな子どもに言ってきかせるような言い方しなくてもいいのに」だった。
このことも、Sちゃんに言った。
するとSちゃんは、「自分の言いたいことが言えてないのかな。――今日、カラオケで何歌った?」と尋ねてきた。
わたしは、今日ヒトカラで歌ったアーティスト名を思いつくまま、挙げた。
ところが彼は、「洋楽ばっかり?」と言ったまま反応しないので、わたしは「どう思う?」と尋ねてみた。
すると彼は、「歌手名ばかりなんだね。曲名は挙げないんだね」と、訳のわからない方向から責めてきた。
「カーペンターズのカントリーを歌って、マライア・キャリーも歌うということは、なんでも歌うってことだね」
待ってくれ。カーペンターズのカントリーってなんだ?
この時点で、わたしは「駄目だ・・・」と思った。
この人は、洋楽にはまったく疎くて、しかもそのことが言えないのだ。
それにその、「歌手」って言い方・・・昭和歌謡曲みたい。
「なに歌った? って言われたら、ほとんどの人はアーティスト名を答えるんじゃないかな。曲名は挙げられるよ? でもそれだけじゃ、たぶんそれ誰の曲? って話になるでしょ」
それに対するSちゃんの答えはなかった。
確信したのは、Sちゃんはわたしになにを歌ったかを聞いてきたが、それはわたしに何らかのことをしゃべらせるためであって、自分がそのことに興味があるわけではないということだ。

なんだか、えずきの原因がおぼろげながらわかってきたような気がする。
「おじさん」「家」「古臭い言葉のセンス」「わたしに関する無理解」あたりじゃないのかな。
わたしのことを知ろうとしないくせに、自分のことだけとくとくと話して聞かせる。
それはまるで、飲み会における、上司と部下の関係のようだ。
わたしは、昔から年配の上司というのが、嫌いだったのだ。

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醜い不倫女

akuma

恋人Sちゃんが流出させたわたしの画像を送ってきた女は、わたしになぜか敵意を持っている人で、わたしが黙っていると、また嫌味なメッセージを送ってきた。
「あなたは外面は美しいが、内面は美しくない。なぜなら目が死んでいる。見る人はちゃんと見ているのです。今後は治療に専念する方があなたのためです」。

・・・・・・あのう・・・。
あの画像は写りが悪くて、Sちゃんには「なんでよりにもよって、あんなブスに写ってる写真を流出させたのよ!」と怒ったばかりである。
あれが「美しい」って、アンタどんだけブサイクなの・・・・・・。
だいいちこの人、8年間も不倫生活してんだぜ?
自分の内面は美しいと言えるのか・・・?

Sちゃんに早速、このメッセージのことを伝えた。
するとSちゃんは、「たぶんデブやと思う。冬の常食が干し芋って、なんやねん」と言った。
「目が死んでるって書いてあったけど、そんなのとうにSちゃんが指摘してんだよね。写真見て、目を見て、ああ、言うてるように精神病やな、しかもうつなんかじゃないなって思ったって、言ってたよね」
「いまでもつまらんときとか、干し魚の目してるときがあるよ。でも、楽しいことがあると、目が輝きだす」
「へー。この人さー、見てる人は見ていますって書いてあるけど、わたしの目について内面がどのこの言うて、全然なんにも見えてないやんなあ?」
「ははは、そうやな」
「わたしはさ、この人に、自分の病気はこうこうで、障害者っていうのは身体だろうが知的だろうが精神だろうが、見た目正常人とは違うもんなんやって言いたいねんけど」
「あかん、あかん。そんな論理的なことが通用する相手じゃない」
「え。いっつも偏差値換算して悪いけど、こいつも偏差値30台レベルか」
「んー。K(河内のヤンキーババア)の方がまだ脳みそあるくらいやな」
「えー。どうしたらええねん。いま、一発かました方がええんかな」
「遅い。メッセージが来た瞬間、”名古屋のあなたの不倫相手は元気ですか”って送ってたら、ひるんだと思う。でももう、向こうは構えとるからな。なに言うても効果ないで」
「じゃあ、このままブロックしておくのがいいのか」
「いまはそうやな。でも、スカイプのブロックには1つだけ抜け道があるねん。それ使ってきよったときに、名古屋の男のこと書いたらいいと思う」
「わたしはさー、チャットを再開するにあたり、自分で絶対決めたことがあるねん。それは、誰とも喧嘩しないこと、敵をつくらないこと、やねん。でも、こいつがわたしを挑発してきたときに、喧嘩買わへんかったのが、裏目に出た感じやな」
「なんもよう言わんヘタレやと思ったと思う。だから、こうして自分のうっぷん晴らすのに、ゆみを使ってると思う」
「でも、なんで挑発してくんねんやろ? 最初は相談事があるからーとか言って、自分の不倫のこととか、弱みを握られるようなこと、べらべらしゃべってたのに」
「自分の不幸自慢して、みんなからよしよしされたいねん。それを、ゆみがせえへんかったからや。こいつ、夫とはセックスレスやろ? 夫婦っていうのは、甘えたり支えてやったりの繰り返しなわけやけど、たぶんこいつは、最初の10年は甘えてばっかりでよかったと思う、でもその後は男の方が鬱陶しくなってくる。疲れて家に帰ってきてんのに、また疲れることされる。それで、旦那が別の女に走ったんとちゃうかな。甘える人おれへんようになったから、こいつはいま誰かに甘えたいねん。俺が、この女のこと、めんどくせーと思うのは、それが理由」
「名古屋におる愛人と一緒になるなれへんって言うてたけど、名古屋の愛人って、もしかして経済力ないんとちゃうか。いまの田舎の大きな家を離れて、小さなアパートで自分も共働きして・・・とかいうのが、じつは嫌なんちゃう?」
「名古屋の愛人はね、ネットだけの付き合いと考えるのが自然。たまに横浜で会ったりしてるけど、だいたいはスカイプやる程度」
「えー? そうなん? 横浜?」
「家族で横浜旅行行っといて、一人だけ自由時間あるって変やろ。そんなもん、何もないと考える方がおかしい」

なぜかSちゃんというのは、チャットルームの人々に関する情報に詳しい。
加えて、結婚生活があったので、わたしと違って、夫婦の関係などについて、当たり前だがよく知っている。
わたしはふむーっと考えた。
そもそも、この意地悪女が、自分の家庭の不幸自慢するのに、独身で夫婦生活のことなんか何も知らないわたしを相談相手に選んだのが、間違いだったのだな。
それをSちゃんに伝えると、彼はいとも簡単に「そうやで」と言った。

それにしても、チャットルームって、いろんな人がいすぎや。
わたしは、「悪いけど、偏差値30台の人の考えてることは、まったくわからん。うさぎの脳みそや」と言ったら、Sちゃんは「それ以下やろ」と言った。
そりゃ、うさぎとまともに話できるわけないよな。・・・
いまはチャットルームを離れているけれど、おそらく当分は、チャットルームに入ることはないだろうな。

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仲裁役の第二のゆみちゃん

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昨日の朝のわたしは、まだ恋人Sちゃんが、わたしの画像を無断で外部に流したことについて、怒っていた。
両親にはまだぶちまけていなかったので、酒をあおりながら、「ちょっと聞いてよ!」とやったのである。

デジタルに弱い両親なので、なぜ画像が流出すると困るのかについては、説明しづらかったが、完全にSちゃんの軽率な行動が問題であったことがわかると、「なんで、そんなことをしたのかなあ?」という話になった。
「節度をわきまえた大人だと思ってたのに!」
「そうやんなあ」
「別れろ、別れろ。ゆみはハッキリした人間やんか。いつものように、スパッとやったらええ」←父。
「別れるにしても、ただじゃすまんでえ。一発二発、殴ってからじゃないと気がすまん!!」

このへんから、わたしの言動は過激になっていくのである。
「殴るだけでも気がすまん。車、破壊したる!! 器物損傷って罰金くらいやろ?」
「また、そんな怖いこと言うて・・・。罰金なんてもんやないやろ・・・」
「罰金なくても、どうせ執行猶予がつくやろ」
「もうやめて」
「車って、どこを破壊したら動けへんようになるねん。わからん。ボンネットは開けへんし。どこよ?」
「・・・・・・」←父。
「金属バット買ってやるようなことはせーへんで。計画性があったことになるからな。どっか、そのへんにあるもんや」

ついに母が口に出した。
「あんたがな、そんな怖いこと言い出すときは危ないねん。暴れ出すからな」
「そうや! 第二のゆみちゃんが現れて、わたしの記憶が飛んで、勝手になんかしよる」
「そうやねん、そうやねん。家族が困るねん」
「あいつー、自分は安全なところにおって、うちの家族に迷惑かけよる。やっぱり一発やらな気がすまん!!」

そこで母が、「あかん、目の色が変わってる。薬を飲もう! 頼むから飲んで。あれ飲むと、落ち着くからな」と諭すように言った。
わたしはその、暴れ出したときに鎮静効果のある薬を飲むのを、毎回拒否するのだが、正気のときに「あれ飲んでくれへんから、ほんとうに困る」と母がこぼしていたのを思い出して、「まあ、ママさんが言うなら・・・」と、その薬を1ミリだけ飲んだ。

そしたら、酒を飲んでいたせいで、これがものすごい効き方をしたのである。
ふだんなら、1ミリくらい飲んでもなんともない。
ところがこの度は、立って歩こうとしたら、まるで平衡感覚がなくて、気がついたらわたしは、台所に倒れて動けなくなっていた。
足を擦りむいたらしく、痛かった。

ほんとうのフラフラになって、母に支えられながら、わたしは2階に上がり、ばたっと寝た。
「なんや、この効き方は? 治るんか?」と思いながら、少し寝た。

寝て起きて、パソコンを見たら、Sちゃんがスカイプにチャットを入れてきていて、内容が「×××って誰?」だった。
×××というのは、旧友だがもういまは親交がなく、精神が完全にやられていたので、もう死んでるんじゃないかと思っている人だ。
「なんで×××のことを知ってるの?」と尋ねたら、Sちゃんが画像を出してきて、「ほら、こんなのが送られてきている」とスカイプ画面を見せた。
え・・・? なにこれ? わたしなにもした覚えないんですけど・・・。
「まったく覚えがない。その時間はもう寝てたはず」と言うと、Sちゃんは「それならいいけど」と話を引っ込めた。
その頃にはわたしはSちゃんへの怒りはおさまっていた。
さすがにあれだけ毒舌をふりまいて、フラフラのもうろう状態になったら、ストレスも解消されるってもんだ。

で、昨日はふつうに話をしていたのだが、夕方、わたしはふと「×××のことは、第二のゆみちゃんがやったんじゃないか」と思い始めた。
だって、わたしの記憶では、Sちゃんとの会話のあと、すぐにスカイプを落として寝た、というのが一昨日の夜なのである。
それなのに、実際は、Sちゃんとの会話が終わってから、20分もしてから×××とのコンタクトがどーのこーのという作業をしている。
これは、絶対におかしい。
もしかしたらわたしは、Sちゃんとの会話終了直後、第二のゆみちゃんと入れ替わって、彼女が勝手にスカイプで遊んでいたんじゃないか・・・。
「寝たときの記憶はある?」とSちゃんが言った。
「ない・・・・・・」

わたしはまた、気持ちの悪い思いをした。
自分が自分の知らないところで、勝手になにかをやっているというのは、見つけるたびにいやーな気持ちになるものだ。
第二のゆみちゃんは、激怒したときに出やすいので、あのとき怒ったはずみでポコンと出たのかも知れない。
それにしても、Sちゃんとの会話中に出なくてよかった。
話がものすごくややこしくなる。

「第二のゆみちゃんが今度出たら、おしおきペンペンしとくからな」とSちゃんは言った。
「第二のゆみちゃん、怒らせると怖いから、あんまりせん方がいいで」
「じゃあ、名前を聞くことにしよう。第二のゆみちゃんは5歳くらいねんやろ? お名前は? でいいのかな」
「そうすると、たぶん本名を答えるだろうね」
「第一のゆみちゃんなら?」
「へ? なに言うてんの? やろうな」

そんなわけで、いろいろあって、Sちゃんとは和解した。
いつも迷惑ばかりかけてくれる第二のゆみちゃんだが、今回は役に立ってくれたかも知れない。

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勝手に人の画像を流すな!

shoumeishashin

昨日は最悪だった。
なんと、チャットルームでわたしによくない感情を持っていた女性が、「これ、あなたでしょ。Sちゃんと付き合ってるんですってね」と皮肉たっぷりにスカイプでわたしの画像を送ってきたのだ。

その画像は、わたしがSちゃんと初めて会った日のものだった。
なんで、そんなものが流出している・・・? 答えは、Sちゃんが誰かに流したってことしかない。
わたしは早速、Sちゃんを問い詰めた。
すると彼は、自分が、チャットルームのある男に、わたしに黙って、無断で画像を送ったことを認めた。
最低だ!

わたしは烈火のごとくなんてもんじゃない、そのときSちゃんは仕事中だったからボイスは使えなかったけれど、思い切り怒鳴り散らした。
「デジタルで撮られた写真は、一回流出するともう本人の手の及ぶところではなくなる、そんなんわかってなかったはずないやろ!」
「どうしてくれるねん! チャットルームのあいつが画像を手に入れたってことは、これからもまた広がるってことや。どう責任とってくれるねん! とられへんやろーがこのアホが!」
「なんで本人の了解も得ずに、見ず知らずの男にわたしの画像送ったりしてん! 今後、わたしが危険にさらされるとか考えへんかったんか? 現にこうして嫌がらせきとるやないか。おまえ、画像送ったPに連絡しろ。Pにも、なんで人の画像をみんなに晒すような真似したんか聞いたる!」
「Pにラインで連絡とろうとしてるけど、出えへん」
「知るかよ、出るまで努力しろ!」

たいがい口汚く罵ったが、話はこれだけではすまなかったのである・・・。
Sちゃんとの夜のスカイプが始まるまえに、たまたま仲のいいKちゃんがスカイプでオフメを送ってくれたので、その際をつかまえて、「わたしの画像がどうやら流れてるらしいけど、どういうこと?」と尋ねた。
するとKちゃんは、驚くことを言ったのである。
「じつはな・・・それに関しては、ゆみに言おうか言うまいかずっと悩んでてん。でももし言うたら、Sちゃんとの関係を壊すことになるやろ? だから、言うのやめててん」
「いったいいつから流れてんの?」
「6月後半か7月には、もうわたしのところに回ってきてた。あちゃーっと思った。Pは、画像をもらった直後に、Sからもらったってみんなに見せたはず。でも、悪いのはそんな画像送ったSちゃんやで。あの画像かって、カップルで写ってたらまだよかってん。でも、ゆみだけやん。超個人情報をみんなに知られたの、ゆみだけやん。だからわたし、Sちゃんがそういうことする男やって知ってたから、ゆみがSちゃんと付き合うって聞いたとき、大丈夫なんかって正直思ってん」
「6月後半か7月?! なにそれ。知らんかったんはわたしだけか! いったいどのくらい出回ってんの?! チャットルームの多数が知ってると考えていいの?」
「そう思っても仕方ないと思う。チャットでの画像は個人が所有するからな・・・。ブログやフェイスブックとはまた違うで」

わたしは怒り心頭をとうに通り越していた。
入れ替わりでスカイプに入ってきたSちゃんに、Kちゃんから聞いたことを話して、「ほんまになんてこと、してくれたんや!!」と怒鳴った。
「Pとは面識もなんもないんやろ? なんでそんな男に、無断でわたしの画像送ってん! わたしが将来、困ったことになるんちゃうかとか考えへんかったんか?! 現にPは画像もらった直後にみんなに回しとんねんで? 一回みんなに流れた画像、返せって言うてももう無理やろ!! あんた、どんな責任がとれるねん。とられへんやろーが!! わたしにはなんの落ち度もない。それやのに超個人情報をみんなに知られて、嫌がらせされてんの、こっちやねん!! どうしてくれるねん!!」
「・・・はい」
「しかも、その日すっぽん鍋食べたことまで、ぺらぺらしゃべったらしいやないか。何考えてるねん!! すっぽんは精力がつくからっていうのと抱き合わせで、話流れとんねんで!! アホか!!」
「・・・・・・」
「黙るな!! なんかしゃべれ!! 黙ってやり過ごすのなんか、アホでも出来るんじゃ!!」
「・・・ごめんなさい」
「ごめんなさいの一言ですむんやったら、簡単なことやのー!! こっちはこれからも戦争が始まる。チャットルームのあいつに今日画像が流れたってことは、この話はまだ済んでないってことや。しかもあいつはわたしにええ感情持っとれへんから、ほかにもどんどん画像回すぞ。これからもわたしの個人情報は流されて、嫌がらせが来たりすんねんや。誰も責任なんかとってくれへん! わたしにはなんの落ち度もないのに、なんでこんな目に遭わされなあかんねん!! アホか!!」

怒鳴りながら、考えていた。
わたしが将来どんな目に遭うかわかっていて、画像を無断で第三者に送る人・・・こんなん、付き合う前から騙されてたようなもんや・・・いままでの楽しかった思い出が、全部吹っ飛んでしまうほどのショックや。やっぱり別れるしかないんかな。
Sちゃんが相変わらず黙っているので、わたしはもう一発かました。
「なに考えてんねんコラ!! 言うてみい!!」
「よりベターな方法を考えてる」
「(へー、それって別れることも含めてかい)・・・で、答えは出たんかい!」

すると、Sちゃんは目頭を押さえた。
泣いているのだ。
「ちょっと失礼」と言って、彼は席を外した。
・・・・・・泣くほど反省しとんのか。
わたしはちょっと考えた。
じつを言うと、わたしはこの頃眠れていなくて、一昨日から3時間・3時間・4時間しか寝ておらず、怒りに燃えたあたまは、すっかりオーバーヒートしていて、とてもじゃないが、正常な判断を下せる状態じゃなかった。

・・・ここはこのへんで終わらせておくか。・・・
わたしは、しんどくなったので、最後の仕上げに入った。
「あんたはな、どんっくさいねん! 教えたるわ。こういうときはな、女にひたすらごめんなさい、自分が悪かった、でも、自分にはあなたしかいない、あなたがいなければやっていけない、許してくれ、頼む! ってこうお願いするんや。そこまで言われたら女も少しは考えたろかっていう気になる。あんたなんやねん。なんもよう言われへんやろ!!」
「・・・はい、言えません」
「ええか、今回はまあええとしよう。でもな、2回目はないで!! どんなチョンボでも2回目は絶対ないで!!」
「・・・はい」
「それからPとはライン切れ! 勝手に人の画像流すようなやつと付き合うな!!」
「いま切った」
「もうええ。わたしから言うことはない」

一応、これで終わったが、はっきり言って、わたしの中では、自分の画像が知らないところで勝手に流れていることを考えると、いまでも不愉快だ。
そんで、今日の睡眠時間は4時間半。
いつになったら、安眠できるねん・・・。

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反吐が出るほど嫌い

ikari

昨日は腹に据えかねて、昼間から氷結を飲みながら、母に恋人Sちゃんの文句を言っていた。
文句というよりは、なぜSちゃんとしゃべるときに限り、吐き気が起こるのかわかった、というような話である。

母は容赦なくずばっと言った。
「それって、反吐が出るほど嫌いってやつじゃないの?」
確かに言葉通りなのだ・・・。
たぶんわたしは、わたしの知らないところで、Sちゃんのことを反吐が出るほど嫌いだと思っているのだ。

「それは、別れるしかないんじゃないの?」と当たり前のことを母は言った。
「でも、悪いところばかりじゃないんだよ。液キャベ買ってきてくれたり、コップもなにもかも全部片づけてくれたり、サプライズでアンクレットくれたり」
「それは、あんたにとって都合のいいことばかりだからでしょ。都合がいいから、ほかのことは目をつぶってるだけでしょ」

え? そうなの?
わたしのあたまは混乱した。
あんなに親切でわたしのことを思ってくれて優しい人なのに、それって自分にとって都合がいいから、そう考えているだけなの?

でも、Sちゃんにはワンマンなところがあって、自分のエゴを貫き通して、自分の話ばっかりして人の話を聞かない、しかも何度も同じことを繰り返すという大欠点がある。
たぶん、わたしはここが許しがたいのだ。
どんな優しさをもっても相殺できないくらい、おそらく自分では嫌がっているのだ。

このまま自分が嫌だと思っていることを溜めておくと、自分の身体のためにも絶対よくないと思ったわたしは、昼から晩まで、Sちゃんに説教しまくった。
なんだかんだ言って、わたしはまだSちゃんを諦めたくないのだ。
できることなら、わたしが反吐が出るほど嫌がっている部分を、直してほしいのだ。

それはもう、口汚く罵った。
といっても、論理的にである。
あたまごなしに怒鳴っても、Sちゃんのような手合いは聞かない。
あなたのここはこうだ、これってつまりこういうことじゃないか、だからわたしは気分が悪いんだよ、みたいな言い方である。

Sちゃんはいちいち、はい、気をつけます、を繰り返していた。
しかし冒頭で、「今後ミスなくやれるかどうか、自信がない」とも言っていた。
そうだろうな。
57年間も続けてきた性格が、直せるわけがない。・・・
でも、わたしは今後、我慢しないことにした。
誰が聞いてもわからないような専門的な話を始めたら、びしっと「そんなこと知るかい!」とそっぽを向こうと思う。
同じ話を何回もしてきたら、「それ何回言うたら気がすむの? うるさいわ!!」くらいかましてやろうと思う。

それくらいやっても吐き気がおさまらなければ、もうSちゃんは諦めるしかない。
こんなこと、初めてだ。
嫌いになったから別れる、っていうのはあっても、嫌いでもないのに会うと吐き気がするから別れるなんて。

このたびは、人間の身体の不思議というか、正直さを目の当たりにした。
ほんとうにストレスに晒されると、どっか身体に支障が出て来るものなんだな。
それにしても、ストレスが胃にきたのは初めてだ。
きっと、思い切りムカムカ腹を立て続けていたんだろうな。

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吐き気の意外な原因

hakike

ずっと前から続いていたわたしの吐き気について、とんでもないことが判明した。
原因は、ほかならぬ恋人Sちゃんだったのだ。

まえから不思議に思っていた。
わたし一人で酒を飲みながら、漫画を読んでいるときなんかは吐き気は起こらないのに、スカイプでSちゃんと話し始めると、えずき出してしまうのだ。
以前、主治医と話したときも、壮大に吐き気が出たので、わたしは「人としゃべるときに出るんだ」と思っていた。
あるいは、夏バテと症状がそっくりなので、夏バテだと思っていた。

でも昨日、Sちゃんが「自分が原因じゃないかと思う」と言い出してから、もしかしてそういえば・・・と思い当たるふしが出てきた。
そもそも吐き気が始まったのは、妊娠問題と同時に、Sちゃんが強引に迫ってきた娘さん夫婦との同居からなのである。
「吐き気が出るの、俺と話してるときだけやねんやろ?」
「主治医と話してるときも、吐き気が出たって言うたやろ。もしかしてそれ、俺のこと話してるときちゃうの」
そうか。あとで思い返してみると、その日の診察で話したことは、確かに全部Sちゃんとの関係のことだった。
それに、もし夏バテだったら、一人でいるとき平気だなんておかしい。
「吐き気があっても、絶対吐けへんやろ。胃が悪いんやったら、中の悪いものを吐いてしまうはずや」
でも、わたしは言ってみた。
「だけど、素で会ってるときは吐き気でえへんやん」
「吐き気ずっと出てたよ。マンションにいるときも、俺のところに来たかと思うと、すぐ吐き気が出て、ベッドを何回も往復してた」
え? そうだっけ? 覚えていない。
とすると・・・、わたしは無意識に、Sちゃんの存在を否定し続けていたのか?

じゃあ、わたしはSちゃんのどこが気に入らないのか。
それがわからないと、かえってSちゃんが苦しむと思い、わたしはSちゃんについて、日頃嫌だなと思っていることを考えた。
「まず、人の話を横取りして、自分だけ一人でしゃべり続けるのが腹立つ! それもコアな話で、わたし50%も理解できない。わたしの好きな話題なんかさせてもらえへん。Sちゃんの話にうんうんってうなずいてるだけ。ときには、誰にもわからんような専門用語使うから ほんまにわかってもらおうとしてんのかと思う。 わかってもらおうとして説明するんやったら、もっと平易な言葉使うはずや。知識自慢されても退屈なだけ!」
「それ前に聞いたって言うてんねんから、そこで話やめたらいいのに、同じ話の続き繰り返すやろ? あれ、しんどいねん! 同じ話何回も聞かされるの、嫌やねん!」
「音楽の趣味もだいっきらい! わたし、演歌と昭和歌謡なんかだいっきらい!! なんも考えんとバラバラにCD集めたっていうけど、節操がなさすぎる。車に乗ってるときは、音楽なしですまへん人やから、やめろって言うても無理やろ? でもな、こんな趣味の問題は言うてもどうしようもないのはわかってる。だからこそ、二人にとってこの件は絶望的に思えるねん。直れへんから」
「歯石かってちゃんと取れって言うてるやろ? 口、かなり離れてても臭うで? 煙草の臭いなんかじゃない、口の臭いや!」
「今日でもさ、パソコン台とダイニングの椅子引き取るから、机と座卓買えとかって、しつこく言うやん。でも、パソコン台は、わたしが必要やと思ったから最近買ったんやし、そんな簡単に入れ替えなんかできへんねん。ダイニングの椅子にしても、わたしは実家では居候やねんから、勝手に動かしたりできへん。それ、何回も言うてるのに、ゴリ押ししてきて、しんどいねん。あと何回言わなあかんねんと思ったら、しんどいねん!」

最初から最後まで、わたしは歯ぎしりしていた。
ストレスが出ると、わたしは歯ぎしりする癖があるのだ。

Sちゃんはうーんと考え込んでしまった。
「しゃべり方の問題なんか、57年も続けてきて、直るの?」
わたしは駄目だろうなと思って聞いたら、案の定、Sちゃんからの返事はなかった。
わたしが無意識に悩んでいたのは、この部分なのかも知れない。
つまり、直らない部分に不満を感じていて、どうしようもないのがわかるから、無意識に我慢を重ねた結果、吐き気として現れたのかも知れない。

恋人として認めているのに、その人に対して吐き気が出るって、いったいなんなんだ・・・。
この先、どうやって付き合っていけばいいのよ。

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吐き気との闘い始まる

natsubate


その後、堺市にあるテーマパークへ行ったのだが、この日の最高気温はなんと37℃。
朝のうちに行ったものの、早くも照り付ける日差しに、わたしは嫌な予感がした。

中に入って30分もした頃、あまりの暑さに、わたしは返事もろくに出来なくなっていた。
恋人Sちゃんは、平気そうだった。
たぶんわたしは、普段一歩も外へ出ないで、室内で冷房生活を送っているから、外気の熱さに耐えきれないのだ。

「日蔭に入らせて・・・」とわたしはついに言った。
するとSちゃんは、そうだな、と言いつつ、「より風が通る場所」を探して、あちこち移動するのだった。
ちがーう! わたしはもう、緊急事態に入っているの。
なんでもいいから、日蔭!

やっと入った日蔭のベンチで、わたしは茫然としていた。
いや・・・こんなんじゃない。冷房のある所へ行きたい。
とにかく、わたしの身体は冷房を求めていた。
こんな苦行は、最近なかったと思った。

肝心のひまわりは、まだ全然育っていなくて、見ることができなかった。
あれー? この時期に咲かなかったら、いつ咲くの?
しかし、そのときのわたしはそんなことはどうでもよかった。
もう、ほんとうのフラフラだったのである。

Sちゃんも見かねて、1時間ほどで帰ろう、と言い出した。
しかし、ここからまた、入り口まで歩いて帰らなければならないのである・・・。
わたしは、こまめに水分を摂っていたが、途中から吐き気がして、止まらなくなった。
苦しくて仕方なかった。
それなのに、Sちゃんは途中で足を止めて、「あのまっすぐな幹の木が、りんごだよ」などと言うのだ。
りんごなんか、いまのわたしにはどうだっていいんだって!!

せっかく治っていた夏バテの胃なのに、またぶり返して、わたしはうんざりした。
一緒にマンションに帰ってからもおさまらず、ようやくSちゃんは「忘れてたけど、病人やったもんな」と言って、液キャベを買ってきてくれた。
しかし、胃だけではなく、全身倦怠感にも見舞われ、わたしはうつのときのように寝たきりになってしまった。
もう、さんざんである・・・。
その日の夕方は、彼がせっかく買ってきてくれた鮒ずしがあったので、頑張って食べたが、翌日の朝はおかゆも食べられず、夕方もほとんど入らなかった。
Sちゃんとの夜のスカイプ時も、あまりに吐き気がひどいので、しゃべるどころではなく、中止した。

その翌日早朝のいまも、胃が気持ち悪い。
また、あの胃の苦しみと闘う日が続くの?
せっかく治ったと思っていたのに。
もう、夏なんてマジで大嫌い。

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ひまわりの山

himawari2

恋人Sちゃんとは、週末同居という形で、毎週会っている。
Sちゃんは、わたしが喜ぶ姿が見たいと言って、あちこち連れまわしてくれる。
ありがたいことです。

今日は、堺市にある、2万本ものひまわりがあるという場所へ、連れて行ってくれることになっている。
ほんとうは、120万本の岡山県があるのだが、さすがに遠いというので、ここになった。
「なんで、ひまわりなの?」と尋ねると、「ゆみの口から出た花は、これまでひまわりしかなかったから」だと言う。
なんと。
いや、わたし、ほかの花も知ってるし。

「ひまわり」は確か、ソフィア・ローレン主演のソ連映画のタイトルとして、話をしたんだよね。
あれ、悲しいよね。
そしたら物知りSちゃんはそんなことおかまいなしに、時代背景なんかを説明し始めるのだった。
もー。
「うん、いい映画だったね」でいいじゃん、そこは。
ほんとにうんちくが好きなんだからなあ。

それでも、Sちゃんはわたしが変わり者だと認識しているので、「いっせいに同じ方向を向いてるひまわりの中で、一つだけ逆方向を見てるのがあったらどうしよう」とか、変なことを気にしている。
それ、わたしのことかい・・・。
それだったらそれで、いいじゃないか。
どうせ、わたしは隠居生活に入っている世捨て人。
みんなと逆の方向を向いていても、ある意味不思議じゃない。

それにしても、今日の大阪の最高気温予測、36℃だよ・・・。
死ぬんじゃないか。
暑さに弱いわたしが、のんびりひまわりなんか見ている余裕があるだろうか。
そこんとこ、すごく自信がない。

ただ、Sちゃんがわたしに気を使ってくれているのは、そこには地ビールがあるということである。
「ソーセージ体験づくりもあるよ」とのことだったが、体験ものは苦手なので、結局地ビール数種類とソーセージを買って、家で食べることになった。
地ビール、いいよね。
やっぱりビールは、その土地のものがいいよ。

そんなわけで、今日も楽しんでこようと思います。
Sちゃんは、ほかにもいろいろ企画してくれている。
まっこと、ありがたいことです。

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