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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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むかしの頃の夢

futaba5

「このお菓子、どこからの?」と、部長が、昼のおやつに出した菓子について、事務職員女性に尋ねる。
事務職員女性たちは、みんな顔を見合わせる。
一人の、新人女性が「わたしが受け取ったんですけど、…どこの部署の人なのかわかりません」とトボケたことを言う。
一同沈黙。
「ワタナベさんじゃないかな?」と誰かが言う。
でも、そんな確信がどこにあるわけでもない…、改めて一同顔を見合わせたところで、わたしはこのままじゃ埒があかないと、「ワタナベさんに電話かけてみます」と言った。
その声が実際に発音されて、つまり寝言になって、わたしははっと目が覚めたのである。

目が覚めてからしばらくの間、自分が何者なのかわからなかった。
わたしが朝方夢をみたとき、よくこういうことがある。
いつも自分は、なんらかの仕事をしている。
それで目が覚めてから、あれ? 自分は商社にいたんじゃなかったのか…とあたまの中でハテナマークを出して、数秒後に、あ…鬱病でなんにも出来ない素浪人になってたんだった、と思い出すのであった。
がっかりする。

わたしが昔10年間やっていたのは、商社の中にあるフィットネスルームで、生活習慣病の社員に対して運動療法を行うというものであったが、週に1日は健康保険組合で事務仕事もしていた。
一般事務なんて大っ嫌いだが、商社のまえに証券会社に勤めていたこともあり、自分の好むと好まざるとに関わらず、そっち方面の事情もわかるようになっていた。
つまり、一般事務のときは自己主張しなーい。
みんなと仲よく、うまくやることだけを考えて行動する。
周りとワンテンポずらすくらいが、ちょうどである。
目立って、テキパキやり過ぎると、目ざわりになるのだ。

あの、周りに合わせながら呑気そうにやっていた日々を思い出す。
仕事はそのうちルーチンワークになって、つまんないなあと思うこともあったが、自分で稼いで貯めて、社会を生きているという充実感はあった。
いまのわたしって、なんだかなあ…。
考えても仕方ないし、もう考えに考え尽くしたことなんだけれど、人生変わってしまったなあと思う。

つまんないと思っていたルーチンワークだったが、実生活ではマンションのローンも抱えており、フィットネスルームが廃止されるという噂の立った頃からわたしは不眠になって、その約8ヶ月後、抑うつ状態と診断された。
そして、その2ヵ月後、解雇通知が出された途端、まったく固形物が食べられなくなったのである。
自分が思っていた以上に、自分はつまんないと思っていた仕事に執着していたんだなあと思う。
それとも、その後の地獄を予測したからなのか…。

約10日間、会社を休んで抗鬱剤を飲んでいたら、そのときはころっと抑うつ状態は治ったかのように見えた(不眠は残っていたが)。
しかしその後、入学した理学療法士の学校で勉強しすぎて、再び体調に異変を感じたとき、もう薬も追いつかないほどの鬱病になっていた。
この頃のことは、思い出すととても辛い。
それも、しばしば夢に出てくる。
目が覚めた一瞬、「あれ? わたし、学生じゃなかったっけ?」とぽかんとして、その後がっかりするのだ。

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