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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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無垢な親友たち

kaki

独身の親友たちに、今度は牡蠣パーティに誘われた。
なんだかわたしが、鬱病で苦しんでいるのを打ち明けてから、彼女らはあれこれとわたしを外に連れ出してくれようとしている気がする。

気持ちはとても嬉しかった。
いや、いまも嬉しい。
しかし、身体も気持ちもすごくしんどい。
親友同士の家での集まりは、各自なにかを持ち寄ることが暗黙の了解なので、わたしは今度はなにを持ってゆこう? と思案する。

彼女らは酒をたしなむ程度しか飲まないうえ、車で来るやつもいるので、シャンパンの高いのを買ってもあまり喜ばれないだろう。
みんな、がっつり食べたい派だから、ごっついもんがええかな。
いや、案外そういうのは用意していそうだからサラダ?
そーだな。
途中のデパート地下街で、あまりマヨネーズなんかがかかっていないさらりとしたサラダを買ってゆくか。
けっこー高いんだよな。サラダと一口に言っても。

わたしはいま、右手に深い切り傷を負っている。
割れかけたコップを洗っているときに、スパッというよりズボッという感じで、皮が剥きはがれ、筋だか骨が赤く白くさらされるほどの深い傷を負った。
瞬間から血がぼたぼたと流れ落ちて、これはたぶん病院に行った方がいいよな…とわたしは感じた。
が、わたしは行っていない。
一つには、病院で待つというのが非常に面倒であるのと、一つには、切り傷くらいで病院に行ってお金を取られるのは馬鹿馬鹿しい! という思いからであった。
野菜1個買うのでも、20円の差で歯噛みしていたりするのに。
医療費、最近高すぎて行く気がしないよ。

さて、そういうわたしの経済状況と彼女らのそれとはあまりに違い過ぎる。
わたしは、また悩みはしないだろうか。
仕事の苦労話や成功談を聞かされ、ぱくぱくと旺盛に食べる彼女らの横で、冴えない顔をして酒ばかり飲んでいる自分に、なってしまわないだろうか。

「○○○(←わたしの愛称)が感じている温度差や孤独を理解することは難しいけれど(中略)、皆で可愛いオバアチャンになって助け合いながら過ごせたらいいなあと願っています」と親友Aは先日、メールをよこしてくれた。
ありがとう。
でも、みんなで可愛いオバアチャンか…。
それって、幸せな人たちの集まりってことでしょう。
わたしは入れそうもないなと密かに思いながら、今日何本目かのビールをあおらずにはいられない。

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