LIFE,LOVE&PAIN(旧)

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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室町時代からの旧家

katana

恋人Sちゃんは、さる中小企業の会社役員である。
加えて、おうちが室町時代から続く旧家で、なんだか知らんが、土地だの何だの、いっぱい持っている。
いま住んでいる家だって、敷地が200坪。
200坪ってナンダ?
運動会でもすんのか。
その土地も、どうやら完全に遊ばせているらしく、固定資産税がかかってかなわんと言っていた。
わたしは、「草むしりが大変だねー」と言っておいたが、草むしりなんて絶対していないだろうな。
コンバインで刈らんといかん。

そんなSちゃんが、「65歳まで働かんと、年金が出らんから困る」と言うので、わたしはかちんときた。
なにが困るねん。
そんな金持ちなんだったら、年金辞退して、固定資産税払ってろー。

「Sちゃんは年金なくても生きていけるでしょ。60歳で会社やめれば?」
「・・・・・・」
「いいじゃん、それで」
「この話、やめー!」

だってさ、わたしがもらっている障害厚生年金だって、年金受給者が増えたから、どんどん減っていってるんだよ。
うちの両親も老齢年金で生きているけれど、額がどんどん減っていくので、ぶつくさ言っている。
一方で、200坪以上の土地を遊ばせているやつが、「年金65歳からもらう」とか言って、仕事は午後からチャットやって遊んでるんだから、そりゃ怒るでしょー。

わたしが先日、Sちゃんに「ハイハイ言うだけの女なら、勝手に探せー!」と言ったのも、そういうのが背景にある。
彼は資産家で、会社役員で、どんな男でもいいからお金持ちと結婚したーいというバカ女なら、たぶん恰好のタイプだ。
よくTVで「お見合い大作戦」みたいなのを見ていたら、シングルマザーで「この子のためにいいパパを」とか言っている女がいるが、「いいパパを」のまえに「財力のある」がついてんじゃねーの? ってか、必ずついてるよね。
派遣会社で働くしがない男だったら、子どもをいい環境で育てられないのが、火を見るより明らかだからな。
おえ。わたしの大嫌いなタイプ。

わたしはSちゃんと住む気は毛頭ない。
200坪の土地を眺めたって、ちっとも幸せじゃないし、株券見てもときめかないし。
一時は、いまの7LDKを出て、二人暮らしするなら考えてもいいよ、と言ったことがあるが、それも前言撤回した。
なぜなら、旧家は旧家なりに、親戚づきあいがものすごいからだ。
Sちゃんの話を聞いていたら、しばしば訳のわからん親戚がいっぱい出てくる。
「祖父の従妹の妻のナントカの・・・」っておい、それ誰だ?
なんでそんなに遠縁とまで付き合いがあるのよ。

このまえもなんか言ってたわ。
「家でBBQしたんだ。妹のナントカのナントカのナントカたちと・・・」
オソロシイ!
たとえ、二人暮らししたとしても、会社からそう離れるわけにいかないし、どうせいまの土地の近辺に住むんだろう。
そんな訳のわからん親戚と、付き合いするわけ?
とんでもない!!
それこそ、そんなのわたしの幸せじゃないわ。

わたしの幸せは、たとえば生活保護になっても、狭い部屋のなかで、好きな本に埋もれて、これ地震来たら死ぬだろーみたいな世界で、うふうふ本を読んでいたりすることである。
絶対、その方が幸せだ。言い切れる。
H主治医は、「あなたは滋賀に行こうともしないし、家事はできないし、相手もきっと失望してますよ」と言ったが、家事はともかく、滋賀へ来ようとしないことについては、確かに不満を持っている。
しかし、これだけはどうにもならんよ。・・・
わたしは駄目なんだよ。
重いしがらみをつくったりするの、ほんとに駄目なの。

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こたつで湯豆腐

cat_kotatsu

恋人Sちゃんが、うちのマンションでこたつに入って、湯豆腐をすることに情熱を燃やしている。
じつは、うちのマンションにはこたつはない。
それで、彼がこたつを買うと言っているのだ。

「こたつ~? そんなものあっても、収納できないよ」
「いや、できる。押入れのあそこをあーしてこーしたら」
「そんな面倒なこと、わたし出来ないし」
「俺がやるよ」
「Sちゃん、いつまで生きてるかわかんないじゃん」
「・・・・・・そんなに早くは死なないよ・・・」
「ほんとかなあ~」

とまあ、失礼な言葉を吐いているわたしをよそに、彼は早々とこたつのサイトを出してきて、これはどうか、などと言ってきた。
「うん、かわいいんじゃない」
「これは、こたつの脚を伸ばせるタイプなんだよ。伸ばしたら、高さが45センチになる。そしたら、横になっても腰が当たらないよ」
「ふ~ん。楽でいいんじゃない」
「45センチっていうと、腰回りが90センチとしても、円周率がどーのこーの(聞いちゃあいねえ)」

彼は、湯豆腐のほかにも、水炊きやおでんやぼたん鍋や鹿肉鍋を計画している。
ぼたん鍋に関しては、わたしが丹場篠山まで行く体力がないためだ・・・。
そのことは悪いと思っている。
だが冬の時期は、わたしはうつに入るので、2日連続の外出は無理だ。
というか1日だって、外出は無理なんではないかと思う。

「パジャマから着替えることができないんだよ」
「いいよ、ジャケット羽織れば。車でマンションに行けば、そのままこたつに入ればいいわけでしょ」
「それからあのー・・・、座っていられないかもしれない」
「こたつがあるんだから、寝てればいいよ。それで、酒飲んでたらいいじゃない」

そこまで言われちゃー、行くしかない。
でも、ほんとに大丈夫なんだろうか・・・。
いまはわたしは躁で、うつの苦しさを忘れているところがあるが、あれってほんとうに苦しいんだよな・・・。
ほんとうに、重力が大きくなる感じなの。
空気さえ重いんだよ。

でもまー、こたつを買うことは、すでに決定ずみのようだ。
まーいっか。
Sちゃんは、わたしが自分の部屋をほったらかしにしているので、自分好みに改造している。
こたつも、その一環なのだろう。
今度は本棚の整理をするって言ってたけど、うんざりー。
寄り分けるの、わたしだし。
なんで本棚まで、自分好みにしたいのかね?
別荘のつもりかね。

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悪夢

dorodoro

悪夢をみた。
高校時代の親友Oが、職場でわたしに嫌がらせをする夢。
彼女は、仕事のできないわたしを、最大限にバカにした。
もう、許せない。

わたしは、彼女をつかまえて、「あんたは上司か! 管理職か!! なんのつもりで言ってんだよ!!」と怒鳴った。
彼女がどう反応したかは知らない。

でもこれ、ほんとうに起こったことなのだ。
わたしが病気になってから、彼女は次第にわたしから離れていった。
まえは、二人で海外旅行にも行った仲だったのに。
Oは、わたしの知らないところで、ほかの親友たちと遊んでいた。
まあ、そこまではいいだろう。

問題なのは、さる同期会で、帰り際、二人で歩いていたときに、彼女がちっともわたしに話しかけてくれないことに気づいたことだ。
気がついたら、わたしばかりがしゃべっていた。
彼女は、「ふうん」とつまらなそうに相槌を打つだけになっていた。

そこで初めて、わたしはおかしいと気づいたわけだが、どうすることもできなかった。
そして去年の11月に同窓会があったとき、彼女が幹事の一人になっていたので、わたしはあることで彼女に連絡して、用件を尋ねた。
すると、彼女は全文敬語で返してきたのである・・・。
「~ですから、~で、~してください」みたいな感じで。
ちょっとこれ、親友に送る文章か?
わたしは、唖然とした。
わたしはなにもしていないのに、こんな理不尽な仕返しの仕方をするなんて。

わたしはそのとき、とてもあたまに来たんだと思う。
でも、それを表現することはなかった。
これは決別の文章だなと思い、わたしは完全に彼女のもとを去った。
そして、完全に忘れたと思っていた。

でも、やっぱり夢には出て来るのだ。
あのときの、わたしの怒りが表に出て来るのだ。
疲れる。
苦しい。

わたしは、夢から覚めてから、しばらくの間起き上がれなかった。
呪縛なんだろうか。
一生続く苦しみを背負わせた、彼女のことが憎い。

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痴漢のような触られ方

hitosashiyubi

はっきり言って、4時間も寝ていない。
しんどい。でも、吐きたいことがあるから吐く。

恋人Sちゃんのことだ。
Sちゃんによれば、わたしは7月からずっと、一緒に部屋にいると「しんどい」と言い出して、別室にこもってしまうんだそうだ。

昨日もそうだった。
朝から動けず、椅子に座っているのもしんどくて、わたしは床にうつぶせで寝ていた。
「うつの再来か・・・?」と思ったが、よくわからず、わたしは「やっぱり駄目だ、ベッドで寝よう」と起き上がろうとしたときだった。
「大丈夫?」と言って、Sちゃんがわたしを起こしてくれるのを手伝おうとしたのだが、そのときやつは、こともあろうにわたしの乳首をいじったのだ。

わたしは反射的にバンとその手をはねのけ、ぷいっと部屋を出て行った。
不快感でいっぱいだった。
なんでこの世に、しんどいときにいきなり乳首をいじられて、気持ちいい女がいるのだ。
それも、何の前触れもなく、突然にだぞ?
絶対、全員が「やだ」って思うと思う。

考えてみれば、こんなことは日常茶飯事だった。
家でリラックスしてTVを見ているとき、あるいは集中して本を読んでいるとき、わたしの意識がどこかへ飛んでしまっているようなときに、彼は突然、人の乳首をいじったり、脇を人差し指でツンツンしたり、部屋を横切ったときに、いきなりその身体をつかんで自分の方へ引き寄せたり、わたしから言えば「おい、急になにすんねん!」というようなことを、一日何回もやるのだった。
一昨日なんか、わたしが台所でコップを洗っている最中に、わたしのパンツをお尻の下のへんまで下げた。
それでいじり倒したあと、どうすんのかと思えば、それをそのまま放置して、自分はどっかへ消えたのだ。
おい、待て。わたしにこんな変な恰好させたまま、コップを洗わせる気か。
さすがにこのときは抗議した。
「こんな変な恰好で、コップ洗わせないでよ」
彼はパンツをずり上げて、またどこかへ消えたが、いったい何がしたいのか、わたしには皆目わからず、憤然とした気持ちだけが残った。

昨日、しんどいなか、ベッドで一人怒りながら考えた。
結局やつは、人の顔色とか都合なんかどうでもよくて、自分がしたいことをしているだけなのだ。
彼は人をとてもよく観察する人で、そのへんはさすがに管理職をしているなと思うだけのことはある。
それなのに、わたしがしんどいと言って倒れているときに、本人にとって辛い刺激を与えてくるとは?
わざとじゃないか・・・。

いろいろ考えた末、わたしは自分が具合が悪くなるのは、Sちゃんがランダムに、いきなりわたしの身体を触ってくるからじゃないかと思うようになった。
それなら合点がいく。
あの、痴漢みたいな触り方。
それを、一日何度もやられて、そのたびにびくっと身体を緊張させて「ちょっとやめてよ!」の抗議。
ああ、そりゃしんどいわ。
たぶん、あの乳首クリクリ攻撃がいつ来るかわからないまま、わたしは思うままリラックスできずに、無意識に常に神経を尖らせていたのだ。

だけど、Sちゃんは元妻帯者だぞ?
それなのに、女性にそんなことをして、相手が嫌がるとわからんのかね?
そこんとこ、おかしーだろ。
元嫁は彼に、いったいどんな教育をしたんだ?
突然乳首をいじらせて、「キャッ」とかって喜んでいたのか?
わからん。
はっきり言えるのは、わたしの前彼は28歳でほとんど女性経験がなかったが、一緒にいて嫌な触り方をしてくるということは絶対なかった。
あっちの方が、女の身体の触り方が上手かった・・・。
たぶん、年齢とか経験数じゃないのだ。

今後、わたしは自分を守るために、Sちゃんに「家にいるとき、一切わたしの身体に触ってくるな」と通知しなければなるまい。
加藤茶の家みたいで嫌だが・・・、気づいてしまったからにはどうしようもない。
もう、朝からダウンの状態まできているのだ。
これ以上は我慢できない。

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恋人Sちゃんとバトル

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だめだ、しんどい。
今日の睡眠時間は4時間半。
昨日に比べれば眠れている方だが、身体がこわばって寝た気がしない。
わたしは、眠っているときまで考え事をしているのか?

昨日は恋人Sちゃんに痴漢触りの件で、一発入れんとあかんなと思っていた。
それでまず、午前中にスカイプで「あなたとマンションで一緒にいると、わたしがしんどいと言い出す理由がわかった。それは、Sちゃんが、突然わたしの身体を勝手に触りまくるからだ」と書いた。
そして、「わたしの身体を自分の人形みたいに触られるのは嫌だ。やめてくれ」みたいなことを書いた。

するとSちゃんは、気持ち悪いくらいおとなしく、「了解です」と言ってきた。
わたしは、これでは駄目だと思った。
たぶん、ほんとうの意味で、なぜわたしが嫌がっているのかわかっていない。

それからわたしの考え事が始まった。
いったい、どう言えば、相手により自分の思っていることが伝わるのか。
わたしは理論派で、感情論で真剣な話はしない。
男に腹の立つことをギャーギャーわめいても、あたまの上で流されるだけということがわかっているからだ。

わたしなりに、まず「Sちゃんは元既婚者なのに、なぜ女が嫌がるような触り方をしてくるのか」から思考スタートした。
可能性は3つ考えられた。
そのうち、もっとも良心的な考え方は、「Sちゃんは長年連れ添った妻とわたしを、同一視しているんじゃないか? 妻と夫は家族で一体化しているわけだから、お互いなにをしてもいい。たとえ夫が妻の乳首をいきなりくりくりしてきたところで、妻はおそらくまったく動じない。少なくとも、わたしのようにその手をはねのけて、やめてよっ! みたいなことは言わない。でも、妻と恋人は、決定的に違うんだよな。・・・」

じゃあ、なにがどう決定的に違うのか。
「まず、恋人同士っていうのは、まったく赤の他人なんだから、他の他人同様、お互いテリトリーを持っているんだよ。こっから内側には入ってくるなっていうやつ。恋人同士の場合、他の他人よりも距離はかなり近いと思われるが、やっぱり相手に対してこっから先には勝手に入ったらあかんっていう不文律があるんだよな。やつは、そのことがわかっていない? わたしが彼に突然触られて拒否反応を示しているのも、このテリトリー内に勝手に入られるからなんだよ。現に、いままでの彼氏のなかで、二人でまったりしているときに、意味もなく、いきなり乳首をくりくりしてきたり、パンツの中に手を入れてきたやつがいるか? ただの一人もいない。この恋人はテリトリーを守ってくれると信じているからこそ、逆にお互い接近してリラックスして話せるんであって、そんなこと独身者の間では当然のことのように了承し合っているもんなんだよ」

「えっちのときはまったく状況はべつだ。このときは、お互いテリトリーを解いているから、基本なにをしてもいい。イレギュラーに恋人の身体をいきなり触って驚かせて、ふざけるというのもありだろう。でも、そのおふざけだって、何回も同じことをやったら、相手は絶対腹を立てる。たとえば男は股間を触ったら喜ぶと信じて、彼がリラックスしてTVを観ているときに、突然、彼の股間をワッとランダムに掴んだとしたら、最初の何回かはビックリして冗談ですむだろうが、5回目くらいから、俺いまTV観てんだよ、いい加減にしろよって話になるだろう。夫婦なら、何やってんの、おまえ? で済むかも知れない。でも、独身者の間では通用しない。だから、わたしはそんなことをしないんじゃないか。独身者の間では常識なことが、Sちゃんにはわかっていない?」

「でも、待てよ。Sちゃんは妻と死別してから、何人かの女性と付き合っている。彼女らに、わたしにしていることと同じことを繰り返していたら、やっぱり嫌がられていたはずだ。あそっか。もしかして、全員とラブホでスッキリしてから食事に行くとかいう形を取ってたんじゃないの。だから、お互いの居住区でまったり過ごすってことがどういうことなのか、わかってないんじゃないの?」

わたしはとりあえず、こうした仮説を組み立てた。
なにをどう言われようが、論破できる自信があった。
だって、Sちゃんがわたしのテリトリーを守ってくれなくて、だからわたしがそれに対してストレスを感じていて、結果しんどくなって寝室へ逃げる、という事実は動かしがたいからだ。

Sちゃんは黙って、「うん」「うん」と聞いていた。
彼は、正しいことを言われたら素直に受け入れるが、おかしいと思うことや、ただの罵声は聞き流す。
それで、概ね理解してくれたが、ただ一つ「いままでの彼女とは全員ラブホで会ってたんじゃないの」は外れていたので、わたしは「それじゃ、かつての彼女も何かしら居心地の悪さを感じつつも、その原因がわからずに黙っていたのかもね。現に、わたしだって、7月からずっと原因がわからなかったわけだから」とねじ込んでおいた。
わたしって、知能犯。

ただ、これでわたしがスッキリしたというわけではなく、最終的に彼がハッキリ「言いたいことはわかった。悪かった。改める」と言わずに、「俺は、ネコ派なんだよ。甘えてるんだろうなあ」と論点をずらしたので、またその後バトルが始まってしまった。
それについては・・・、明日可能であれば書きます。

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カップルの会話術

kaiwa

恋人Sちゃんとのバトルの続きを書こうかと思ったが、昨日またべつの話をしたので、勝手ながらそっちを書くことにした。
それにしても、わたしってめっちゃ理屈っぽいな。
Sちゃんのことを、たいてい会社人間でカチカチ頭と思っているが、わたしも負けていない。

昨日、わたしがSちゃんに「ちょっと講義させてくれ」とお願いしたのは、テーマが「カップルの会話術」であった。
前々からわたしはSちゃんの、一方的で独りよがりな話し方にうんざりさせられていたのだが、これをどうしても改善したいと思ったわたしは、カチカチ人間でもわかるような話し方を考えて、講義にのぞんだ。

「まず、会話は言葉のキャッチボールだって言われてるよね? そういう意味では、Sちゃんはそれが出来てないことがしばしばあるねん。例えば、わたしが何気なく「これこれって、こうやっけ~?」ってぼんやりつぶやいたとする。でもそれ、じつはわたしにとっては、どーーでもいい情報やったりするねん。だって、ここは会社じゃないもん。おうちで、リラックス空間で、ゆるゆるになってて、あたまアホになってて、だからつぶやいてみただけやもん。それに相手は、リラックスできる恋人やもん」

「でも、Sちゃんはその、わたしのどーーでもいい情報に対して、いきなり一方的にドッバーと大量のデータを1から100まで送ってくる。でもな。今日の情報社会において、我々は重要な情報・まあまあの情報・どーーでもいいわの情報、っていうふうに、大量の情報のなかから自分にとって必要なものだけ取ってるやろ? だから、わたしにとっては、どーーでもいいわ情報やねんから、そんな大量のデータ要らんねん。はっきり言って、チラシ1枚でいいねん。だからSちゃんは、100まで送ってこずに、「それは、これこれなんだよ」って、一言二言。それでわたしは、「ふーん」って満足する。そしたら、この話題はここで終わり! 次!!」

「でもさ。もし、わたしがSちゃんがよこしてきたチラシ見て、「あれ? こここう書いてあるけど、こうじゃないの?」と言い出してきたとする。関心が出てきてん。そしたらSちゃんは、その豊富な知識の倉庫から、今度はA4の紙出してきて、「うん、そうだけど、じつはこうこうでこれだからこうなんだよ」と渡す。それ見て、わたしがまた「ふーん。そっか」と言う。満足してん。そしたら、この話題はここで終わり! 次!!」

「ところがさ。もし、またわたしが「え~? でも、友だちがこうこうでこうこうって言うてたで」って言い出してきたとする。関心が出てきてん。そしたらSちゃんは、豊富な知識の奥の引き出しから、さらに詳しく書いたB4の紙を出してきて、「いや、そうじゃなくて、こういう事情があるからこういうことになってて、だからこうなってるねんで」と渡す。それ見てわたしがまた「なるほどねー。あいつ、いい加減なことばっか言うな。気をつけよ」とか言う。満足してん。そしたら、この話題はここで終わり! 次!!」

「・・・というふうに、情報の小出しをしていけば、知らん間にほら! 言葉のキャッチボールになってるやん。これが会話です。相手にとって、その情報がどの程度のものかを考えて出す。それから、沈黙を恐れてはいけない。次々とネタが出てくるわけないから、当然沈黙も生まれる。そういうときは、SちゃんはTVでも横目で見てたらいいねん。わたしは身体かいてたりするねん。だって、ここはリラックス空間、ゆるゆるの世界。そのうちわたしがパッとなんかを思い出して、しゃべり出したりする。想像やけど、Sちゃんは何年も一人でいて、会社でしか人と話せへんかったから、プライベートでの会話の仕方を忘れたんとちゃうかな?」
Sちゃんは苦笑して、そうかもな、と言った。

「まだ話は終わってへんねん。次は、カップルの会話。あのな、カップルが二人でいるときって、わたしの経験則でいえば、どーーっでもいい、アホか、あの二人は? って思うような会話しかしてへんで。だって、ここはリラックス空間やもん。なにしてもいい空間やもん。アホになってる空間やもん。その服かわいーね、会社にこんなアホおるねん、猫パーンチ! 芥川賞年2回も要らんやろ、どーーでもいい話や。でも、そうやってコミュニケーションを取っていくうちに、だんだん二人の距離が縮んでいく。突然、後ろからケツ持ち上げられても、あんた何してんの、アホか! で二人でぎゃははって笑える。わたしの経験則でいえば、平均的カップルってそんな感じ」

長くなってしまったが、そんな講義をして、わたしはSちゃんに「わかった?」と確認した。
Sちゃんは「わかった」と言ったが、そのあとで「いや、わかってないかもな。アホになってるからな」と笑った。
あとは実践できるかどうかが問題だね。
長らくのコチコチ会社人間だから、少し長い目で見なきゃいけないのかな。

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恋人同士の会話

kappuru

疲れた。
昨日、恋人Sちゃんとスカイプで話をするにあたり、わたしのレクチャーしたことを実践してくれるかな? と期待していたのだが、まあ概ね、気を使ってくれているなという感じはした。
しかしである。
まだなんか、足りないのである。

わたしはそれはなんだ? と考えた。
そうだ、笑いだ。
わたしの顔には笑いがないんだ。

そのことは、かなり前から気づいていた。
Sちゃんはニコニコと話している。
でも、わたしはほとんど笑っていない。
「自分の男を寝取られるより、他の女と笑い合っているのを見る方が腹が立つ」と言ったのは、F.サガンだっけ?
それくらい、恋人同士、あるいは夫婦同士、お互い一緒に笑い合うって大事だと思うのだ。

なんでわたしがSちゃんと一緒にいて笑えないかって、そりゃSちゃんがつまんないからだろう・・・。
Sちゃんのつまんないところは、話題が一般論に徹していることである。
「今日のニュースは」とか「その製品はこうだから」とか、それって二人にとってどんだけ重要なものなの?
それよっか、わたしは「今日こんなことがあって」とか「今度こういうことしたくて」とか、そういう話が聞きたい。
いままでの恋人たちは、だいたいみんな、少なからず自分語りをしていたように思う。
「今度このフェスに行くんだ」「へーわたしも行こうかな」「えっ? ももクロだよ?」「・・・」。
「自分はこの酒が好きで、いつも取り寄せてるんだ」「へーそうなんだ」「今度わけてあげるよ」「ありがとー!」。
「この車のシート、イタリア製でF1でも使ってたやつ」「えっすごいね」「セナが好きなんだ」「へー」。

こんなの、日常会話していたら普通に出てくるもんじゃないのかなあ。
なんで、お堅いニュースの話なんかしてるの。
一応話は聞くけど、あっはっはって嬉しい・楽しい・大好きにはならないよね。

こんなでも、Sちゃんはチャットをさせたら面白いのだ。
「こんちくわー」「ただいま、ハニー(はあと)」「おかえりんご」とか、見てたら「この人、いい歳して何言ってんの」とクスッと笑えるところがあるのだ。
面白いのに、知識も豊富。
実際会ってみたら、優しいし、気配りはできるし、この人いい人ーって感じ。
だから、付き合い始めの頃は、わたしは幸せに笑っていたはず。
でも、いつから笑わなくなったの。

彼は、わたしの笑顔を見るのが最高に幸せだと言っている。
そして、彼は人を観察する能力に優れている。
それなのに、なぜわたしがデートの間、まったく顔が笑っていないことに気づかないのか。
もともとそういう人間だと思ってるのかな。
なんだかわたし、つまんない・・・。

やっぱりわたしには、気楽な年下男が向いているのかな。
アホなこと言って、アホなことやって。
H主治医には、「しばらく男は休みなさい」と言われている。
ほんと、しばらく休みたい気分。

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回復のきざし

futaba

朝、目が覚めると、とてつもなく身体が重かった。
一度、少しだけ朝食を摂って、また寝る。
最近のわたしは、寝ても疲れがとれない・食欲不振・止めようとしても止まらない歯ぎしりに悩まされていた。

ところがである。
今日はなんだか食欲が湧いて、少しずつだが朝食を3回に分けて、摂れたのである。
と同時に、あんなにすごかった歯ぎしりが、綺麗に治っていた。
これは・・・。
昨日の、恋人Sちゃんとのチャットが関係しているのか?

昨日のSちゃんとのビデオチャットでは、いきなりSちゃんがまた一般論を出してきたので、わたしはうんざりして、「Sちゃんって、一班論ばっかで自分の話しないよね」と言った。
するとSちゃんが、「そうか、じゃ今日の健康診断はね」と、自分語りを始めたのである。
「前のやつが、俺よりよっぽど若いのに、血圧俺より高かった」
「へー。Sちゃん、血圧どれくらいなの?」
「120台と80台」
「優秀やんー」

というような話から始まって、次々へといわゆるお堅い話ではなく、普通の会話が成立したのである。
わたしは楽になって、自分の好きな話題、「あっそうだ、村上春樹のノーベルどうなったか聞いてくる!」とか、どーでもいいつまんない話ってやつができた。
「ちあきなおみの『喝采』、わたしは好きだよ」
「あれって、男と同棲してるだろ」
「えー。してないと思うけどな」
「いや、列車に乗ってるのを止めるってことは、同棲くらいしてる」
「えー。同棲してなくても、止めるでしょ」
・・・どーでもいい話である。
でもこんな、他愛ない会話こそ、わたしはカップルに必要だと思っている。

それでいつも通り、9時半にはスカイプを終えて寝たのだが、わたしはたぶん、緊張から開放されたんだと思う。
朝起きたら、ものすごく身体が重かったが、どっと疲れが出たんじゃないのかな。
だってこの3・4日間、わたしはほとんどの時間を「Sちゃんにどう言えば、わたしの思う恋人象になってくれるのか」ばかりを考えていたからである。
TVを見ていても、全然内容を理解していなかった。
家族に話しかけられても、ほとんど返事しなかった。
ずーっと、あたまの中で、カチカチ計算していたのである。
その間、ずっと絶え間ない歯ぎしり。

ふつうだったら、とっくにこんなつまんない男、投げ出している。
でもなぜ、わたしがSちゃんをバッサリやれなかったかというと、Sちゃんは不器用なだけで、こころからわたしのことを第一に考えてくれて、どうしたら喜ぶのか考えてくれて、お姫さまのように扱って大事にしてくれているのがわかっていたからである。

でもまだ、油断はできない。
カチカチの会社人間が、そう簡単に治るわけがないと思っている。
昨日もそうだったが、わたしが何気なく「沖縄って、いつから日本になったんだろ~?」とわたしにとってどうでもいい情報を出したとき、彼が「琉球王国が」とか長ったらしいウンチクを始めたので、わたしは横を向いて、返事もせずに知らんふりした。
すると彼が気づいて、「興味ないか、こんな話」とやめたのだが、彼はカチカチ人間なので、わたしがわざわざ「それってわたしにとって要らない情報なんですけど」というわかりやすいサインを出さなければ、まだわからないのだ。
ふつうはそんなサイン出さなくても、リラックス空間でややこしい話しないと思うんだけどねえ。
どんだけ、一人でおってん。
ある意味、気の毒な人間だあな。

ともかく、わたしが食欲を出してきて、なによりも歯ぎしりがなくなったことは、おそらくわたし自身が、なんらかの安心感を得たのだろう。
人間の身体って、ほんとうに不思議だ。
ストレスがなくなると、こんなにも変わるなんて。

いまはまだ、身体がだるい。
ほんとうに、疲れていたんだな。・・・
一仕事終えたあとは、気晴らしにプリンス(25♂)と、カラオケにでも行こう。
じつは、誘われてんだよね。
最近、両親とSちゃんとしか会話してなかったから、他人とも話がしたい気分。
ストレスを、ちょっとでも逃がさなきゃ。

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奈落の底

50s

もう駄目だ。
恋人Sちゃんについていけない。

昨日、わたしは歯ぎしりが治ったと思って喜んでいた。
でも昼過ぎ、Sちゃんとのチャットが始まる頃になって、またカチカチと歯ぎしりが起こってきたのである。

わたしはそのとき、なんだかわからないが、Sちゃんとチャットしたくないと思った。
それで、それをすっぽかして、横になって何をすることもなく、ゴロゴロしていた。
なんで、こんなにチャットしたくないんだろう・・・。
なんだかそのとき、わたしは何もかも放り出して、一人になりたい気分だったのである。

夜のビデオチャットのとき、わたしはそのことを謝って、しんどかったんだと告げた。
Sちゃんはいつも通り、いいよいいよ、と優しく言ってくれた。
でも、このときもやっぱり乗り気じゃなかったのである。
わたしはしょんぼりしながら話していた。
楽しくない・・・。

わたしは、もし他のカップルを見て、一人がまったく笑っていない、あるいは両方がまったく笑っていないのを発見したとしたら、このカップルはうまくいってないな、別れるなとj判断する。
カップルは必ず、少なくとも出来立てカップルは必ず、お互い一瞬でも顔を見合わせて笑い合っているはずだと思っている。
それでいくと、わたしは笑っていないどころか、普段からとても怖い顔をしているのだ。
それは、偶然サイドミラーで見つけた。
これって、出来立てカップルが楽しんでいるときにする表情か・・・?
断じて違う。わたしは、楽しんでいないのだ。

原因と考えられる要素を、ひとつひとつ糸をほぐしていくように、わたしは解決にのぞんだ。
だって、こんなにわたしを大事にしてくれる優しい人だもの。
わたしも努力しなきゃ。
そう考えたのである。

でも、最後にどーしても取り除けない障害があった。
つまり好みの問題。
話題だって、言動だって、お互い好き嫌いがある。
それが致命的に合わないのだ。
彼はおそらく、早い段階でそれに気がついて、わたしに合うように、いろいろ努力してきたんじゃないかと思う。
漫画の話をしたり、ゲームをしようと言ってきたり。
でも、素でそれが一緒に楽しめる人と、そうでない人との差はあまりにも大きい。
彼が寺や神社が好きなのに対し、わたしはUSJなどテーマパークが好きなのだ。
そんなの、直しようがないじゃないか。

ことごとく、それらが合わないので、わたしは楽しくないんだと思う。
ほんとうは、一緒にジェットコースターに乗って、わっはっはってやりたいのだ。
一緒に楽しんで、一緒に笑い合いたいのだ。
それが出来ない。
だから、つまらない、しんどい・・・になるんだと思う。

追い打ちをかけるかのように、昨日の夜のビデオチャットで、彼は悪い癖を出してきた。
彼は、まだ57歳なのに、おじいさんみたいに何度も同じ話をする癖がある。
わたしはそれが嫌いで、やめてくれと何度も言ってきた。
それなのに、昨日も「それ前に聞いた」と言っているのに、「まあ、これだけは言わせてくれ」と言うのである。
わたしが、なにか新しいネタを出してくるのかな? と思って聞いたら、オチまでまったく前と同じことを言ったのである。

わたしはそこで、パーンと切れた。
「ちょっと! なんで何度も同じこと言うのよ!! 聞いたって言ったじゃん!! あなたも同じ話何回もされたら、腹立たないの?!」
彼はひたすら、ごめん、悪かったです、を繰り返したが、もう遅かった。
駄目だ、もう彼はわたしには手に負えない。
どんなによくしてもらっても、いい人だってわかっていても、この人はわたしが大好き! になれる人じゃない。

そんなわけで、3連休は一緒に出かけるつもりだったが、キャンセルにした。
わたしは、Sちゃんのことをよく知っている母に、ことごとくぶちまけて怒っていた。
すると母は、こんなことを言うのである。
「あんたの精神年齢が若すぎるのよ。病気のせいで、30くらいで止まってるねん。普通50やったら、政治の話も少しはするし、家庭や子どもや孫の自慢とかするやろ。あっちはまともに働いてきて、会社でも偉いさんで、子どもも孫もおって、健常者やんか。そら難しいと思うわ。あんたはな、健常者とは無理。ずっと社会の風に当たってないから、年相応になってないねん」

・・・そういえばわたし、前彼は28歳で、ほぼ30歳。
あっちの方が話が合って当然か。
Sちゃんのせいにするんじゃなくて、自分が幼すぎることを自覚すべきだったのか。

そのことを指摘されてから、ますますSちゃんとは無理だと思った。
だって、精神年齢も直しようがないから。
昨日、わたしがオモチャの金色ドレス着てアホやっていたとき、「もーおまえ、ちょっといい加減にしない?」って突っ込んで欲しかったな。
金色のアホドレスを着たまま、ビデオチャットをずっとさせるんじゃなくてさ。

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別れたあとで

ikari2

そういうわけで、恋人Sちゃんとは別れた。
昨日、「もうあなたにはついていけない。精神年齢違いすぎ」みたいなことを書いてメールしたところ、「振り回しちゃったかな。長い目で待ってるよ」と返ってきたので、「(なにを待つんだろ?)」と思っていたら、またメールが来て、「スカイプ立ち上げてるよ」と書いてあった。
なので、わたしは無惨にもスカイプで彼をブロックした。

ずっとスカイプで繋がっていたから、わたしの決意の固さは、それでじゅうぶん伝わったはずだった。
もう話し合うことなんかない。
わたしはさんざん、彼にどこが悪いのかを言い続け、一昨日も彼が同じことを繰り返し話すことにブチ切れて、もういい加減にして! と耳をふさがんばかりに嫌悪感を示していたのである。

すると今朝になって、彼からメールが来た。
「自分が贈ったもの、持ち込んだものを絶対にすべて廃棄して欲しい。新しい彼氏が見ることがないように。10月末までには、自分と出会う前の状態に戻しておいて欲しい」と書いてあった。

まあ、わからんでもないな。
自分が贈ったものなのに、新しい彼氏とそれを使われたら、嫌だろうな。
しかし、量が膨大だぞ?
かさばるものもある。
これ、全部処分するって、面倒くさい&もったいないなんですけど。

困ったわたしは、母に相談した。
「そんなもん、捨てなくていい! 相手はな、怒ってるねん。でも大人やから罵声を浴びせることもできへんし、そういう形で言うてきてるんや」
「えーー!! そうなん? 怒ってるの??」
「そらそうやろ!! あれだけのことをしてあげたのに、あんたはいきなり話し合いもせんと切るんやから」

びっくりしたー。
わたしはてっきり、彼が悲哀の感情を持っていて、昨日は煙草吸いながら、バーボンでもあおってるんだろうと思っていた。
怒ってんのか。
あの温厚な人がねえ。

「だいたいあんたは、いっつも男をビシッと切りすぎる。次から次へと切ってばっかりや。もっと相手をよく見て、付き合いなさい」
「・・・・・・それで、メールの返事、了解しました、でいいのかな」
「ちゃんとこれまでしてもらったことの礼も言わんと。いっぱいお金も使ってもらってんやろ? だいたいあんたは薄情やねん」

わたしが冷酷なまでに薄情なのは、自分自身で知っている。
人が皆、「かわいそうに・・・」と言うような場面で、「ふん、あっそ」で済ませてしまったりする。
母はときどき、あんたのそこがおかしいと言う。
まあ、50年間わたしを見てきた母だから、ほんとうのことなんだろう。

それで、母の教えどおり、「お金もいっぱい使わせてごめんね。いっぱいしてくれたのにごめんね」とメールしたら、Sちゃんは「淡々と事務的に処理してくれればいい」とツンとした返事をよこしてきた。
そっかー。やっぱりこの人、怒ってたんだ。
へー。母親の言うことって、正しいやん!

わたしは妙に感心して、ゴロンと寝たまま考えた。
「そっかー怒ってんのか。へー怒ってんのか。ほー怒ってんのか」
やっぱ、わたしってものすごく薄情なんだな。
もしかしてたぶん普通の人は、ここで「ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・」とか考えるのかな。
でも、わたしはとてもよくしてくれたことは覚えているけれど、感謝もしているけれど、それこそ「淡々と」しているんだな。
どっか人間壊れてんのかも。
H主治医の進言どおり、男はしばらく休んだ方がいいのかもな。

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破壊魔のつぶやき

hasami

昨日、前恋人Sちゃんから、信じられないような要求が飛んできた。
「自分が贈ったもの、持ち込んだもの、すべてを破棄し、写真に撮って送って欲しい」というものである。

・・・写真に撮るって、まさかゴミ袋に入れた訳わからんものを、写せってことじゃないよね?
全部破壊すんの? ゴミ袋に入れて捨てるだけじゃ駄目なの??
こんなことして、どうすんのよ。・・・

まあ、自分の痕跡を残したくないが、自分の住所を知られたくないって都合なんだろうな。
わたしは、マンションに戻ってそれらを実家に持ち込み、はーやれやれと思いながら、まだ袖の通したことのないパーカーなんかにはさみを入れていた。
虚しい。
こんな破壊活動、まったくしたくない。
だってさ・・・、これ全部、二人の思い出の品だよ?
まーそういうの、一切失くして欲しいっていう希望は尊重するけれど、わたしが心配していたのは、Sちゃんのその後だった。

Sちゃん、いまは怒りともしかしたら悲しみに燃えていて、破壊された思い出の数々を見て「これでよし」とか思うかも知れないけれど、時間が経ってほとぼりが覚めたら、どうなるのかな。
「これでよし、スッキリした」というよりも、逆に写真を見て、自分がこころを込めて贈ってあげた品々が、贈ってあげたその本人の手によって、見るも無残に、ズタズタに引き裂かれ、粉々に砕け散って、転がっている有様に、もっと悲しくて辛くて切なくて苦しくて、どうしようもなくなるんじゃないのかな。
その品々、わたしから「欲しい」ってせがんだのは、わずかピアス(@700円)と、漫画『バクマン。①』(@571円)だけで、あとは全部Sちゃんがくれたものなんだよね。
なかには、「わたしはパジャマ党だから要らない」と最後まで主張したのに、買ってくれたユニクロのスウェットまである。
自分が金をはたいてここまでしてやったのに・・・というよりも、自分がここまで相手のことを考えてあげていたのに・・・という気持ちの方が大きいと思う。

いままでの彼氏たちも、いろんなプレゼントを残していってくれた。
そのなかからわたしは、お気に入りのものだけを持っていたりする。
いま使っているキーホルダーは、25年前に彼氏とおそろいで買ったもので、気に入っているからいまでも使っている。
浮気な彼で、いつもあたまに来ていたが、そんなのいまはもう昔のよき思い出だ。

Sちゃんがくれた、アンクレットとピアスとネックレスは、わたしのお気に入りだった。
だから何も言われなければたぶん、ずっとつけていただろうと思う。
だって、あの人がわたしのために選んで買ってくれたものだから。
アンクレットなんて、2回も切ってしまって、彼は3回目を買わなければならなかった。
そんなのも、楽しい思い出の一つなのに。
さっきのキーホルダーを見ただけで、すごい不快感を示していたSちゃんだから、たぶん自分が贈ったものも、そうやって他の男の目に触れられることが不愉快で仕方なかったんだろうな。

わたしは体力がないので、ノロノロ作業を続けている。
そもそも、モノを破壊して気分のいいやつなんて、普通の人じゃないだろ。
いくつか破壊したモノを撮った写真を眺めてみたが、どう見てもこころが痛い。
普通は、こんなの見るに耐えないと思うんだがな。・・・
Sちゃん、大丈夫なのか。
見てしまったあとでは遅いんだよ。

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すべてを破壊したあとで

mug_cup

あー疲れた。
昨日、前恋人Sちゃんからの命により、贈り物の品々を全部、破壊しまくって写真に撮っていたからである。
けっこう量があって、ずいぶん手間がかかった。
これって、わたしに対する嫌がらせ? なんて話ではなく、どうやら彼は、自分のいた痕跡を跡形もなく、本能寺のように綺麗に焼き払ってしまいたかったようである。

終わってから、わたしは念のため、ほんとうにこんな画像を送っていいのかと確認した。
彼は、「どうせ壊れてるんだからいいよ」と言ってきた。
無惨に壊れているからこそ、わたしは心配しているんだが・・・。
でも、彼の希望なので言う通りにした。
まもなく、「これを見ると、ようやく自分が切り捨てられたんだなとわかると思う。ゆみも、夏の夜の夢だったんだと思って」と返ってきた。

うーん。
そういう男もいるのか。
無様に切り捨てられた贈り物の数々を見て、終わってしまったんだから、しようがないさと納得する男。
しかし、品目のなかにコタツがなくてよかったよ~。
あんなの捨てるとなったら、うちの親が「こんなにゴミ出して!」って怒り出すよ。
コタツは近々、Sちゃんが「買う」って宣言してたんだよね。
わたしが「収納できないし、要らないよ」って言っているのに、彼は「自分が欲しいから買うの。文句ある?」といつものように、自分で決めていたのだ。

考えたら、今回破壊したものって、ほとんどが家で使うものなんだよね。
マグカップ、箸、グラス、包丁、サンダル、家で二人でまったりするときの服、その他インテリア用品の数々。
これらは全部、わたしから提案したものではなく、彼がこれがあればいいと決めて買ったり、持ってきたものだ。
そのほかも、トイレを直してくれたり、まな板の漂白してくれたり、あちこちのドアの音が鳴らないようにしてくれたり、散らかし屋のわたしの部屋を片づけてくれたり、いろいろ、いろいろ、たくさんのことをしてくれた。
これらも、ほぼ全部、わたしから「やって」と言ったのではなく、彼が自発的にやったのだ。

これはわたしの想像に過ぎないけれど、彼は「巣作り」していたんじゃないのかな。
自分とわたしの二人にとって、快適な空間、時間。
それをせっせとつくっていたんじゃないだろうか。
彼は何年間も、ずっと孤独で過ごしてきた。
自分の家では、絶対淋しい思いをしていたと思う。
もっとも近々、娘さん夫婦が孫2人と一緒に引っ越してくるので、かなり賑やかにはなると思うが、彼曰く「娘は結婚してしまえば、もうあっちの世界」と言うように、一緒に住んでいるからと言って、まったく孤独感がなくなるわけではないようだ。

50年間も独身でいるわたしにとって、恋人はいつか去っていくものだ。
だからプレゼントも、あげたあとどうなったかなんて、知る由もない。
でも、Sちゃんがあんなに大量のブツを贈り、別れてから全部破壊して画像にして送れ、なんて無茶言ってきたのは、たぶん二人は何年も何年も、もしかしたら死ぬまで一緒にいられるっていう前提があったからじゃないかな。
わたしがデートの間、まったく笑っていないことに、気づいていなかったSちゃんじゃないなずなのに。
こんな関係、長続きしないって、見て見ぬふりをしていたの?

たぶん、ブツだって、彼にとっては「贈り物」じゃなくて、「二人の共有物」だったんだろうな。
巣作りの道具だったんだから。
じゃないと、コタツ買うなんて言わないよな。
コタツはプレゼントとは言わんだろう。

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グラスファイバーの箱

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前恋人Sちゃんが、また信じられないような要求をしてきた。
「昨晩考えていたら、CD2枚がまだ終わっていないのに気づいた。これも壊して写真に送ってください」。

だから言ったんだよ、Sちゃん。
こんな贈り物の破壊画象、持っていても精神衛生上よくないって。
昨晩考えてたっていうことは、破壊画象をまだ消去していなくて、ずっと見ていたってことじゃん。
こんなの、見ているうちに、思い出が次々と蘇って、悲しいし辛いし苦しいし怒りがこみあげてくるし、どうにもならなくなるんだって。

ふつーは、CDの1枚や2枚、見逃してしまっても、あれだけ量があったんだから仕方ない、という話になると思うのだが、意外とSちゃん、ねちっこいな。
それにわたし、ご指定のCD2枚のうち、1枚はなんとか思い出したけれど、あと1枚はどうしても思い出せないんですけれど。
ふつう、ここに置くだろーっていう場所には、それらはなかったからな。
とくに1枚は、このブログのタイトルにもなっているクラブヌーボーの『LIFE,LOVE&PAIN』で、表紙がドピンクなので、見逃すはずがない。
Sちゃん、車の中にでも忘れてるんじゃないのかなあ。
うーん。
マンションをもう一回、洗うしかない。

それにしても、うちの実家とマンションは車で10分くらい、交通手段は父の運転する車のみである。
つまりわたしは、父に「マンションまで送って」とやらなければならないのである。
父はいつも快諾してくれるが、わたしとしては、自分の色恋沙汰に家族を巻き込むというのは、どうもなあ・・・。
そうなることくらい、Sちゃんは知っているんだけどなあ。
あーしんどい。

昨日までは、わたしもSちゃんとの破壊された思い出の品々を見て、「ああ、こころが痛む・・・」と思っていたのだが、今朝のこのメールを見て、なんか腹が立ってきた。
これって嫌がらせですか? 復讐ですか??
またそのうち、「アレコレを忘れていた、これも壊して写真に送ってください」って来るんじゃないだろうか。
しまいに飲食物まで持ち出して、「うんこ写真に撮って見せてください」とか。
嫌だよー! 消化しちまったものまで出せないよ。
なんで、相手が嫌がるようなことを、わざわざするの。
それって、ストーカーの人の心理じゃん。

もーとにかくわたしは疲れた。
失恋っていうのは、相打ちのようなもので、パンチを放った人間も、,放たれた人間と同じようにダメージを受けるんだよね。
だからこれは、わたしにとっても失恋。
なのでわたしは、別れる別れないの話になってから、食事がまともに摂れず、夕食が目玉焼き1個だったりしている。
痩せたー。
とってもわかりやすいダメージの受け方だ・・・。

ともかく、Sちゃんには早く立ち直ってもらって、過ぎ去った思い出として、グラスファイバーの箱にすべてをしまってもらわなきゃ。
わたしはいくつも、そんな箱を持っている。
ときどき開けてみるけれど、もう胸が痛んだりはしない。
いつか絶対そうなるから、いまは辛抱のときだよ、Sちゃん。

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永遠の関係

akinohana

今朝起きると、うおおおおっってくらい、身体が重かった。
それもそうか・・・。
食事まともにしていない&前恋人Sちゃんの思い出グッズ破壊活動していたんだからな。

破壊活動・・・当たり前だけど、だいたい最初からしたくなかったのよ。
「自分のいた痕跡をすべてなくしてくれ」までは、まあそういう人もいるかって理解するんだけれど、全部破壊して画像にしろだなんてねえ。
Mだよ、M。

わたしだったら、もし痕跡をなくしたいと思ったら、その人が気に入っていたもの1点ないし数点は、「これは思い出の品としてとっておいて」って言うな。
そしたらその人、たまーにそれを見て、元恋人のことを思い出すわけじゃん。
永遠に、その人のこころのなかで生きていける。
現に、前前彼からは、ボールペンをもらっているんだけれど、いい造りなので、なんとなくいつもカバンに入れていたりする。
使うときは、「これいいよな。彼が、わたしが忘れっぽいから記録しろって言って、くれたんだよな」なんて考えている。

まー人にはそれぞれ考え方があるから、どうしようもないな。
済んだことだ。
これからわたしは徐々に、Sちゃんと出会う前の生活に戻らなければならない。
デイケア、また行くのかよー。
メンバー変わっていて、知っている人、いないと思うんだけどな。
また新しい飲み友達をつくらねば。

それと、わたしの恋愛案内人、H主治医にすべてを報告しよう。
H主治医には、わたしは恋愛事情のすべてを語っている。
彼は、そういう話もよく聞いてくれて、わたしが「どう思います?!」とかまくしたてたら、一言「それはあなたがこうだからでしょ」とか、ポンと納得のいく返答をくれたりする。
それが、100%当たるから不思議なのだ。
そういうわけで、わたしとH主治医は、診察時間の5分間すべてを費やして、恋バナをしているときがある。
おい。
自分の病気の話は要らんのか・・・。

もっとも、H主治医はものすごくあたまの切れる人なので、そういったわたしの言動などから、病状を察知しているんだろう。
いや、重い病気話の合間に、息抜きしているのかも知れん。
なんだかわからんが、とにかくわたしとしては、H主治医にべらべらしゃべると気が楽になるから、それでいいのだ。

最近わたしは、人は出会った瞬間から、別れに向かって走るものだと感じている。
いままでだって、恋人ぬきにしても、みーんな去っていったじゃないか。
永遠の関係なんて、夫婦や家族だけのものかも知れないな。
もちろん、自分が70歳くらいになってから出会う人は、永遠の友だちになるかもだけど。

50歳のわたしは、これからも出会いと別れを続けていくんだろうな。
人生って、楽しいことと辛いことの連続だね。

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終わった恋


hasami2

午前中、美容室へ行ってきた。
失恋したから、髪を切ろう・・・なんて、凡庸な考えではない。
単に、「最近、美容室に行ってないんじゃないか」と思って、カードを見たら、1ケ月半以上行っていないことがわかったので、行くことにしたのだ。
わたしは毎回、根元だけカラーリングしてもらっているのだが、1か月半に一度は行かないと、全部やり直しになってしまうのである。

美容室は、わたしにとって癒しの空間だ。
髪の毛を洗ってもらうのも、髪をシャキシャキ切ってもらうのも好き。
でも今日は、なんだか座っているだけでしんどかった。
ここ数日間の、この身体のだるさはなんだろう。
食べるもの食べていないからかな。
いや、もしかしてうつ・・・?

嫌だああ!
せっかくいま、一年のうちでいちばん楽しい躁の時期なのに、冬が来るまえにもううつに入るなんて嫌だああ!!

「冬、寒いから嫌ですよね。僕、冬嫌いなんですよ」
「わたしも寒いの駄目で。それに、わたし躁うつ病だから、冬になるとうつに入るんですよ。そうなると外に出れなくなっちゃうんですよ」
「へえ、季節によって変わるんですねー」
「人によって全然違うんですけどね。だから冬はカットしに来れるかどうか、わからないかも」

美容室を出ると、用事を思い出してマンションに行った。
先日、大学の同級生が白血病で死んだのだが、みんなで彼女をしのぼうという集まりがあるのだ。
体育学部女子の結束は強い。
東日本大震災の被害にあった女子のために、みんなで呼びかけてカンパし、50万円を渡したこともある。
そんな感じで、また誰かが呼びかけて、「Mちゃんの写真を持っている人は持って来て」と言ってきたので、わたしはフト思い出して、Mちゃんがわりとでかく写っている写真を、アルバムから引き抜いて取ってきた。
スキー合宿のときのものだな。
Mちゃんとわたしは、出席番号が前後だったので、寝床が隣になったのだ。
Mちゃんはダイビング――高飛び込みの選手で、長座からにゅ~っと倒立を始めたときは、びっくりした。

そんなMちゃんをわたしもしのびたいのだが、この体調、大丈夫なのか・・・?
去年の冬、皇宮自衛官という珍しい職業をしている女子が、東京から大阪に帰ってきたときも、みんなで集まったのだが、そのときわたしは激うつで、うんうん唸りながら必死に寝ている状態だったので、断るしかなかった。
行きたいのに行けないっていう状況、わかってもらえるかなあ。
今回はもう、出席で返事を出してしまったので、断ったらまたキャンセルかーという話になる。
しかもこの度は、故人をしのぶ会だ。
キャンセルなんかしたくない・・・。
Mちゃんの、この写真だけでも、みんなに見てもらいたいよう。

激うつでなければ、行こう。とわたしは思った。
こんなの、うつじゃなくて、ただの疲れかも知れない。
どっちかっていうと、そっちだろう。
食べないと。
いつまでも、終わった恋にこころを痛めている場合じゃない。

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『バクマン。』と前彼氏

bakuman

しんどいーー。
どうしたんだろう。
食べてないのは食べてないけれど・・・、
こんなにしんどくなるもん?
いつまで、失恋ひきずってるんだよ・・・。

部屋で、一人ゴロゴロする。
なーんにもする気がしない。
でも、金曜日発売だった、コンビニ漫画『バクマン。③』は、少しだけ読んだ。
これ、すごく面白いんだよね。
漫画家になって、自分たちの作品がアニメ化するのを夢に、熱く頑張る中・高校生の話なんだけどさ。
昔、深夜アニメで見たな。
そのとき、これ面白いなと思ってたんだよね。

前恋人Sちゃんに「これ面白いよ」と勧めたら、彼も「面白い」と言っていたから、たぶん3巻まで買ってるぜ。
全9巻。
9巻までは、べつべつの場所で、同じものを読んでいることになるね。

前恋人Sちゃんには、昨日、言い足りなかったことをメールに書いて送った。
なぜ、わたしが彼のもとを去らなければならなかったのか。
前に送ったメールを読み返してみたら、「なんだこれ?」と自分でも意味がわからなかった。
一応、別れの話であることはわかるが、理由が明白ではない・・・。
こんなの送られてきたら、茶化さずに「どういう意味?」とか「突然言われてもわからないから、とにかく話し合いをしよう」とか言えばよかったのに。
その後、わたしがスカイプで彼を突然ブロックしたときも。
「なんで急にこんなことするの?」とか「とにかく、自分にも話をさせて」とかメールで言ってきたら、わたしは話し合いに応じたと思う。

そういうことで、別れる理由がいまいちわからないまま、彼は別れに同意することになったと思う。
彼の口からは、一言も「なんで?」「とりあえず話そう」という言葉が出て来なかった。
もう、自分でも結果がわかっていたのかな。
これ以上話し合っても、行き先は同じだって。

わたしとしては、あんなに大事にしてもらったのに、こんな終わり方でいいのかっていう気持ちがあったから、ずっと気に病んでいた。
だから昨日、衝動的に「別れなければならなかった理由」を書いて、メールした。
彼はもう、もしかしたら、わたしを忘れようと努力中で、こんなものあったら邪魔なんじゃないかと思わないでもなかったが、やっぱりここは全部明かして、ちゃんとしておいた方がいい。
それが、わたしを大事に大事にしてくれたことに対する誠意だと思った。

それで今日は、『バクマン。③』である。
だ~らだら、少しずつ読んでいる。
なんか、考えが先に進まない・・・。
面白いんだけどさ。

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うつに突入か?

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ううう・・・今朝もしんどい。
マジでうつが来たのか・・・?
うつ転って、なんかの事件をきっかけに、急に起こるものなの?
起こるかも。
躁転の場合は、事件や事故や災害や不幸があったときに、急に起こることがある。

躁期とうつ期の期間は人それぞれなのだが、わたしの場合は、4月から躁期に入って、12月中旬あたりからうつ期に入る。
だから、いまは通常でいくと、まだまだ躁期なのだ。
もしうつが来たんだとしたら、こんなの、病気になって15年間で初めてだ。

うつに入ったら、そりゃーもう、しんどい。
うつ期でも最初の方はまだ動けるのだが、1ケ月もすると寝込みだす。
この期間は、完全に外出できない状態。
通院は月2回だが、薬をもらわなければどうしようもないので、このときだけは、ゼイゼイ言いながら診察に行く。
今年は新薬を使っているので、どういう展開になるかわからないが、激うつさえ来なければいいと思っている。
激うつときたら、39℃くらいの高熱が、永遠に何日も続くかのような地獄なのだ。
もちろん、ごはんなんか食べない。

激うつでなくても、わたしの場合、正月がうつなので、毎年、美味しいものが食べられない・・・。
正月三が日を、一日ブロッコリー1房で終わらせてしまったこともある。
年末に買った、ふだん飲まないような美味しいお酒も、手つかずで残される。
もったいない・・・。
なので、わたしにとって、正月はあんまり嬉しい行事じゃない。

そんなうつが、こんな早い時期に来られては困るのである。
せっかくいい季節なのに、どこへも行けずじまいですか?
クリスマスもなし? 正月もなし?
50にもなってクリスマスかい、と思われるかも知れないが、クリスマスの街って、歩いていて楽しいじゃん。
年間でもいちばんいい時期に、わたしは寝ているんですか・・・。
とほほー。
これ、うつだったら、ほんとうにやだなあ。
明日、診察だから、H主治医に相談しよう。

とまあ、こんなことをごそごそ書けているわたしは、まだ元気じゃないか、と思われるかも知れないが、元気じゃないす。
ここ数日間のブログは、「おらああああ!」と気合を入れて、必死で書いているのです。
なんでそこまでして書くかというと、記録が残るから。
あとで読み返すと、「このとき、こうすればよかったのに」とか思うこともある。
自前反面教師ですな。
そういう意味でわたし、また反面教師になってしまったかも。
とほほー。
てかこれ、もしかして、ただの懲りない人?

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診察室で恋バナ

takarabako

今日は、診察日だった。
わたしは、今日のお題を勝手に自分で決めていた。
1.別れてから、贈ったものを相手に破壊させ、その画像を送らせるなんて、57歳男はこころが痛まないのか。(H主治医は60歳)
2.ある事件をきっかけに、うつ転することがあるのか。自分はどうなのか。
であった。
ところで、1.って医者に相談することなのか・・・?
まあよい。H主治医はあたまがいいから、「こんなの診察に関係ない」と思ったら、適当に話を変える。

H主治医が「調子どうですか」と言うまえに、わたしはまくしたてた。
なにしろ、診察時間は5分間なのである。

「彼氏と別れました!」
「それが何?」
「彼氏、別れたあとで、贈った品物全部、壊して写真に撮って送ってこいなんて言ったんですよ! それでわたし、まいってしまって」
「!! そんなん、する必要ない!! 別れたあとなんて、(どのこの。)なんでやったんや?!」
「彼はわたしの家を知ってるけど、わたしは知らないんですよ。どうなるかわからないから、ここは彼の言う通りにしようと思って」
「その画像、見せてみ」
「これです」
「これ何?」
「プラネタリウムです」
「これは?」
「包丁です」
「これは・・・アロマやな?」
「はい」
「このアクセサリーは? 高いの? いや安いな」
「そうですよ。700円程度のものです」
「なんや、大したもん、ないやないか」
「でも、値段じゃなくて、彼がわたしのためによかれと思って、こころを込めてくれたものですから。そんなの破壊された写真、持ってて何とも思わないんですか? 57歳男性は。わたしなら、心が痛みます」
「これで精算したと思ってるんやろ」

そういうもんか。
57歳男性って、おっさんだもんな。
女性みたいに、いつまでも感傷に浸っていることはないのかも知れない。

「それでわたし、破壊活動してから、うつが来たんじゃないかと思うくらい、しんどいんですよ。朝起きれないし、ごはんもちょっと前から食べれてないし。――なにか起こってから、うつ転することってあるんですか?」
「あると思いますよー。まあでも・・・大丈夫じゃないかな」

確かに、ほんとうのうつならば、あんなにべらべらまくしたてたりするのは無理だ。
じゃ、このしんどさって、落ち込みなのか?
なんにもする気力がないのも?
躁のときでも、こんなふうになることがあるの?

まだ患者歴15年のわたしには、わからないことが多すぎる。
H主治医はデイケアへの参加を勧めてくれたが、いまはまだ、行く気力がない。
こんなの、ほんとうに躁なのかよ・・・。
だとしたら、今年の躁は、ちっとも楽しくないな。

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わたしの解離性障害

3trees

さて、わたしのなかには、3人ないし4人の人物がいる。
解離性障害だ。
平たく言えば、多重人格のようなものですな。

でも、本物の多重人格(解離性同一性障害)の人と決定的に違うのは、
1.幼い頃からの発症ではない。虐待を受けていない。
2.スイッチが入ったように急に変わるのではなく、自分が知らない間に変わっていて、いつの間にかもとに戻っている。
3.人格の一人一人に名前はついていない。
などである。

初めて解離性障害と診断されたのは、37歳の入院時であるが、このときの担当医がボケで、そのことを両親にも告げず、次の医師にも申し送りしなかった。
だから、わたしは自分の入院ノートを見るまで、解離があることを知らずにいたのだ。
でも当時は、思春期くらいのわたしが一人いて、彼女が記憶の多くを持っていたのを知っている。
だから、わたし本人は、入院期間はひどく短く感じたなー。

いま現在は、さっきも書いたように、3人ないし4人である。
それぞれを紹介していくと、
1.本物のわたし
2.5歳くらいの女の子。いたずらっ子で、モノを隠す癖がある。
3.等身大のわたし。意味もないメモを残したりしている。
(4.怒りたける人。暴言を吐き、暴力・破壊活動をする。)

4.については、3.が怒ってやったのかも知れないので、存在がよくわからない。
――というふうに、2.3人の困ったちゃんがいるので、わたしは時々記憶を失い、やった覚えのないことを「やった」と言われたり、「忘れっぽい」と言われたりする。

解離性障害をいろいろ調べてみたが、こんな症状って、多重人格(解離性同一性障害)しか、当てはまらないんだよねえ。
でもこれで解離性同一性障害を名乗ったら、患者たちは間違いなく怒るよ。
彼女たちは、毎日毎日、地獄を見ているのだ。

でもじゃあ、なんなの・・・と、わたしはかねてから、ずっと思っている。
プロフィール欄に、解離性障害を入れていないのも、そのためだ。
H主治医には、一度「こんなことがあって」と説明したのだが、解離があったのに気づくのが、数か月後だったりするので、「もう終わった話でしょ」と言われて、その後、わたしはなにも話さなくなった。

だが、一昨日の診察で、わたしが前彼Sちゃんから来たメールの内容を、たまたま話したら、「交代人格があるのかも知れんね」と言い出した。
なんのことはない・・・、さるラーメン屋で、「わたし、お風呂に1週間入ってないようには見えへんやろ?」と言ったのは何号か? というSちゃんの問いかけに、わたしが「なんの脈絡もなく唐突に言ったのなら3号、脈絡があったら1号(わたし本人)」と答えたという話である。
「身近にいる人が、そう感じてたんやったら、おるのかもね」とH主治医は言った。
だーかーらー、言ったじゃない。
まー、こんなのどうせ治らないので、治療もしないだろうけどさ。

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恋人へのプレゼント

present2

ケータイの充電器が壊れた。
早速、AUショップに買いに行く。

このケータイは、もう10年くらい前から使っているもので、当時の彼氏とおそろいで購入したものだ。
べつに、記念に持っているというわけではない。
しかし、充電器が壊れるようでは、本体も買い替えた方がいいのかなと思って、あちこち見ていたときだった。

じゃーん! と登場しました、先日破壊した、前恋人Sちゃんからのプレゼント画像。
おいおい、こんなところで出て来るなよ・・・、また落ち込むじゃないか。
なにが落ち込むって、二人の思い出の品を、自分自身の手で破壊しなければならなかった心痛だ。
なんで、あんなことをさせたんだよう。
なかには、プレゼントしたんじゃなくて、単に二人が楽しむために、家から持ち込んだものだってあったじゃないか。
あれ、「家に送って」って言われれば、その通りにしたよ。
そんなに住所が知られたくなかったのか。

それにさー。
基本、プレゼントしたものは、その人のもので、その人が自由にしていいものじゃない?
あとから返せとか壊せとかって、反則だと思うんだよね。
少なくとも、アクセサリーとか身に着けるものは、もう使いようがないわけだから、そのままにしておけばいいじゃない。
いままでの彼氏で、プレゼントを返せとか壊せとか言ってきたやつ、一人もいなかったわよ。
なかには、エルメスの指輪@16万円を置いて行ったやつもいる。
刻印消せば、売れたと思うけどね。
でもそこは、美意識が働いたんじゃないのかな。

そんでわたしは、いままでの彼氏から何もらったっけ? と考えてみた。
○ボールペンとスケジュールノート
○帽子
○音楽CD
○革製ブレスレット
○エルメスの指輪
○エルメスの指輪
○カーテン
○シルバーネックレス
○ウールのブラウス
○大型犬のぬいぐるみ
○腕時計
○シルバーリング
○カセットテープ大量

・・・・・・少なっ!
というか、わたしは15年前に発病してからは、うつ期が12~4月に来るので、クリスマスもバレンタインもホワイトデーも誕生日(3月)も全部ナシで、ここ7~8年前までは、毎年その時期、入院していたのだ。
それに、発病前の15年以上前の若いときのことなんか、覚えてないよー!
だからたぶん、もっともらっていると思う(見栄?)。

んで、じゃあ、わたしが彼氏にあげたものって、なにがあったよ? と考えると、これがほとんど記憶にないのである・・・。
ここ数年の彼氏は、偶然みんな5月生まれだったので、わたしはそのとき躁期にいたはずで、プレゼントくらいしていそうなものなのに。
覚えているのは、
○刻印入りボールペン
○保温グラス

・・・・・・以上である。
不思議だよう? わたしは誕生日プレゼントもしていなかったのか?
もちろん、若いときのことは忘れているが、それにしたって、少なすぎだろ・・・。
これもたぶん、実際はもっとプレゼントしていると思う(見栄??)。
要するに、わたしにとってプレゼントは、あげちゃったらあとは好きにしてー、という位置づけにあるもので、決して「自分の痕跡」などではないのである。

そこが、前恋人Sちゃんとの、決定的な違いである。
彼は、「自分の痕跡を消すため」、プレゼントを全部破壊しろと言った。
でもわたしは、「プレゼントはもらったら、その人の自由にしていいもの」の考えの人である。
わたしはいまでも、アンクレットをプレゼントされたとき、大喜びしたことを覚えている。
でも、後味の悪い思い出になっちゃった。
あとから、返せとか壊せとか言われるんだったら、あんなに大喜びはしないよ。

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遊び人はもう要らない

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さて、前恋人Sちゃんと別れたわたしは、早速次の男性を・・・、というのではなく、しばらく休憩しようと思っている。
ほんま、疲れた。
H主治医も母親も、「しばらく男は休みなさい」と言うので、じゃあそうさせてもらいます、という気分である。

しかーし!
早くもわたしは、次に選ぶとしたら、どんな男が? などと考えている。
懲りないなー。
同学年の仕事人の女は、「もう、男とかどうでもいいわー」と40代の頃から言っていた。
懲りたんだろうな。
でも、わたしは50歳になっても、まだ懲りていない。

とりあえず、遊び人は駄目だ。
これはもう、KJで懲りた。
前にも書いたかもだけど、わたしは、「遊び人男の3特徴」というものを作り上げた。
それは、
1.まあまあ以上のルックスである。
2.口が上手い。
3.えー歳こいているくせに、独身歴が長い。
というものである。

だってさ、これらが揃えば、くっついてくる女がゼロってことはないだろう。
それなのにもし、自分に声をかけてきたとしたら、他にも女いるだろ・・・と疑ってかかるべきだと思うのである。
案外、美人がだまされやすいかもね。
自分をもてると思っているから、「この男も、ワタシに目をつけたのね」なんて、勘違いしそうだから。

わたしが見事に引っかかった遊び人KJはプロ級だったが、あとから考えると変なことばかりであった。
なかでも、うちの母が注目したのは、「息子がいるとはいえ、家に電話をかけてくるななんて言うのはおかしい」ということである。
当時、わたしは「息子に電話を聞かれたくないっていうのも、アリか」としか思っていなかったのだが、これって、何かに似てやしないか。
そうだ、嫁がいるのを隠して不倫しとる男の言い分だ。
「家に電話をかけてくるな」って、そのまんまじゃないの?

・・・と考えつくと、今度は「夕食はどうしてたんだよ」という問題に突き当たるのである。
彼は、「自分でつくっている」と言っていたが、これは当時から絶対嘘だと思っていた。
だって、彼は仕事が終わったとき、「いまから帰る」とだけメールしてくるのだが、それからスーパーに寄って、メシつくって、食べて、洗い物して、なんて時間はなかったはずなのである。
「どっかで食べてるか、コンビニに寄ってるのかな」と当時思っていたが、じゃあなんで最初からそれ言わないんだよ。
嘘をつく理由って、どこにあるの?
――母との結論では、「たぶん、息子のほかに女がいた」である。
真相はわからないが、もしそうだったら、マジでプロだぞ。

その他、わたしの恋愛案内人H主治医は、最初から徹底して「その人、遊び人ですよ」と言っていた。
「出張先に女がいるに決まっています」
「でも彼の出張先って、山の中なんですよ。女なんかいませんよ」
「さー、どうかわかりませんよ」

こんな会話が何回か繰り返されたのであるが、いまから思うと、一度だけ彼は出張先の外の風景を写してきたのだが、全然山の中という感じではなかった。
ちゃんと店もあった。
それに・・・、「出張のときはいつも夜は、部下と飲んで寝るだけ」と言っていたが、よく考えたら、わたしと初めて飲みに行ったときも、大阪出張であり、夜は部下と飲んでいたのではなくて、わたしと会っていたわけである。
どこの地域に出張したとしても、女と会うことは可能だったのだ。

まーKJのことは、考えれば考えるほど、「あれ、プロの遊び人だったよなー」と思えるところがたくさん出て来るので、おかげさまで、わたしは二度と遊び人には引っかからないと思う。
あの、3特徴を見逃さなければね。
基本、どの女も「いいな」と思うような男はパスだな。
運命的な出会いを匂わせて、気さくに「飲みに行こうか」とか誘ってくる男、パス。
見つけたとたん、ダッシュしてくるなど、女が喜ぶようなことを知っている男・・・パス!
いつも爽やかな笑みを浮かべ、これ見よがしに歯を輝かせている男・・・・・・パース!!

って、考えたら、わたしの理想の人って、「普通の男」じゃん。
そうだよねえ。普通がいちばんだよねえ。

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若作りの女

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わたしはここ2年間ほど、双子の妹とは、ある理由で断絶状態にある。
だから、彼女を間近に見たことはなかった。
ところがである。

前恋人Sちゃんのフェイスブックの「もしかしたらお友だちかも」の欄に、なぜか彼女が登場したのである。
二人の間に、まったく繋がりはない。
どうなっているんだ、フェイスブック??

ともあれ、そういうわけで、わたしはしばらくぶりに、彼女とごたいめーんとなった。
顔がちょっとふっくらして、なかなかべっぴんさんに写ってるやん。
そう思った矢先に、Sちゃんが言ったのである。
「ゆみの方が若く見える」。

え、ちょっとなんで??
どー見ても、こっちの方が美人でしょ。
だが、Sちゃんの人を見る目は非常に鋭い。お世辞も言わない。
なんで? と聞いたら、Sちゃんは「こっちの人は、若作りしてるのがわかるから、余計に歳とって見える」と言うのであった。
そ、そんなものなのか・・・。
男の人って、怖いな。

そんなことを、うちの母に話したら、母も即答で「そりゃ、あんたの方が若く見えるわ!」と言った。
「そお?」
「だってまえに来たとき、あの子、頬がげっそり痩せてて、ほんまに老けたなって思ったわ」
「でも、いまはふっくらしてるみたいよ?」
「でも、肌をなんにも気遣わんやろ? しみだらけや。あれはいかんなあ」

確かに、肌はわたしの方が断然若いと思う。
H主治医に、「今日はしんどくて、化粧もしてないんです~」と言ったら、彼は「え!」と椅子から飛び降りて、わたしの顔をなでて、「ほんまや! 塗ってない!!」と驚いたほどである。
だから、わたしはどんどんいい加減になって、最近すっぴんで歩いていることが多い。
このブログの現時点でのプロフィール写真も、すっぴんだよ~。
おまけに、着てるのパジャマだし。
替えた方がいいのかな。

そんなわけで、断絶状態にある妹ではあるが、この先どうなっていくんだろうなと思ってみたりもする。
たまに、60・70歳くらいの人で、やたらお洒落しているようで、全然変だし。みたいな人がいるが、あれになるんじゃないだろうな。
去年、フェイスブックで、同窓会打ち合わせの様子を見たとき、彼女は金髪あたまで「これ、20代じゃ・・・」みたいな恰好をしていた。
やっぱり、予備軍だよなー。
あぶねー。

わたしは、やっぱり歳とともに、顔にマッチしない服が出てきて、「好きなんだけど、あきらめよー」みたいになってきている。
ロゴ入りとかが、キツくなってきたな。
ミニスカも、もう駄目だしな。
短パンは穿いていたけれど、あれはセーフだろ。
・・・というふうに、年相応の身なりを心掛けたいと思う。
そんで、おばあさんになったら、ピンクを着るの。
白髪あたまのグレーとピンクは相性いいからね。

ところで、まえにチャットルームで遊んでいたときに、50代女性で「へそまである長いぱんつを穿いている」って言っていた人が2人もいたんだけれど、まじかー!?
なななんで、その若さで、おばあさんみたいな下着をつけるんですか??
理解不能です!!
あったかさを求めるなら、夏に穿いている必要はないと思うし、なにもそこまで女捨てなくても・・・。
わたしは一生、長いぱんつとは無縁でいたい。
いくらなんでも、若作りでしょーと思われるまでは、頑張りたい。

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『釣りバカ日誌』に疑問

turibaka

昨日、なんか『新・釣りバカ日誌』をTVで放映していたそうな・・・?
じつはわたしは、あんまり映画・ドラマは観ないが、その例外が『釣りバカ日誌』だったりするのである。

母から、「西田敏行が社長役になるらしいよ」と聞いて、げっと思った。
あかんやろーそれ。
あの物語ってさ、要するにリーマンを爽快にさせるための話じゃん。
社内では、ハマちゃんこと西田敏行は上司にガミガミ怒られてんのに、全然どこ吹く風で、みんなからもそういうところが親しまれていて。
そのうえ、なーんと雲の上の社長と、ニックネームで呼び合う仲。
というか、むしろ釣りに関しては、ヒラ社員の方が師匠だったりするという、まさにヒラ社員のあこがれではないかーー!

でもさー。
ヒラ社員でヘラヘラしてんの、西田敏行だからよかったんであって、その人が社長になっても、ちっとも面白くないよ。
もう視聴者の間では、ハマちゃんが西田敏行ってことになってんだもん。
いきなり、スーさんになられても困るよ。
こんなキャスト、よく原作者が許したな。

わたしはなんか、観る気がしなかった。
せめてさ、ハマちゃんは西田敏行で据え置いて、新しい社長を持ってくればよかったわけじゃん。
どーせスーさん、「ああ」とか「ほう」とか言ってるだけなんだから、多くは期待しないよ。

古いけれど、『ターミネータ』もわたしの好きな作品だったが、3以降、監督が変わってメチャメチャになった。
2でジョン・コナー役をやっていた鋭い目つきの子役は、3ではなんかサル顔の弱々しい男に変わってしまった。
肝心のサラ・コナー役の役者は、「こんなメッセージ性のない映画には出ない」と断ってしまったため、苦しくも白血病で死んだことになってしまった。
あれ、まだ4まで続いてんだね。
シュワちゃんの責任、ちょっとあるんじゃないのかなー。
シュワちゃんが断ったら、さすがにつくれないもんね。

同じように、わたしはこんなキャストで『新・釣りバカ日誌』をやるなら、西田敏行が断ればよかったのにと思う。
役者として、どんな役でもこなせる自信があったのかなー。
役者として、与えられた役はなんでもやるっていう主義なのかなー。
まーちょっと、あの人がごねれば、話は変わったんじゃないかと思うけどなー?

あら? 新作を観ていないわたしが、なに言ってるんでしょうかね。
でも、なんとなく想像つくわ。
たぶんもう、『釣りバカ日誌』は、リーマンのあこがれではなくなっているのよ。

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ホットフラッシュでぱんつ一丁

zou

暑いのだーー!
更年期障害における、ホットフラッシュ現象である。
急に身体が「あつーー!!」となって、人によっては真冬に汗が出るという。
わたしは汗までは出ないが、次から次へと服を脱ぎ始める。

そんでいま、タンクトップ1枚にぱんつ一丁である。
「あんた、なんて恰好してんの!」と母に言われるが、彼女も経験があるらしく、「更年期障害やな」と納得している。
更年期障害にもいろいろあるが、わたしにいま出ているのは、これとあと、自律神経失調症みたいなものだ。
自律神経失調症みたいなものは、やっぱり「あつーー!」となって、これがホットフラッシュより長く続くのである。
はっきり言って、秋なのに1日中タンクトップにぱんつ一丁とか。
体温調節ができていないとしか思えない。

でもさー。
しっかりお勤めの皆さんは、さぞかしこういうの、お困りになるだろうけれど、わたしはさすらいの風来坊。
全然、困ることがないー。
更年期障害は、人によって出方も重さも違うというけれど、わたしはとっても軽くてラッキーな方だな。

とはいえ、躁うつ病患者から言わせてもらうと、なんぼ、更年期障害で「うつ」が来たなんて言っても、わたしのうつ期のうつに比べたら、絶対格段に軽いぞ。
あんなもんで「更年期障害で・・・ああ・・・辛い・・・」なんて言っている人がいたら、後ろからこづいてやる。
ほんまもんの病人の辛さを思い知れーー!!
なんつって、熱くなってしまったが、ほんと「更年期障害は病気じゃない」なんて、当たり前のことじゃない。
なにいまさら言ってんの?

とまー、更年期障害が軽いわたしだからこそ言えるのかも知れないが、たとえ重くても、やっぱり病気の辛さには勝てないと思うなー。
病気、ほんとに辛いもん。
自殺企図が2回あるけれど、みんなだいたいそのくらいみたいよ。
自殺企図については、1回目はわたしが解離中に起こったもので、車の走る横断歩道のなかで、一人突っ立っていたらしい?
2回目は記憶があるけれど、13階から飛び降りようとしたとき、下で子どもが遊んでいたので断念した・・・のである。
自殺は、エネルギーが半端なく要るから、一回失敗したら、少なくともその日はやり直しできないよ。
でもいまは、生きることに決めたので、絶対しないです。

そんなわけで、わたしとしては、更年期障害がなんぼのもんじゃいーという感じである。
これからも、いろいろ症状が出て来るかも知れないけれど、たぶん平気。
もっとも、これはわたしがさすらいの風来坊をやっているから言えるセリフなんでしょうな。
今日もお勤め、ご苦労さまです。
って、今日は日曜日か。
てか、働いている人、いるよね。

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お出かけしなきゃ

odekake

考えたら、ここ数ヶ月間、平日はずっと家にいたんじゃないだろうか。
それも、パソコンの前でずっと座りっぱなし・・・。
しかもしかも、その間、しゃべった相手といえば、両親と前恋人Sちゃんの3人だけだった気がする。

これはいかん。
ほかの他人とも話さねば。

とりあえず、11月1日にある大学時代の集まり「Mちゃんをしのぶ会」では、たくさんの同級生と話すことができるだろう。
惜しむらくは、「洋楽カラオケバー・ハロウィンパーティー」が、その前日にあることだ。
この日は、洋楽好きが集まって、映画・ミュージカルなどの主題歌をカラオケで歌い、その曲・アーティストに合った仮装をしてバカをやるのである。
去年は、ゴジラとかスパイダーマンとかマリリン・モンローとか、へんな人たちであふれかえっていた。
わたしは、ミュージカル「CATS」の『メモリー』を歌って、鼻にでっかい猫鼻をつけて、目尻をマスカラで吊り上げて、猫耳カチューシャをつけた。
アホよのー。
でも、アホをするときは、アホをしなければ。

今年は、「007ゴールドフィンガー」の『ゴールドフィンガー』を歌って、昔、結婚式の余興のために東急ハンズで買った、キラキラの金色ドレスとティアラをつけて、指を金金に染めて、「♪ゴールドフィンガー!」とやろうかなと思ったのだが、・・・仕方ない。
「Mちゃんをしのぶ会」の方が、断然優先だ。
ただでさえ、2日連続の外出はしんどいわたしなのに、前日にアホやっていたら、さぞかし疲れているだろう。
無理だ・・・。
残念。

一番いいのは、病院のデイケアに行くことである。
デイケアに行ったら、わたしと同じように、暇な精神障害者がそこそこ来ている。
このまえ、診察室で偶然出会った、デイケアメンバーの一人に尋ねてみたら、「メンバー、ほとんど変わってないよ」ということだった。
知った顔ぶれの勢ぞろいか・・・と思うと、これまた憂鬱になる。
だって、話が合う人、2人くらいしかいないんだもん。
その2人とも、飲み友達だよ。
たまに、デイケアの終わったあとで、昼間っから酒を飲みに行くの。
そんで、デイケア内の人々の噂話とか、スタッフの噂話とか、H院長を含めた病院全体の情報交換を、あれこれしたりするのである。
従って、わたしがデイケアで友だちになるのは、いつも男だ。
だって女の人、「お茶しよー」とか可愛らしいことばっか言ってんだもん。
なんで、女性はアルコールを飲まないかね?
不思議だなー。

その飲み友達も、最近2人失っていて、1人は自分の夢を見つけてばく進中、もう1人は、行方不明なのである。・・・
なにがあったわけでもないのに、突然、連絡が取れなくなってしまったのだ。
わたしにはちょっとした心当たりがあるのだが、そいつとは秘密共有友だちで、「おまえ、このこと、誰にもぜーったい言うなよ!!」を前置きして、お互いビックリ情報を流し合っていたので、書けない。
・・・淋しいなあ。

一時、よく行っていたお見合いパ―ティは、スパッとやめた。
前彼Sちゃんのときでさえ、話を積み重ねたうえで「この人、好きだな」と付き合い始めたのに、その後いろいろ自分にとって嫌な部分が見えてきて、わずか3・4か月で別れることになってしまった。
やっぱり付き合うときは、相手を思い切り時間をかけて、じーっくり観察しないと駄目ですな。
ましてや、お見合いパーティなんて、たった3分くらいしか話せないわけじゃん。
そんなので、その人の何がわかるのよ。
・・・ということに気づいたわたしは、遅すぎるよね。
アホでした。

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コタツにはんてん

dotera_kotatsu

さて昨日、我が家にも、コタツが登場したのである。
ちなみに、大阪在住である。
最近の大阪は冷えて冷えて・・・、雪国の人からすれば「アホか」(大阪弁)みたいなもんだと思うが、とにかく寒いのは嫌なのであるー。

寒いのが嫌いなのは、猫も同じで、待ってましたと言わんばかりに、コタツを設置したとたん、点検にやってきて、そろそろと潜りこんでいった。
ほんと、猫はコタツが好きだねー。
あの密閉空間で、誰にも邪魔されず、人を観察できるのが楽しいのかな。

わたし的には、コタツといえば、みかんではなく日本酒である。
ほんとうは、とっくりと猪口で、熱燗というのが理想的なのだが、無精者のわたしは、湯のみに冷や酒をトクトク入れて、レンジでチンして飲む。
ちょっと工程がナンだが、これで湯豆腐でもつまめたら、最高ですな。
ああ、冬だなあ・・・と実感する。

そして、コタツの出現と同時に、ついにあの「はんてん」が活躍するときがやってきた!
「はんてん」、あったかいよねー、軽いよねー、肩こらないよねー。
受験生の必須アイテムであることが、よく理解できる。
昨日、わたしはそのはんてんを、着ることになった。
じつはわたしは、「パジャマにはんてん派」なんだよね。
これほど、楽であったかい恰好があるだろうかー。

しかしそれも、ホットフラッシュのおかげで、脱いだり着たりしていた。
面倒くさい・・・。
あっちで脱いで忘れてきて、こっちで脱いで、また忘れてきて。
たぶんこれ、冬じゅう続くんだろうな。
てか、数年間こういうのが続くんだろうな。

そういうわけで、今年の12月あたりに、よい酒を買ってきて、はんてんを着ながら、猫入りコタツで日本酒をついっとやらせてもらおうと思う。
わたしが一時期、一日6合もの酒を朝からあおっていたので、我が家ではビール以上のアルコール度数のあるものは置かせてもらえない。
でもね。1年に一回くらいいいじゃないの。
なにしろわたしは、正月はうつ期に入って、飲めない・食べられない人になるんだからさー。
12月に前倒しっていうのも、アリだよね。

ところで、わたしは一日中、家にこもっているので、外の気温がわからない。
今度、「Mちゃんをしのぶ会」のときは、大阪の最高気温は20℃と、大阪にしては寒い日にあたるので、どんな服装をしたらいいのか困っている。
コタツとはんてんの時期っつったら、相当寒いよね・・・?
ブーツってアリなんだろうか。
ああ、この季節感のなさはなんだ。

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「~だけで」の誘い

suppliment

昼間のTVなんか見ていると、CMで「~だけで」こんなに痩せられる! とか、「~だけで」こんなに若返る! とか言ってんのがあるが、わたしはああいうのは、一切信じていない。

若返るサプリメントとして、「○潤」っていうのがあるが、そのCMに出ていた三船敏郎が、CMに出てからわずか数ヶ月で亡くなったのにはわろた(不謹慎)。
「○潤」、全然効いてないじゃん。
自分ところのインチキを、自分で暴いてどうするのだ。
あれ見てもまだ、飲んでいる人っているんだろうけれど、お人よしだなーと思う。

また、最近、女性用のかつらのCMがやたら多いのだが、あれは全然駄目だよー。
ターゲットは間違いなく、更年期のあとで、髪の毛が薄くなってしまった高齢女性。
でもさ。
わたし自身、つけ毛で遊んでみようとしたことあるけれど、色が決定的に合わないんだよ。
真っ黒なら合うと思うけれど、ちょっとでもカラーリングしている人は駄目。
色の違いがあると、すごーく目立って、「あ、つけてるな」っていうのがすぐわかるのよね。

それでいくと、高齢女性の髪の色なんて、ほんとにさまざまじゃん。
ばっちり合うとは思えないんだよねー。
ましてや、CMでは、モデルさんの髪の毛の色、茶色ですよ。
もう、絶対つけてるのモロバレになるって。
それなのに、うたい文句は『つける「だけで」、ほら簡単に』だもんね。
だまされるよなーあれは。

あと、金融商品なんかでだまされる人、あとをたたないよね。
出資金○○○円を出す「だけで」、金利△△%! とかって・・・、幼児あたまのわたしでも、その話変だろーって思うよ。
いまのご時世、金利が2桁ってことは、かなりハイリスクな商品だってことでしょー。
それなのに、「絶対」なんかがつくと、100%嘘ですよ。
そんな都合のいい話は、この世に存在しない。

飲む「だけで」痩せるサプリ、なんてそれこそ数えきれないほどあると思うが、どれほど効いてんのかね?
わたしはたくさんのダイエットブログを読んできたが、多くの人が飲んでいらっしゃいました・・・が、痩せてませんでしたね。
なにしろ、なかには哺乳瓶みたいに目盛りを打ってあるコップで、そのダイエット飲料を飲んで、それを1食とするというシロモノがあったが、あんなもん食事じゃないだろー。
続けられるわけないよ。
ましてや、甲状腺ホルモンなんかが入ったあぶねーダイエットサプリは、健康のことを考えると、飲まないのが賢明だろう。
「だけで」の次に「その代わり」がくっついてしまう。
まー、計算としては合っているけどさ。

思うに、この「だけで」族は、楽して得を得たい人たちなんではないか。
このタイプの人たちって、言っちゃーなんだが、だまされやすいんじゃないのかなあ。
誰だって、楽して得したいもんね。
そこにつけこんだ商品って、いっぱいあると思うんだよね。

サテ、そんな偉そうなことを述べているわたしであるが、ほんとう言うと、人のことを言えないのである。
じつは、毎夕、○命酒・・・を飲んでいるのだ・・・。
こんなの効かないよって思っているんだけれど・・・。
食前酒としてなんだよね。・・・

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アイルランドへ出張(笑)

ireland

昨日、前恋人Sちゃんの、信じられない噂を聞いた。
「Sさん、チャットルームに戻ってきて、アイルランドへ3ヶ月出張してたって言ってたよ」。

アイルランドーーー?!
よくそんな大嘘がつけるな。
Sちゃんちの会社は中小企業で、HPを調べたが、アイルランドはおろか、どこにも外国に支社があるなんて書いていなかった。
わたしのマンションは、アイルランドかい!!

何より悲しかったのは、わたしと過ごした3ヶ月間を、すべてなかったことにして、のうのうと人前で嘘をついている姿だった。
せめて、国内にしときゃよかったのに。
ほかにも、「忙しかった」とかさ。
嘘も、ここまできたらやり過ぎだろ・・・。

わたしは彼に「わたしのマンションはアイルランドじゃない」とメールを送った。
すると彼は、人が変わったような開き直りメールを送ってきたのである。
「で? (わたしのマンションは)北極より寒かったけどな」

・・・ひどい・・・。
自分から来ていたくせに。
わたしは、マンションで二人で過ごした楽しい日々のことを思い出した。
なぜこの人は、二人の思い出の品や場所を、ことごとく壊そうとするのだろう。
人間の記憶まで、消せるわけじゃないのに。
思い出のなかで、「優しい彼だった」と蘇らせることは、もはや不可能な気がする。

もう、彼は人が変わってしまったと、わたしは思った。
そして、「やられたらやり返す」主義のわたしは、報復措置に出た。
つまり、チャットルームに噂を流したのである。
「Sさんはアイルランドへ出張へ行ってたなんて言ってるけど、真っ赤な嘘で、じつはわたしと一緒にチャットしていた」という事実である。

ここで、アイルランドが利いてくるんだよなー。
場所がね。
悪すぎだよ。
国内なら嘘がばれても、「そりゃ、彼女と別れたなんて、言えないもんな」と一定の理解が得られるかも知れないが、アイルランドだと、「ふられたくせに、アイルランドに3ヶ月出張してたなんてカッコつけちゃって、よく言えたねー」ってな具合に、反応が違ってくるんじゃないのかな。

「彼女にふられたからチャットルームに戻ってきたくせに、アイルランドに出張してたと嘘をついてカッコつけた男」。
これはネタとして大変面白いので、いつも会話のネタに飽きているチャットルームでは、あっという間に広がった。
これからも、広がると思う。
でも、もうわたしの手には負えない。

それにしてもSちゃん、なんでアイルランドだなんて言ってしまったのだろう。
当然、珍しいから、みんな「どんなところ?」とか聞いてくると思うのだが、それも嘘でのらりくらりとかわすつもりだったのかな。
まー、なんか言わなきゃいけないだろうから、当然、嘘を言うことになるんだろうな。
ということは、チャットルームの全員を、欺くつもりだったのか・・・。

嘘に嘘を重ねる人、それがわたしをあんなに大事に優しくしてくれた、その本人なんだろうか。
わたしは夢でも見ていたのかな?
いまはもう、ほんとうに彼のことが見えない。

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北極事件のあとで

garasu

前恋人Sちゃんのスキャンダルは、やっぱりどんどん広がっていった。
もう、チャットルームには戻れないほどに。
そして、チャットルームだけではなく、夜のスカイプ仲間のなかにも。
たぶん女性にとっては、「別れの報復として、571円の漫画まで破かせたという、あり得ないセコイ男」が美味しいネタで、男性にとっては、「アイルランド出張は嘘で、じつは女にふられとったんか、ほー」あたりではないかと思う。

そのことを悟ったのか、Sちゃんは夜になって、人を小バカにした態度を急変させて、「もう忘れろ」とか言ってきた。
は?
なにを忘れんの?

わたしは昨夜、ここまで工作したのは、あれだけ二人で過ごしたわたしのマンションのことを、一昨日彼が、「で? (あのマンションはアイルランドどころか)北極より寒かったけどな」と皮肉で叩き返してきたからだった。
そのときわたしは、二人の思い出も、わたしのマンションも、わたしの存在も、Sちゃんに許していたこころも、全部傷つけられた。
そのうえで、今回の北極事件と、わたしへのプレゼント破壊事件について、謝罪を求めた。
しかし、・・・彼のメールの内容は支離滅裂で、その2つの件に関しては、ちっとも謝っていなかった。

どーもわからんのは、この人、謝る場面になると、「ゆみに切り捨てられたと実感できたら、自分は納得できる」と言ってくるところである。
???
なんでなのよ!
そこは一言、「あのときはごめんな」もしくは「謝ることなんかなにもないよ」でしょ。
へんでしょーが。

何度も同じことを繰り返されて、わたしは考えた。
じゃあ、この人を納得させるには、思いっきり切り捨てればいいわけね。
そしたら、謝ってくれるんだよね。

そう結論づけたわたしは、メールで思いっきり彼を罵倒した。
「プレゼント全部壊して画像で送れなんて、この男サイテー! こんなやつと付き合えるか! 壊す品物、箇条書きにしてきてキモイ!! 漫画まで入ってんの怖すぎ!! この人の頭どーなってんの? 壊せというなら、もらったときのわたしのありがとうを返せ!! あーこんなサイテー男だと思っていなかった。わたしってかわいそう」

そしたら、ぱたっと彼からのメールがなくなった。
あ・・・・・・あれでよかったのか?
わからん・・・・・・・・・。変態??

あーーーじゃなくて!
結局わたし、謝ってもらってないわけじゃん。

でも、こころからの謝罪なんて、絶対無理ね。
そんな気、あの人毛頭ないもん。
お互い罵り合って、すべてを破壊しまくるような別れ方しかできない人だったんだね。
それでプレゼント、全部安物だったのか。
納得。

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夢を追う

shabondama2

明日は、大学時代の同級生で、先日白血病で死んだ「Mちゃんをしのぶ会」がある。
なにやるんだろ・・・、遺影をまえに酒のんで、みんなでワイワイやるのかな?
まー葬式でもそういうことするみたいだから、いいんだろうか。
よくわかんね。

同級生の大方は、体育教師である。
一班入試で入ってきた人は、本気で体育教師を目指してきた人ばかりなので、超進学校出身も少なくない。
一方、わたしみたいに推薦入試で入った人は、スポーツバカなので、英語も読めないやつがいた・・・。
英語の教科書に、ひらがな打ってんだよ・・・・・・、あれは引いたわ。

でもそんなひらがな野郎でも、いまちゃんと体育教師やってんだよね。
勤まるんだなー、びっくり。
いまはどうか知らないが、当時は国体の開催県が1位をとるために、強い選手を教師として迎え入れるという暗黙の了解があったので、ひらがな野郎でも体育教師になれたんだね。
まー、夢が叶ったんだから、わたしが口を出すことじゃない。

夢といえば、わたしはこれはなるべく若いうちに決めた方がいいと思う。
まえにも書いたが、同級生のなかには、皇宮自衛官という珍しい仕事をしている女子がいる。
彼女は、高校時代からすでにその道を決めていて、先生に相談したところ、「大学は出た方がいい」と言われたので、我らが大学へ入学した。
そんで、わりとあっさり就職したみたい。
面接官? に情熱が伝わったんだろうな。
もちろん、成績も優秀で、剣道ばんばんやってる子だったけど。

あと、もう絶交したけど、小学6年生から「高校の体育教師になる」と決めて努力していた旧友人は、なんと120倍の競争率を突破して、高校の体育教員の座を勝ち取った。
120倍って書いたけど、じつはその年の大阪での採用は、たった1人だったのである。
つまり、体育学部の大阪出身のほとんどが受けたテストで、合格者が「あいつなのかよ!」と学内が騒然とした・・・と思われる。

惜しむらくは、彼女はそれで天狗になってしまったのか、確かな情報筋では、いま大阪府内の体育教員のあいだで、彼女はものすごく評判が悪いらしい。
「悪口があちこちから聞こえてくる、あの人とは組みたくないと言っている先生いっぱい」とのことだった。
わたしと会ったときも、教頭にのしあがる野望をふつふつと煮えたぎらせてたから、なにかが変質してしまったんだな。
夢が叶ったからって、そこで終わっちゃ駄目だってことか。

誰かがどっかで書いていたけれど、成功する人は、必ず20代までになんらかの結果を出しているらしい。
あながち間違ってもいないと思うんだよね。
そりゃ例外はあるだろうけれど、グーグルで例外を探そうと思ったら、なかなか見つからんぞ?
「あの人、例外じゃないか」と思って、学校では劣等生だったエジソンや、5歳までしゃべれなかったアインシュタインを調べてみたが、どっちも20代までに一定の成功をおさめていた。
エジソンは人並み外れた好奇心で、毎日毎日思考に明け暮れていたから、結果に結びついたんだと思うし、アインシュタインも来る日も来る日も、肌身離さずメモ帳を持って計算しまくっていたから、結果を出したのではないかと思う。

なーんて、50歳になったわたしは、ふと自らを振り返る。
中学生のときまで、わたしは漫画家になりたかったんだよな。
でも、本物の人とは決意のあり方が違ってたわ。
本物だったら、中学に入ったとたん、もう出版社に持ち込みしていると思う。

そんで、何者にもなれなかったわたしが、ここにいる。
でも、こんな病気になるんだったら、何者かになっていた方が悲劇だったかも知れないね。

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