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LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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『せかちゅ~』評


seka_chu

今さらながら、『世界の中心で、愛をさけぶ』の映画版を観たのである。
昔々、恋人Sが焼いてくれたものを、ほったらかしにしていたのであった。
自分から頼んでおきながら、私はけしからん奴である。

さて、物語の方なんだが、これはどう読めばいいのだろうか??
私は、誰に感情移入していいのかわからず、最後まで迷った。
これはいったい、青春の1ページを懐かしむ物語なのか、それとも現在と過去の悲恋を歌う物語なのか??
わからない、わからないのである。
泣けたという人は、どの部分で泣けるのだろう。

迫ってくる台風、嵐とともに出現したカセットテープ、脚を引きずる恋人、萩原朔太郎からとったという名前、古ぼけた写真館、夏休みの思い出、オーストラリアへの想い、手品。
なんだか、素敵な材料がいっぱい揃っているのに、これらが感動に繋がらないのは何故なんだろう。
モヤモヤしながら考えたところ、どうも主人公の高校時代の表現に問題があるような気がしてきた。
すなわち、
「完璧な女の子が、この男の子のどこに魅かれたのかよくわからん」
「男の子もぐいぐい押されて仕方なく付き合ったって感じ」
「16歳の男の子って、こんなに無欲か?」
というあたりである。
純愛にこだわるあまり、本物のキスシーンさえ一つも出てこないという潔癖さ。
なんだかなぁ~??これで恋愛なの??って感じがするのは、私が年をとってるせいだろうか??
結婚式の写真撮ったり、婚姻届作るだけで満足な恋って…、幼稚園レベルだろう、それは…。
つまり、リアリティがないのである。

あれで永遠の愛がはぐくまれたとは思えないから、やはりこの映画は、懐かくもはかない青春の1ページを描いてみました、ってことでいいのだろうか。
いまは、彼らのつたない青春を従順に見守ってきた彼女(婚約者)が、そばにいるからOK、みたいな?

ん~。だとしたら、死んじゃった元彼女、かわいそうかなあ。
青春の1ページを描写するために一つの命を失くすなんて…、お~い、殺さなくてもいいじゃんかよ~。
このラストで、婚約者の彼女が納得できるのかどうかも疑問だし。

――てか、読み方が違うって???

<おまけ>
なんか、原作とだいぶ違うみたいですね。

  
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12 Comments

知恵の友 says..."ほぉー"
ほぉー。

おいら、そいつはまだ見たことないのよ。

ちょうど、テレビドラマの方の録画を手に入れたから見てみようと思っていたところなんだけどさ。

おいらってば純情だから泣いちゃうかもね。
2006.03.06 11:26 | URL | #RhdNd..s [edit]
かんちゃん! says..."私も見ましたよ・・・"
うん違うみたい・・・
脚色しすぎかも・・・(__;)
2006.03.06 11:53 | URL | #- [edit]
ぽりぽり少尉 says...""
ども!であります!
セカチュウ・・・・ぽりぽりの辞書にはありません。
(映画もテレビも見ておりません)
以上!

あ~、これでは、ミもフタもない。
リサーチしましたところ、ぽりぽり周辺の男子の皆様は、泣いたらしいです。
ちなみに、ぽりぽりが最近泣きましたのは「博士の愛した数式」とシャリーズ・セロンの「スタンドアップ」であります!
優しさに心癒されたいときは「博士の愛した数式」
少しの勇気がほしいときは「スタンドアップ」がお勧めであります!
2006.03.06 16:42 | URL | #- [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."知恵の友"ジョージ"さんへ"
映画版とTVドラマ版が、これまた違うらしいのよね。
まったく別物かも…?ま~、それはそれでいいと思うけど。
「お涙頂戴」という先入観なしでフト観てみたら、過去の自分と重なる部分があって、心を打たれるってなもんかも??
2006.03.06 22:11 | URL | #FRqFJ7NI [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."かんちゃん!へ"
いま、原作を読んでみたいと思ってます。これもamazonでは酷評されたりしてるけど、ふつーの少女小説として読めばいいんじゃないかとアタリつけてます。
あれですね、小説やなんかを映画化したものって、殆どがヘンな脚色されていて、原作で感動した人にとっては「へっ」ってなケースが多いですよね。
2006.03.06 22:14 | URL | #FRqFJ7NI [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."ぽりぽり少尉殿"
おお~、わざわざリサーチを有難う!!貴重なデータです。
そぉか~、泣いたって男の人は、主人公に自分を見たのかな。あと、少女役の子もかわいいのよね。思春期女子のなんとなく危うい美しさがよく出てると思う~。
『博士の愛した数式』はね、いま小説を買って放置中なの;;小川洋子って作家はあまりいい印象なかったんだけどね、暗いってか。でも、この作品は意表を尽いてるみたいなので、小説でも映画でもとっかかってみたいと思います。
『スタンドアップ』は初めて聞きました。
~ぐぐる~
けっこう重そうな主題ですな。これはパワーのあるときに残しておきたいと思うです。
2006.03.06 22:24 | URL | #FRqFJ7NI [edit]
ララ says...""
ドラマ版見ただけなんですが・・・
死んじゃった彼女と主人公の「純愛」は、ふつーによかったけど
それを回想してる「今」の主人公は、なんだろなー、って思ってみてました。

原作も映画版もちがうんですねー、初めて知りました(ララはドラマニアなのでw)
2006.03.07 00:37 | URL | #- [edit]
LUNA says..."わたしも、"
映画版はとうとう観ませんでした。キャスト的にあまり惹かれなかったものでf^^;
観てきた友人等は「良かったよ」って言ってましたが・・

ドラマは観ました。でも、普通私の場合、子供が主人公でこんな展開だと
必ずスイッチが入ってボロボロ~ってなるんですが
不思議と泣けなかった。なんでだろ?
2006.03.07 01:27 | URL | #- [edit]
XX says..."ワタシは冷めている"
こういった お話がとても 多い気がする現代
話の内容が なんとなく 想像できて ワタシは見ていないの
大学病院にいると いろんなことがあるのよ
恋愛だけでなく 切ないことが

ああ なんて 冷めた人間なのかしら

そういいつつ 映画や本を読んだら 人一倍泣くだろう 苦笑

2006.03.07 21:31 | URL | #3/2tU3w2 [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."ララさんへ"
そうね~、いい大人になって婚約者もいる主人公が、あれほどまでに泣いて入れ込むか?という疑問が湧きますね。現実的じゃないというか…。やっぱ原作を無理に変えたところに問題があるのでしょうか??

原作の方も読んでみましたが、こちらは純愛のみになってました。テーマが恋愛かどうかは首をかしげますが…青春小説ってやつかなあ。
2006.03.09 20:57 | URL | #FRqFJ7NI [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."LUNAさんへ"
そですか~。私はドラマがどんなのかわからないのですが、少なくとも映画版で泣けないのは、
1.高校時代の二人の恋愛が稚拙すぎて、その喪失感が迫ってこない。
2.婚約者にとって、彼の心を奪われることは身体を寝取られるより辛いんではないか。
…という考えが、絶えず頭をもたげていたからかなあと思うです。私なりの意見ですが。

もしかして、観る側も何も疑わない純粋な心に戻らなきゃならないの?コレって(笑)。
2006.03.09 21:08 | URL | #FRqFJ7NI [edit]
由巳ゆみ@管理人 says..."XXさんへ"
いろんな切れ端をあちこちで見かけたら、内容もある程度察しがつくというものですよね(笑)。しかし、その予定調和がいいという人もいるのかも知れない。

大学病院、確かにドラマが多そう(ロマンとかじゃなく)。
事実は小説より奇なり、って充分あり得ることだと思うし、生でそういうものに触れていると、自分の身が切られそう。
冷めた人間でないとやっていけないって部分もあるかもですね。
2006.03.09 21:13 | URL | #FRqFJ7NI [edit]

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