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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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Hクリニックにて

hiyoko9

自立支援法を使って、初めてHクリニックへ行く。
(精神科において自立支援法を使うということは、ここの病院の患者になります、という証みたいなもん。)
H医師、まだどんな人物かわからないが、患者に横柄な態度をとったりしない、へんな処方をしたりしない、マトモな部類の医師だと、いまのところ考えている。

「それで、どんな感じですか?」と訊かれて、わたしは正直に、抗鬱剤《リフレックス》は副作用に耐え切れなくて、5日間で脱落しました、と報告した。
すると彼は、「よく頑張りましたね。←(飲んだことがあるって言ってたから、副作用のひどさを知っていたんだな。)でも、これで《リフレックス》は選択肢に入らないということがわかって、よかったですね」と言った。
その通りでございます…。

それで、次に、治療目標みたいなものはどうするか? という話になったのだが、わたしは、年金生活なんていつまでも続けていられない、今回等級落ちせずに更新が通ったとしても、2年後にはまた更新がある、そのとき、せめて1ヶ月に7~8万円くらいでも稼げるくらいになっておきたい、と話した。
するとだな、彼は速攻、
「でもあなたは、何度もそうやって、仕事をしては病状が悪化、入院を繰り返してきたんでしょう? もう、あなたは昔のあなたには戻れませんよ。過去の栄光を追っても無駄です。(月7~8万円稼ぐのが栄光??)わかっていますよね?」
と、これまた、長期うつ病患者にしかあまり知られていない事実を突きつけてきたのであった。

もちろん、わかっている。
何年もかけて、もう自分は元の自分に戻れない、昔と同じレベルのことをやったら潰れる、こんなのタダの病気じゃなくて障害を残す病気だ、といまわたしは考えている。
うつ病というのは、一部専門家も言っているけれど、一言で言うと「元の自分のパフォーマンスが出せなくなる病気」なのだ。(大うつ病の場合です、ほかは知らない。)
しんどくて起き上がれないとか、眠れないとか、そういうのは表面的な症状に過ぎない。
「うつ病はこころのカゼ」なんてのも、うつ病の本質を捉えていない人の言葉。
確かに、軽い症状で引き返した人は、カゼ程度にしかみえない、しかしその再発率は50%と高い。
一見治ったようにみえるが、じつは病前の自分が「この程度の無理は可能」と思ったことをすれば、簡単に再発する身体になっているのだ。
そして、2回、3回と再発を繰り返しているうちに、みるみる前の自分が出来たはずのことが出来なくなってくる、頑張ればやれたはずの自分ではなくなっていく、同じことをやってもパフォーマンスが明らかに落ちてくる。
だから、1回でも『うつ病』の診断を受けた人は、絶対無理しちゃ駄目です。(繰り返すが、大うつ病の場合です、ほかは知らない。)
なんて言っても、たぶん無理しちゃうんだよな、それがうつ病気質の人だから。
そうやって、どんどん頑張って、休職・復職・再休職・やがて退職になった人を、わたしはあまりに多く見すぎている。

で、そんな『うつ病・不治説』を持っているわたしとH医師は、その点では意見が合致しているのだが、わたしは、自身が持っている『治療目標』について否定されると、「でも、それじゃあ生きていけないじゃないですか…」と言うしかないのであった。
H医師はそれには言及せず、とにかく先のことは考えても仕方ないでしょう、と言った。
そして薬は、元担当医Kっちが出していたものと同じものを出してきた。

「あれ? あのぅ…抗鬱剤は?」と尋ねたら、「K先生がこういう処方をしていますからねえ…(Kっちって、どんだけ業界で有名やねん)、とりあえず、いま希死念慮が出ているわけではないから、様子をみましょう」という話になったのであった。
抗鬱剤が出ないうつ病患者。ってなんだこりゃ難治性確定か。
確かに、確かに、わたしは、あらゆる抗鬱剤でアレルギーやら副作用を出してきました…、経過からみても、薬物治療はあまり意味がないといえるかも知れない、けれど…。

積極的治療をするとすれば、あとは電気けいれん療法くらいになるのかな。
全身麻酔をかけて脳に電流を流して全身を痙攣させるという、なんとも原始的だが、難治性うつ病の人にはわりと効くと最近言われている、昔でいうところの『電パチ』である。
あれ、すごく効いたっていううつ病患者さんがチャット仲間にいたけれど、一部記憶が飛んだっていう話もしていたんだよね。
でも、一部っていったってさ、もしかすると本人しか知り得ない大切な思い出とか人とか、そんなのまで忘れているかも知れないじゃん、それ検証のしようがないでしょ?
やっぱ、『電パチ』は最終の最終手段だよな。焼け焦げ出来たっていう人もいるしね。

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