LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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障害者のパンとクッキー

kuki

知的障害者の方々の環境について、調べていたら(わたしは一つのことに取りかかると、何日間でもやっている)、「障害者のつくったパンやクッキーは食べられない」という人が、意外に多いことを知った。
ふーん・・・。
まーだいたいの人は、不衛生だと考えているんだろうな。
知的障害者と精神障害者は、汚い恰好をして、ヨダレを垂らしているものだと思っているもんね。
だからこそ、お洒落してヨダレを垂らしていないわたしは、「精神障害者だなんてウソだ」と批難されているんだもんね。

うちのデイケアでも、クッキーをつくっているけれど、見ていたら衛生面では問題ない。
ただ、大量生産に慣れた人たちにとっては、素人が手でこね回した生地っていうだけで、嫌な人もいるだろうな。
クッキーの型が悪くて、形が明瞭でないのもあるし・・・。
売り物にできるかというと、たぶん無理だろうな。

商品としては、企業がつくったものにかなう訳がないから、ちょっとでも食べてくれる人が増えるように、少し努力したらどうだろうと、わたしは思う。
最初から難しいことを言うけど、商品がパンやクッキーである必要があるのかな?
たぶん、「食べたくない」人の多くは、手で直に触られた商品だからじゃないかな。
そこは、「でも、美味しいんです」って言っても、耳を貸してもらえないだろう。
たとえば、なんでポテトチップスとかチョコレートじゃ駄目なの?
手でこねくり回した感がないから、抵抗が少なくなるんじゃないかと思うけど、現場的に、そんなのできないってことなんだろうか。
べつになんでもいいんだけれど、なにがなんでもパンとクッキーというのは、どうなんだろうか。

それと、デイケアのクッキーを見ていて思うのは、袋に芸がなさすぎなんだよね・・・。
透明なビニール袋に、かわいいシールを貼っているんだけれど、こういうラッピングって、売るためのお菓子に最適か?
お菓子売り場を見てみ。
みんな、たのしー! おいしー! 明るいー! ってものすごく主張してるぞ。
やっぱこういう商売っ気のあるものを、みんなは見慣れているわけで、なんだかパッとしない地味な障害者クッキーは、どうしても負ける。
せめて、プロの仕事をまねて、派手な袋にしたらどうだろうか。
中身ポテトチップスで、派手な袋で、激辛味とかじゃ、駄目なの?
商品づくりが、素人の自己満足で終わっていると消費者に判定されたら、すすーっと彼らは逃げていくと思うな。

さらに、ほんとうはここまでやらないと駄目だろうなと思う手口は、たとえば△△シェフに短時間来てもらって、「△△シェフ監修」と、袋に写真を張りつける方法。
とにかく、これは清潔だしプロが見ているんだ、と見た目にわかりやすくするのが目的。
まー実現はしないだろうけどね。
たぶん、これでもまだ何%かは「食べたくない」と言うだろうな。
そんな人に、「健常者のつくったものだって汚い」とか必死になって言って聞かせても無理だって。

なんだか偉そうなことを書いてしまったが、うちのデイケアのクッキーづくりを見ていて、なんで障害者ってクッキーばっかりつくってんだろうと思うんだよね。
ちなみに、わたしがやらないのは、あれは力仕事だとわかっているからである。
これは、わたしがスタッフに言ったら「またこの人、戯言を・・・」と思われるので言わないけれど、あれ、フォーチュンクッキーにしたらどうなのかな。
おみくじが出てきたらアタリで、もう一袋くれるとか、なんか遊びがないとお菓子ってつまんないんじゃないの?
できるかどうかはともかくとして、考えるのって大事じゃないかな。
たぶん何か仕掛けたら、「おや?」って見る人が、出てくるんじゃないかと思うんだけど。

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