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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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親友Hと友人Cの再会

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親友Hと友人Cが、偶然近所に住んでいて、先日ばったり出会ったんだと、2人べつべつにメールしてきてくれた。
2人とも教員なので、「△△に会ってん! 夏休みの間に、また会おうな~」という内容だった。
この2人同士は、そんなに交流があったわけではないのだ。

親友Hは、たぶん実行するだろうけれど、友人Cとは会えるかどうかはわからないな。
会う約束を、一度キャンセルされたこともあるし。
それにしても友人C…、変わったもんだ。
親友Hによると、「貫禄十分で元気いっぱい、圧倒されました」とのこと。
親友Hだって、貫禄十分、元気いっぱいなのに、さらに上を行くのか。すげーな。
もう、教員という人たちの元気さに、わたしはついていけない。

友人Cは大学の同級生だったが、大学時代はテニスの選手で、戦績はそこそこだったらしいが、なにしろ交流関係が広かった。
だって、陸上部以外の人間とはあまり接触していなかったわたしとさえ、友だちになったくらいだもんな。
当時、彼女とわたしが話していると、横で聞いている同級生たちが、「なんかピーマンみたいな会話やな」と言ったものであった。
中身がなかったんだそうである。
友人Cとわたしは、全然別々のことをお互い話しているのに、なぜか話が合っているところが変、とよく言われた。
「お互い、なんもわかっていない」というのが、周りの見解であった。

そんな友人Cは、遊びの方も活発で、卒業してからもプラプラとてきと~に仕事し、バブル期だったので、海外旅行にもあちこち出かけたようだ。
そういえば、わたしとも一緒にバリ島に行ったんだっけ。
わたしがお腹を壊して、どこへも行けず、さんざんであったが。(ホテルの水さしに「この水は飲めます」と日本語で書いてあったんだよう。嘘つき!)

その後、しばらくしてから、フト「教員採用試験に受かってん~」と彼女から電話がかかってきた。
「自分でも信じられへんわ~。わたし、採用試験の3日前までスペインで遊んでてんで~」。
――当時、教員採用試験はそんなに簡単に合格出来るものではなかったので、わたしも、「なんの間違いや」と思ったものであった。

だがそこはさすがというか、教員になってからの彼女は、教員らしくきちんと仕事をこなし、親友Hやなんかと同じように、生徒のクラブ活動の指導などで土日のない生活を送っていた。
数年前に会ったときは、ずいぶん体重を増やしていたなぁ。
非常に忙しい、と言っていた。
「また会おうな~」は、だから、彼女とわたしの間では、挨拶みたいなもんである。

職業が人を、それらしく変えていくのだな。
じつは大学時代、親友Hは友人Cのことを、その腰軽さゆえに、やや批判的な目で見ていたように思う。
でもいまは、親友Hも友人Cも、お互いを認め合う、根っこからの教員である。
そして、友人Cとわたしは、ピーマンな会話を交わすことは二度とないのだろう。

それを思ったとき、わたしは突然、涙が出そうになった。
わたしは、何者にもなれなかった。
外から見られたときのわたしは、フヌケ以外の何者でもない。
ほんとうに、そうなのだ。
調子の悪いときなど、相手にポカンとされたり、いぶかしげに見られたりすることがある。

「こんな人生になるはずじゃなかったのに」と、心が痛むのはこんなときである。

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