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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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ちっちゃいゆみちゃんのこと。

moon

6月30日から約10日間ほど、記憶がないわたしであるが、覚えているところも多少ある。
そのなかから、「あれはいい体験だったなあ」と思えることを書いてみる。

わたしはそのとき、――たぶん深夜だ――とても身体がしんどくてたまらないことに気がついた。
さらに、わたしはそのとき、「ちっちゃいゆみちゃん」になっていて、ちっちゃいゆみちゃんは、そろそろと階段を下りていって、冷蔵庫を開け、自分用につくられたおにぎりの皿を、テーブルに乗せて食べ始めた。

ちっちゃいゆみちゃんは、どうやら5・6歳の少女だったように思う。
そして、その頃は、わたしは極度になにも食べず、母が気づかって、一口くらいの小さなおにぎりを、与えていたとのことである。

ちっちゃいゆみちゃんは、あたまの中で、「これを食べなきゃ、おっきいゆみちゃんが死んじゃう」と思って、必死で「うんしょ、うんしょ」とおにぎりを一生懸命口に入れていた。
そして、わけがわからず、あたまの中の誰かに訊く。「これでいいの?」
すると、あたまの中の誰かが「どう? しんどくてたまらないのが治ってきた?」と尋ねてくる。

「うん…と。うん! ちょっと気分がよくなってきたみたい」
「もっと食べなさい。気分がよくなるまでよ。頑張って!」
「うん。(ぱくり)うんしょ、うんしょ」
「あら。母親が起きて新しいのを作ってきたわよ。それも食べなさい」
「うん。うんしょ、うんしょ!」

――この、ちっちゃいゆみちゃんが、健気でとてもかわいらしいのよう!
ちっちゃい口にちっちゃなおにぎりを、一生懸命ほおばって。
いい子だったな~。
ああいうのが、小さな自分の子どもだったら、そりゃ溺愛するわ。

そういうわけで、わたしの中におそらくいまでもいるであろう、ちっちゃいゆみちゃんのために、わたしは生きなきゃなあと思った次第なのである。

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