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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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担当医Kっちの最後の診察2

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今日の病院へのタクシーの運転手は最悪だった、地理を知らない。
わからんわからんの連発で、ナビを入れても「出てこない」、しまいに病院に電話をかけて(わたしはいつも診察券を運転手に見せて、『ここまでお願いします』と言っている)、ようやく辿り着いたって感じだった。
しめて、4,580円。地理を知っている運転手なら、3,800円台だよ。大ハズレだ。

それで、担当医Kっちには最初から転院の件を説明してあったので、いきなりタクシー代の話から始めた。
「今日、4,500円もかかってしまいました、前回の行きもそうです…」
そして、前回の帰り、無理をしてバスに乗ったところ、途中でへたって地面に座っていたこととか、その後4日間寝たきりだったことを話した。
「もう無理です、通えません。…」
Kっちは、机につっぷしているわたしに、「ほんで、次の病院はどうすんの? あんたは確か、○○沿線沿いやったな」と言った。
わたしはそれを聞いて、ちょっとびっくりした。
Kっちの受け持ち患者数はたいへん多いので、まさか自分の最寄の沿線まで知っていると思わなかったのだ。
もしかしたら、転院にあたって、どこか紹介出来る(悪く受け取れば、自分の派閥の仲間に患者を回そう、みたいな?)病院がないか調べたのかも知れないな。
じゃないと、合致しない点がある…、たまに彼は、わたしの名前を呼び間違えたり(わたしの姓は、二通りの読み方が出来る)するくらいだからな。
どこに住んでいるかなんて、興味の範囲外だったはずだよ。住所だけでぱっと沿線がわかるとは思えないし。

「はい、だから、だいたい△△(地名)の辺りで探すことになるかと思うんですけど…」
「ふーん。ほな、宛て名なしの紹介状でええな?」
「はい」

わたしはその後、つっぷしていたので、「じつは、いまの薬でも吐き気が出て」とか話していたのだが、Kっちが「ん、ちょっと待ってな」と言うので、おや? と思ったら、電子カルテをカタカタカタとなにやら書き換えたりしていた。
あれ、ちゃんとした紹介状を書いてくれてるじゃん…。
うーん。やっぱ、カルテの電子化って、どう考えても便利だよなあ。
これ、手書きだったら完璧にはいかんだろ。

で、内容は封をされているので、もちろん見ることは出来ないが、けっこう厚みのある紹介状をもらった。
あとで知ったんだけれど、紹介状って、自立支援法が使えるんだよね。
もう一通つくってもらうんだった。
自分が見たいっていうのもあるけれど、なにより次候補のクリニックが駄目で、他を当たらなければならなくなったとき、これは役に立つだろうと思ったからである。

それで、これまで約5年間お世話になった病院の、綺麗なお花畑を写真に撮って(あちこちにある、入院中は、これでずいぶん癒された)、薬局で1ヶ月分の薬をもらって帰った。
もうこれで、最後なのかなあ…とか思ったが、そのときのわたしは、ものすごくしんどかったので、感慨にふけっている場合じゃなかった。

帰りのタクシーはアタリの運転手で、「○○沿線の××駅まで」と行ったら、なんの躊躇もなく車を発進させた。
しかも、横になっているわたしに、「病院からの帰り?」「大丈夫?」「薬の飲みすぎ?」とか、やたら気を使ってくれて、3,800円台できっちり仕事してくれた。

そんで、行きつけのスーパーでフラフラで買い物をして(←途中で、カートにカゴを入れていないことに気づいたくらいだ!)、その後、出来合いのチーズグラタンを食べて、ベッドでぐったり。
あと2・3日くらいダウンしているかも知れないな。

いまでも、新しい病院に変えることへの不安がすごくある。
Kっちは、「いつでも戻ってくれてええよ、こっちは大歓迎」と言ってくれたが、やっぱり、あの処方はどう見ても…、実質うつ病の治療がされていないという、セカンドオピニオン先の言うことが、まさにここ数年間、わたしが疑問に思っていた通りなのである。
旅に出よう。
そんな感じで、医師を変えるのは、悪くないはずだと、自分に言い聞かせている。

(※:Kっちの名誉のために書いておくが、彼は元スポーツ選手で体格がっしり、背高い、男前、ある意味ストイック、筋が通っている、気分にムラがあるが大抵の場合とても気さく、融通が利く、一部患者間では「儲け主義」と言われていたが、よく言えば新しいことをどんどん取り入れていくタイプ、まーやっぱり、そこらへんのしょぼい病院で、勉強もせずに患者を収容だけさせているようなところの精神科医とは、まったく別物でしたよ。)

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