LIFE,LOVE&PAIN(旧)

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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思い出収集家

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サテ、わたしは人生の柱として、仕事と恋愛を立てていたのだと、思い出したのだが、それを母に話してみると(なんでも言うな)、「男を追いかけるなんて、そんなことを考えていたの」と恥ずかしいことを言うのである。

男を追いかけるって! 昔の人はそういう感覚なのか。
まあ母なんかは・・・、父と出会って、その人一筋だからな。
たぶん、デートなんかほとんどしていないよ。

でもわたしは、小さい頃から、とにかくたくさんの恋愛をして、それらの思い出を箱に入れて綺麗にラッピングし、しまっておいて、82歳になってから公園で日なたぼっこをしつつ、一つ一つ取り出して懐かしむ、という人生の最終目標を持っていたのだ。
彼氏と一緒にいるときの笑顔、仕草、空、海、ビル、音楽、いろんな一瞬が脳裏に焼きつけられ、それらは眩しかったりグレーだったり暗闇だったりするけれど、いま取り出しても、ああ、懐かしいな・・・と思う。
思えばわたしは、少女時代、少女漫画を熱烈に読む人だったんだよね。
それで、恋愛に対して、夢を抱いたのかなあ。

そんで、我を取り戻すと、そこに元彼Sちゃんがいる。
この人はちょっと前、「一回ふられたから、距離を置いてんだよ」と言った。

「だから、ラインも毎日してないでしょ」
「あっ、いま話つくったやろ! ラインが少なくなったのは、11月やろ! ふったのなんか、だいぶ前やんか!!」
「あっ、違う、違う。腰! 腰が痛かったから」
「11月に何を話してたかと言うと・・・」
「腰が痛かったの!」

彼は距離を置いている理由をごまかした。
でも、ラインが減った時期は、ちょうどわたしが将来の心配を始めた頃だ。
まー思うに・・・、恋人ほどの密接な関わりはできないけれど、ちょっと飲み食いするぶんには、ちょうどいい相手って感じなのかな。
恋人席に座っているのが、そういう気持ちの人だなんて、淋しいな・・・。

ただ、Sちゃんは将来的にも外せない。
いまだって、すごくよくしてくれている。
食事に連れていってくれたり、ためになる話をしてくれたり、とにかく頼りになる。
こういう人がいてくれるだけで、ありがたいと思うべきなのかなあ。
身を切るような、恋の駆け引きから手を引いて、おっとりした中年女性として生きるべきなのかなあ。

H主治医がことあるごとに、「あなたもいい歳なんですから」って言うんだよね。
わかっているけど、べつに自分からあきらめなくてもいいじゃん・・・とも思う。
まだまだお洒落したいし、テーマパークにも行きたいし、カフェでカッコつけて足を組みたいわよ。
でもなあ・・・、やっぱり新しい出会いって、もう難しいだろうな。
反対の人もいるだろうけど、わたしは昔に比べて、ストライクゾーンが狭くなっている。
長く生きているだけに、自分なりのスタイルが決まっていて、それをすり合わせるのは困難だと思う。

結局、わたしはH主治医の言うところの愛の狩人(古い!)をやめるんだろうなという予感がする。
82歳までに持っていくのは、これまで溜めたラッピングまで。
今後は、「Sちゃん」とラベリングされた箱の体積が増えていくのかな。
まーこんなことを言っていても、2、3年先がわかんないのがわたしだけどね。
いままでの恋愛も、全部そうだったんだから。

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