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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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断酒会見学に行って

sake10

昨日の夜、断酒会の見学に行ってきた。
出席者全員が、入院経験があり(あるいはその妻)、1日1日酒を飲まない努力を重ねている人ばかりだった。

アルコール依存症って、昔でいうところのアル中だけれど、覚せい剤中毒と一緒で、いったん快感の本能が出来てしまうと、一生、食欲よりも強いほどの欲求に悩まされる、れっきとした大脳の病気なんだよね。
だから、アル中患者って、食事よりも飲酒を優先するでしょ。覚せい剤中毒患者と同じく。
つまり、アルコール依存症や覚せい剤中毒患者にとって、それをやめろと言われることは、一生食べるなと言われているようなもの。
いったん断酒して、中毒による手のふるえ・幻覚・幻聴などがおさまったとしても、それで「治ったー」ってわけじゃないんだよね。
自業自得と言われればそれまでだけれど、たぶんアルコール依存症になった人たちは、最初はそんなことを知らずに飲んでいたと思う。
アルコールを飲む習慣のある人なら、誰でも罹る可能性のある、不治の病なのだ。

だから、わたしは繰り返させてもらうけど、なんで、こんな危険なものが合法なわけ?!
昼間からビールを飲んでいるCMやめなさい!
知らず知らずに、人生辛いときに飲酒量がどんどん増えていった人がほとんどなんだから。

――とまあ、言っているわたしは、すでにたぶん…アルコール依存症に限りなく近いんだろうな。
だって、一生一滴も飲まないでいる人生なんて、考えられないもん。
でも、こんな地獄の病気だと知っていたら、早い段階でなんとかしただろう。
くそぉ…。
わたしの症状は、入院経験のあるような人たちからみれば、「まだ依存症じゃないし」くらいの感じらしいが、アルコールを断たないとうつ病が治らないと言われれば、どうしようかと葛藤してしまう。

断酒会の人々は、「また来てくださいね」と歓迎してくれた。
わたしと同じように、うつ病が辛すぎて依存症になった人も、「いつでも話をしてください」と連絡先を教えてくれた。
ありがたいことだ。
でも、ここで「わかりました」と言えないから、やっぱりわたしはヤバイのである。

ところで、断酒会で、自分のことを話すとき、また言葉が出てこなくて…、途中でなにを話そうとしていたのか忘れて、隣の母に「いま、なにについて話してた?」と聞きながら、ぼーっと、ときには無言になりながら、ぽつりぽつりと話す羽目になってしまった。
わたしは本来、雄弁で、例えば学校のグループワークの発表で、「錐体外路の神経線維について、20分で話してくれ」と班長に言われれば、「えー!無理や、短すぎる!」と言いながらも、超早口で、スライドを(当時パワーポインターなんて、学生は使ってなかったからね)、「はい次」「はい次」みたいに入れ替えさえて、20分で終わらせたりすることなんか、わりと簡単に出来たんだよね。(←ほとんどの同級生が、速すぎて理解に苦しんだようだ。)
論理的に、ディベート式に、相手を正しかろうがどうだろうかおかまいなく、論破するのも得意だったしな。
人前でしゃべるのなんか、お手のもの。

それが、いまはこれだ。
もう、人間が変わっちゃったんだよな…。
昔の自分は、もういないんだな…。

明日は診察日だから、担当医Kっちに、アルコールのこととか、言葉が出ない問題とか、いろいろ話があるんだけれど、なにしろ2~5分間診療のKっちだから、言葉が出ないいまの自分にどこまで話せるか…。
はぁ。やっぱ、紙に書いて、見せるのがいちばんいいんだろうな。
けれど、プリンターのインクが切れているんだった。
あー。うんざり。どうしよ。

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