『黄昏流星群』を読んで - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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『黄昏流星群』を読んで


なんでだ……、雨が降り続いているせいか、また体調を崩した。
朝、11時半頃まで、まったく起き上がれない。
12時、昼ごはんを食べるも、食欲がない。
そして、またばたんと寝て、夕方とても苦しい思いをする。
彼氏KKからメールが来るが、まともに答えられない。
しばらく経って、ようやく「しんどい、辛い、自分の身体が思い通りにいかなくてイライラする」」と打ち明けたら、彼は「自分も何も考えられなくて、しんどい時期があったから、よくわかるよ。身体を大事にして」と、さすがは身障者の返事が返ってくるのであった。
健常者だと、絶対こうはいかないよ。
いくら歳を重ねていてもね。
「寝すぎると、かえってしんどいんじゃないか」とか、「更年期障害じゃ…」なんて、勝手なことを言われるのがオチよ。

サテ、雨は今日も降り続いている…うんざりだ。
いま、病床で少しずつ読んでいるのが、広兼憲史のマンガ『黄昏流星群』。
中高年の恋愛を描いた作品群で、キャッチコピーがよかったから、ついブックオフで一冊105円で大人買いしたのだが、うーん……、昔少女漫画で、良質な恋愛マンガを読んでいるわたしには、期待外れだった。
まず、これ恋愛マンガじゃないよ。
恋愛マンガっていうのは、事象を追っていくんじゃ駄目なの。
こころの内側を描かなきゃ。
なぜ、その人から目が離せなくなったのか。
この気持ちをどうすればいいのか。
いくつになっても、恋愛したら、まるで思春期の初恋みたいになっちゃうって言うでしょ。
そこを描かなきゃ!
だから、男女が出会って、はい、もう好きになって寝ました、そんでこーなりました、みたいなものが恋愛マンガだと思って描いてる、あるいは編集部に描かされていた広兼さんは、ちょっと勉強不足だったわね。

同じ青年マンガ家でも、星野之宣という人はすごい。
この人は、絵柄はまさしく劇画タッチで硬質なのだが、こと女性心理を描かせたら、女性が読んでも恐ろしいくらい、鋭く深く切り込んでくる。
また、初期・中期の作品は、その多くが、恋愛絡みだったりする。
中には、とても切ないラブストーリーがあったりするよ。
わたしは、あそこまで、女性を知っていて、なおかつ女性視点から物語が描ける男性作家さんを知りませんねぇ。

まー、比較として出しましたが、広兼さんの方は、たぶん最初に編集部の方で、「マンガ世代も中高年になっている。若い世代は、なかなか買ってくれないし、この層を拾おう!」という発案のもと、出された企画に基づいて、描かされちゃったのかな。
自分が描きたいのと違うものを描かされるのは、マンガ家にとって、とっても辛いし、いいものは出来ないって言うしなあ。
実際、小説の世界では「こんなの書いてください」なんて大御所に向かって言うなんて、あり得ないよね。

それにしても、この広兼さんの嫁は、これまたマンガ家だったはずだぞ?
紫門ふみ、だっけ。
「東京ラブストーリー」が売れた人。
広兼さんは、嫁の意見は聞かなかったのかなー。
いや、いま離婚が多いから、現在も結婚生活を送っているのかどうか、わからないけれどさ。

まーでも、企画ものの青年マンガはあまり嘘をつかないから、中高年になっても、人間はいつまでも恋愛出来るって、ほんとうなのかなー。
元彼KJのときのような、ある日突然ポトンと穴に落ちるような恋が、これから来るのかな。
占い師によると、わたしの運勢は50歳のときに変わる。
あと2年足らずじゃん。
H主治医は、「××さん(わたしの名前)は、男を切らしませんねー」と皮肉るが、それはじっと待っていられないからよ!
お見合いパーティーで知り合った男性も、しきりに「この歳まで独身だったのなら、付き合った男性も多いでしょうね」と言っていたが、当たり前じゃない!
あー、早く元彼KJみたいな寺尾聡、現れないかなー。
こういうの、マンガにしたら、冒頭でパッと簡単に出会ったら、ラストがバッドエンド、あんまり好みじゃない人と出会ったら、ハッピーエンドになる気がするわぁ。

うーん。
元マンガ読みの勘が働いてしまう…。

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