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双極性障害・解離性障害/障害年金暮らしブログ
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診察で大ショック

penguin_kega

ちょうど診察日でもあったので、今日は「過食症のような副作用が出ている件」について、まくしたててきたのである。
「だから、原因と考えられるレボトミン(抗精神薬)は、飲むのを止めました」

すると、H医師は、顔は笑っていたが、ついにキレたのである。
「あのね~、正直言って、あなたのような患者は、ムカつくんですよ」

……ついに、この医師にも言われてしまった。
わかってはいたのである。
だって、ドクターがせっかく苦心して作り上げたミックス薬を1種類だけ勝手に飲まないとか、これはこんな副作用があるから嫌だとか、細かいことで注文をつけて、結局そのたびに具合が悪くなって「助けてください」になるのだから。
前の主治医Kっちもキレたし、そのまえのうるちゃんもキレた。
悪いのは、注文が多すぎて、しかも勝手に薬を飲むのをやめてしまう、いけない患者のわたしなのだ。

でも、精神薬は、結局のところ、なにが起こっても、最後は患者自身が責任を取らなければならないのも実情である。
100kgの巨漢になっても、糖尿病になっても、「ダイエットしてください」の一言で片付けられて泣くのがオチである。

そんなH医師は、レボトミンを中止してくれなかった。
言い分は、「それは薬のせいではなく、東京の彼氏なんかと付き合って、(会えずに)ストレスを溜めているから、それが食に走ったのでしょう」だった。
「東京の彼氏とは続かないと思いますよ」と、憂さ晴らしみたいに彼は言い残して、はいさようなら、だった。
これは、さすがにアタマにきた。
あのね…、わたしが精神科医になにもかも包み隠さず話しているのは、患者としてより正しいデータを提供して、より正しい診断をして欲しいからですよ。
そんな捨て台詞を言われるために、提供した情報じゃない。

そんなこんなで、恋人KJに「こんなことを言われた」と嘆きのメールを送ったのだが、KJはまえからH医師に不信感を抱いているので、「変えたら」とか言ってくるかも知れないな。
KJには、なんで自分情報を精神科の医師が訊いてくるのかわからないのだ。(当たり前)
だが、今回の件で言うと、頻繁に「彼氏と会えましたか?」とずっと訊いていたのは、いまにして思えばストレス度を測っていたのだな。
H医師は、さっさと済ませたい診察時間に、無駄なことを尋ねてきたりする医師ではないのだ。

んで、食欲オバケの方だが、奇妙なことに、朝6時にピザを食べようとしても、ほとんど食べられなかった。
身体は「寝させてくれ」と言っていて、脳が「食え食え」と命令してくる感じなのである。
その後、診察後にラーメンとビールをやったが、これも全部は食べられなかった。
帰宅してから一眠りして起きたら、今度は食べすぎ信号が脳から出ていて、すごく気持ち悪かった。

もう、どうなっているのかわからない。
なんとなく、食欲オバケが出たときは、甘い養命酒をきゅっとやると、2杯くらいですっと消失してくれるので、甘いものがいいのかなと思って、病院の帰りにスーパーでスイーツをいくつか買ってきた。
しかし、ふだん甘いものを食べないわたしは、お菓子売り場なんか見ても、全然意味不明でしんどかった。
オバケ退治に甘いものを口にするなんて、まるで薬を飲んでいるみたい。
やっぱり、楽しくない食だわ。

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