惜しむ声たち - LIFE,LOVE&PAIN(旧)
FC2ブログ

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
-

惜しむ声たち

denwa4

今日も、吐き気で苦しんでいる。
ごはんが食べられない。
なにかしていると気が紛れるので、実家からマンションに車で連れてきてもらって、いまパソコンの前にいる。

そんな昨晩10時ごろ、元入院仲間のMKちゃんから電話があった。
MKちゃんは、わたしから見ればほんとうに人がよすぎるくらいよくて、ストーカーにさえ優しくしていた人なのである。
もっと、ガンって言えばいいのに! って当時わたしの恋人だったキャプテンと2人で、彼女に説教したこともある。

そんな思いやりにあふれた彼女だから、夜に電話してくるのは、よほど辛い状況なのだとわたしは察した。
「じつは、わたしもいま激鬱で…」と前置きしながら、話をする。
MKちゃんもやっぱり状態が悪くて、先日、自分のマンションの11階のベランダに立ち尽くして、考えているうちに家族に取り押さえられたということだった。

「でもね」とMKちゃんは告白するかのように言う。
「ゆみちゃんと一緒にいたときのことを思い出すと、元気が出てくるの。ゆみちゃんは、わたしが中学生のときに親友だった子に話し方もそっくり。院内から出られなかった自分を、近所のスーパーまで連れて行ってくれて、しかも服とか靴を見立ててくれたりしたでしょ。ふつう、自分が着ているものは、他の女の子には真似されたくないとかって思うのに、ゆみちゃんは逆に、自分が履いていた靴がすごくいいからって勧めてくれた。すごくこころが温かい人だよー」と言った。

わたしは、ぼんやりしたあたまで、「はあ?」と思った。
そんなの、ほとんど覚えていないよ…。
だいいち、そんなことで感謝されることなの??
でも、MKちゃんはちゃんと覚えていて、わたしにいまでも感謝してくれている。

「ゆみちゃんからもらった、超ミニスカート、いまでもたまに穿いたりするよー」と彼女は続けた。
ああ…、あれ、わたしにはきついから、より身長の低いMKちゃんにあげたんだよね。
そうか~穿いてくれているのか。
しかし、わたしはそんなに大したことは全然していないのにな…。

「自分が思ってもみないところで、人に感謝されることがあるんだねー」とわたしはぼんやりと正直に言った。
「そうやで、だから、ゆみちゃん死んだら、わたし困るで~」
「へえ…」

わたしのいまの状態は、あまりにきつくて、言葉のありがたみをかみ締める余裕はない。
でも、そうなのかなー。
自分が死んだら、泣く人がいるのか。
メールでも、何通か同じ内容のものを頂戴している。
ありがとう。
でも、なんか自分には実感が湧かないんだな。
わたしはなにもしていないのに、なんで、どこを惜しまれることがあるのか、さっぱりわからない。

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。