LIFE,LOVE&PAIN(旧)

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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人の身を案じる。



昨日は、またしょうもないことを考えていた。
暇なんだろうな。

その内容は、むかしむかし付き合っていた恋人Sは、大丈夫なのかということである。
どう大丈夫じゃないかっていうと、その人は親父さんが零細企業を営んでいたのだが、もう歳がかなり上で、どう考えてもこのまま、この人が後を継ぐと、会社を潰すなと思えるところだった。
35歳ぐらいで途中入社したのだが、システムを独断で替えるなど、ぺーぺーがやってはいけないことをしていたので、ああ、この人は企業のトップダウン方式を知らないんだな、と思うと同時に、これでは周りとの軋轢は避けられないだろうと思ったのだった。

で、そこから妄想が始まったのである。
自分の企業が潰れたらどうなるの・・・?
ヘタをすれば、債務が回ってくるの・・・?
家が担保に入っていたら、家がなくなるの・・・?
家がなくなったら、ネカフェ難民が、ホームレスになるの・・・?
えーマジか。

わたしは、とても嫌な気分になった。
貧困層の人たちが、一歩踏み外せば、簡単にホームレスになってしまう時代なのだ。
あの人、大丈夫なのかなあと、わたしは再び思った。
そう簡単に返せないほどの、大きな恩があるので、 ちょっと気になる。

気になりついでにもっと気にすると、その人の履歴書は、わたしから見れば最悪だった。
なんでこんな履歴書を作っちゃったの? というぐらい、どんくさい生き方をしている。
これじゃあ、正社員はおろか、派遣社員だって通らないよ。
従ってバイトか、日雇い労働の2択になるんだろうな。
しかしそんなんで、部屋を借りれるのか?

そしてわたしは、薄暗いネカフェを思い出した。
帰ってきたかと思ったら、狭いところでごはん。
それが、一生続くかもしれない絶望。
嫌だなあ。万が一でも、あの人がそんな目にあってほしくないなあ。

「嫌な想像だな。待てよ。そういう場合、わたしのマンションに住んでもらうとか? ・・・いや、そう簡単にはいかないな」
じつはここは、親から逃げて、一人になるために買った場所である。
だから、常に人がいるのは困るのだ。

わたしは顎に手を当てて、さらにうーんと考えた。
「だいたいもし、相手がお金がないのに病気になった時、誰が払うんだ? お金がないなら、出ていけって言えないじゃない。ある意味、知人に部屋を提供するということは、その人の人生のいくらかを背負うことになるんだよな」

わたしは、ふうとため息をついた。
結局、やれる範囲だけのことをするとすれば、「ここをネカフェ代わりにして、空いているときだけ泊まってください」とか、そんなもんだろうな。
いくら恩人とはいえ、自分ができる以上のことをしてしまうと、関係にヒビが入るような気がする。

だけど、とわたしは例外を考えた。
「自殺の可能性があるときは、すべて例外だ! 何ヶ月間でも1年間でもいてもらう。親しかった友だちが2人も死んで、これ以上はたくさん。出て行く時は、心身ともにリフレッシュ! くらいでないとね」

ここまで思い至って、わたしはハタと我に帰って、アホか・・・と崩れた。
なんで、こんな夢想をしているの?
恋人Sが、ネカフェ難民をしているかもしれないという強い思い込みはどこから??
あーそっか。
わたしは去年の10月から、介護だの年金だの、いろんなことで思い込みをして、余計な悩みを抱えているのだった。
H主治医は、「暇なんや」と診断している。
うーん。確かに暇だけど。
でもじゃあなぜ、10月からなんだろうね?

まーとにかく言えるのは、この格差社会の中で、 わたしが知っているすべての人が、住居も仕事も失わないでほしい、ということだ。
みんな誰もが、ホームレスになって、苦しい思いをしてほしくない。
貧困に関して、あまり人のことは言えないんだけど、暇なわたしが何かをできるとすれば、もしかしてそっちの方面なのかもね。

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