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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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『MW』と『バナナフィッシュ』の日

sake8

昨夜は、手塚治虫つづきで、今度は『MW』を再読。
重いテーマなんだよねー。要は、大量殺戮兵器に対する批判なんだけどさ。
ラストのクライマックスで、殺戮兵器MWガスにあたまをやられた殺人鬼の準主人公が、苦労して盗んだMWガスとともに主人公・賀来が海へ沈むのを見て、「賀来ーー!!」となまえを叫んで泣くシーンがよかったな。
ほんとの悪魔なら、ここのセリフは「俺のMWガスがーー!!」のはずなんだよね。
結局、この悪魔のような準主人公も、じつは殺戮兵器の犠牲者で、もとはふつうの人間だったのだなと。
とまあいつものように、あまり人が気にしないところで、「さすが手塚治虫、芸が細かい…」などと感じ入ってしまった夜更けであった。
かたじけない。

それで、今日はまた手塚治虫の重いテーマバージョンで『きりひと讃歌』を読みたいと思ったのだが、あいにくマンションにはなかった。
なんとなく、『MW』の側にあった、吉田秋生の『バナナフィッシュ』を読み始める。
これも、大量殺戮兵器をめぐる話なんだよねー。
うちには、なんでこんなものばかり置いてあるのだ。

しかしまー、『バナナフィッシュ』を読んでいる間じゅう、わたしが気になっていたのは、昼にお好み焼き屋さんで買った、旨そうなホルモン焼きであった。
なんで、お好み焼き屋にホルモン焼きがあるのかわたしは知らないし、これはメニューにも載っていない。
だが記憶を辿って、「あのぉ~、モツ焼きください」と店のおばちゃんに言ったら、「そんなんないで!」と突っぱねられ、いやでも確かにまえに食べたで? と思いながらねばったら、商品名は「ホルモン焼き」なのだった。
おばちゃん曰く、「モツ焼きとホルモン焼きは違う!」。
どうでもええやん、おばちゃん…、そんなん、わかれよ。

ともかく、前日の『MW』のまえに読んだ田辺聖子の美味しそうな大阪の味の小説を読んでいたら、どうしてもホルモン焼きと日本酒がやりたくなったのである。
福岡のMんち宅で読ませてもらっていた、『じゃりン子チエ』の影響もあるかも知れない。
それで、わたしは『バナナフィッシュ』を8冊読んだところで我慢出来なくなり、ついに日本酒を白日のもとでかぱあーっと開け、旨いホルモン焼きをしこたま味わうことにしたのである。
そりゃもーー、旨いのなんのって!!
こりゃ、大阪の味でんがなー。
大阪の下町の味やー。

…でもわたしの胃は小さいのであまり飲めず食べられず、そこそこで終わって、いまからまた『バナナフィッシュ』の9巻から19巻に挑む予定である。
バナナフィッシュが麻薬そのものの名まえだなんて、作者は途中で切り札のように出してきているが、わたしは最初の最初からそうだろうと思って読んでいたよ。
ふっ。やっぱり、漫画の創始者・手塚治虫には遠く及ばないわね。

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