LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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診察室での攻防

ushi

昨日は、Hクリニックへ向かう電車のなかで、診察で話すことをまとめていた。
診察は5分間なので、自分に有利な成果をあげるためには、こっちが弾丸のようにしゃべらなければならない。
H主治医はあたまが超速いので、遅れをとってアワアワしている場合じゃないのだ。

「おはようございます」と言って、しばらく20・30代の写真を見せてから(まだやってる)、わたしはようやく本題(診察・・・)に入った。
「先生、あの新しい薬、駄目ですよ!」
「ん?」
「これを見てください!」(ケガした脚を挙げて、見せる)
「んん??」
「ここ(額)に、たんこぶもできたんです!」
「・・・・・・」
「なんか、夜中に勝手に歩いてるみたいなんですよ! フラフラするんです!」

事情を把握したH先生が、カルテに向かった。
わたしは、いまの薬を打ち切り、Rという薬に変えてもらうという、困難なミッションの第一段階をクリアしようとして、医師が無視できない患者の切実な訴えをした。
「このままじゃ、とても怖くて飲めません!」
「ええっ?!!」
いきなり、デカイ声で、H先生はあたまを抱えてしまった。

「えええ~~!!!」(←精巧なコンピュータに、バグが出たので混乱中。)
あっ・・・!
予想外だ、ヤバい! 次、大きいのが来るぞ!!
危機を悟った瞬間、わたしは、牛のお産を励ます、牧場のおじさんになった。
「違う使い方、するとか!」
「――50!」(モー!)

ンモモ~~。・・・
よい仔を産んでくれた・・・、予想通りではないが。
つまり、いまの薬100mgが、50mgに減らすだけですんだ。
Rにはならなかったけれど、デブ薬Jにもならなくてよかった。
ひとまず、大きな変更はなしだ。セーフだ!

それにしても、こんだけわたしがリクエストしても、H先生が「もう知りません!」にならない理由の一つに、おそらく重症患者であることが挙げられると思う。
ふつうに考えて、精神病の重症患者と、まともに接していたのでは、折り合いがつかない。
たぶん、患者の特性を見極めて、うまく治療に結びつくようにしているんじゃないだろうか。
わたしの場合、「肥満恐怖症」を特性とし、なるべくそれに触れないよう、処方しているとすれば、H先生の振舞いも納得できる。

某掲示板によると、精神科クリニックは、重症患者ほど、看護師さんその他が優しく接するものらしい。
わたしもそれである。
軽めの人は会計だけなのに、わたしにはニコニコと「カワイイ服ね」などと、毎回話しかけてくれる。
なんでわたしだけ? と不気味だったが、そりゃ親に連れてこられて、外に聞こえるくらい診察室で怒鳴りまくったら、それだけで要経過観察の患者だよ。
わたしは、よくも悪くも、クリニックに甘やかされている。

サテ、終わったことを思い出していても、仕方ないな。
まずは、いまの薬でこの3週間を乗り切れるかどうかだ。
皆さんの慈悲に助けられて、かろうじて脳みそを維持できていることに、感謝しなければならないな。
ゴールデンウィークは、たぶん外は人がいっぱいだから、基本、外に出ないようにしよう。
脳の刺激になるようなものからは、なるべく一生、逃げ回るつもり。

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