プリンスの恋・4 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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プリンスの恋・4

tegami

夜、またプリンス(25♂)から電話がかかってくる。
彼女さんのことでお悩み中なのだ。

いま、プリンスは、どうやって彼女にキスするか、という命題に取り組んでいた。
「案外、硬くて、リードしてくれるかと思っていたのに、してくれないんですよね」と言う。

よくよく話を聞くと、彼ら二人は、昨日、プラネタリウムに行った。
そこでプリンスは、「キスしたいけど、いい?」みたいなことを言ったらしい。

彼女Aさんは、「人のいるところでは嫌」と言い、人のいないところで、彼女の方から、プリンスの頬にキスをした。
「僕は、マウスtoマウスがよかったんですけどね」とプリンスは言う。

そのあと行ったカラオケ屋では、プリンスの方から彼女の頬にちゅーして、プリンスとしては、これが限界だったと言う。
こんなのでいいのか、と尋ねたら、ゆっくりいきましょう、と言われたと言う。
「でも、ディズニーランドに行くのは、7月なのに。何にもしないっていうのはありなんですかね?」

頬にちゅーとは、また奥ゆかしい・・・。
Aさんも、あんまり経験値が高いとは言えなさそうだな。・・・
わたしは、なんと答えたものか迷った。
「うーん・・・。ディズニーランドのホテルは、ダブルをお勧めするよ。だって、ツインだと、おやすみなさい、ハイぱちん、で終わりでしょ? ダブルだとそのあと、ぎゅって抱きしめられるじゃん。それまでに、ちょっとでも仲良くなっているのが好ましいね」
「・・・・・・・。そうですね・・・。でも、二人きりになれる場所が・・・」
「カラオケ屋くらいしか、思いつかないね」
「○○さん(わたし)のところは、どうしてるんですか」
「うちも、旅行に行ったときくらいしか、ちゅーしないよ」
「・・・・・・。僕、ほんとうは、あんまり好きじゃないんですよね、そういうの」
「・・・・・・」
「立ち入った話、してもいいですか?」
「いいよ~」
「前に、風俗行った話、したじゃないですか? あのとき、僕、緊張で起たなかったんですよ。またそういうことになるんじゃないかと・・・」
「ああ、男性はね。でもそれ、緊張じゃなくて、薬のせいかも知れないよ。なに飲んでるの?」
「××と△△と○○と、◇◇です」
「それなら、大丈夫やわ。EDを起こすような薬じゃない」
「よかった。高いお金出してバイアグラ買った価値がなくなる」
「キスやけど、ゆっくりっていうのは、ICさん(プリンス)のペースに合わせて、っていうことじゃないの? 緊張してキスすることはないよっていう」
「僕、ゆっくりってどんなペースなんですかって直球で訊いてみようかな」
「それまた、答えにくい質問やな。うーん。彼女が恥ずかしがって答えないのもいいか。なんにも話せへんよりは・・・」
「僕、直球で訊いてみます! ありがとうございました!!」

そんで、プリンスは消えていったのである。
とか言いながら、今日、会う約束をしている。
まず100%、キスの話だろうな。
悩み多き青年よのー。
でも、わたしはこのカップルを微笑ましい気持ちで見ているのである。
ディズニーランドで、身体も繋ぎあえるといいね。

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