社会人サークルでもてる。 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
-

社会人サークルでもてる。

hanataba

昨日は、夕方から、プリンスとカラオケをしたのち、社会人サークルという出会いの場へ行ったのである。
そのまえには、二人で念入りに打ち合わせした。
わたしたちは同じ病院の患者として知り合った仲で、プリンスがカノジョが欲しいから、わたしが半分無理やりここへ連れてきた・・・という筋書きである。
まあ、事実と殆ど変わっていない。
あんまり事実を変えると、どうせボロが出るからね。

さて、社会人サークルに突入すると、今日のわたしは大人しくしているつもりだったのだが、躁が出て、あちこちの男性にしゃべりまくるという事態になったのだった。
というよりは、男性がひっきりなしに話しかけてきて、わたしを一人にしてくれないのである。
なんか知らんが、異様にもてた。
これは絶対、少し胸元のあいたミニスカワンピのおかげである。

年齢についても、照明が暗かったからだと思うが、ほんとうの年齢を言ったら、全員笑うか絶句していた。
ある37歳男性なんかは、自分より年下だと思って、声をかけてきたほどである。
その男性Aは、毎週のように、こういったパーティに出ているいわば遊び人なのだが、「いままででいちばん間違えた」と言っていた。
「歳を取ったら、厚化粧になるでしょ? でも、薄化粧やん。あの厚化粧っていうのは悪循環で、厚く塗るから肌が荒れて、また厚く塗る・・・ってことになるんだよね(この人、大阪弁じゃなかった)」

ほほほ。
わたしの肌は、ちょっとその辺をぶらつくくらいなら、ノーメイクでもOKなくらい、しみ・そばかすがない。
これも家で引きこもって、紫外線に当たらず、病魔と苦しい闘いを続けてきた勲章よ。
ほんとうに、苦しんだんから。
そして、いまでも、苦しんでいるんだから。

あとは、鼻から上が、トム・クルーズにそっくりの、Kさん(37)という人ともメアド交換した。
このトム・クルーズ、職場に女がいないのか、最初からやたら緊張しまくっていた。
でも、好きな車の話になると、生き生きと話し始める。
この手の草食男子の典型だなー。
自分の土俵でしか、相撲が取れないんだよね。

わたしは、パーティの終わりごろに、ちょうどトムの横に座っていたので、「これから、どこかへ行かれるんですか?」と尋ねてみた。
「カラオケとか」
「あ、いや、僕、カラオケは全然駄目なんです」
「そうですか~」
「はい」

ここで肉食男子なら、「カラオケは駄目だけど、食事なら大丈夫ですよ。一緒に行きます?」と来るだろう。
ところが、トムはなんにも言わないので、わたしはトムがトイレに行った隙に隣の席に座ってきた前述Aに、「これから、どこかへ行かれるんですか?」と同じ質問をした。
すると、遊び人のAは気安く「コーヒー飲みに行くかな。一緒に行く?」と言うので、わたしは了解し、商談成立した。
あとで、Aに聞いたところによると、その直後、トムが帰ってきて、自分の鞄を持って帰ったのだという。

Aとカフェまで歩いているとき、トムからメールが入り、「これから一緒に飯でも食いませんか」と来たので、わたしは思わず、「なんじゃーこりゃー! タイミング悪すぎ!! どこかへ行かれるんですか? ってわたし訊いたのに!!」と叫んでしまった。
Aは、「そこまで訊いてあげたの?」と同じくトムの要領の悪さに呆れていた。

わたしはトムに、「今日は帰ります、また今度」みたいなメールを打ち、まー、このAも悪くないなと思った。
Aは3年前に仕事を辞めて、いまは大したことはしていないみたいだが、あたまの回転が速くて、案外物事をしっかり捉えて自分なりの解釈を持っている人間だった。
そして、女性に優しい。
カフェでも、そつなく女性にものを持たさないように気遣ったり、まめまめしい。
わたしたちは、カフェの外で、10月の気持ちいい風に吹かれながら、たくさん話をした。

これほどのパーティを渡り歩いていながら、一つも実を結ばないのは何故? という質問には唸っていたが、わたしが感じたところによると、たぶんあまりにパーティに行き過ぎて、たった一人に絞らない、そしてそれを相手が感じ取ってしまうのではないか、ということと、定職にもつかずに遊んでばかりいる姿に幻滅するのではないか、ということである。
あと、当然働いていないからお金もないだろうしね。
ケータイも、スマホじゃなく、ガラケーだったから、パーティ代にすべてぶち込んでいるんじゃないのかなあ。

まあ、お姐さんは、同じく遊び人の素浪人だから、全然気にならないけどね。
そうそう、プリンスの話は、パーティの最中にAに話してあったんだけれど、Aによると、プリンスがもたもたしていて、輪からはみ出しそうになるのを、Aがちゃんと押し戻してあげたんだという。
それからプリンスは、「USJに行くか、ディズニーランドに行くか、迷っているんですよ」という話をしていたらしい。
あいつ~~。
また、性懲りもなく、カノジョに内緒で、誰かとディズニーランドへ行く気か。

プリンスは、最後は、わたしの方を見て軽く手を上げて、集団で帰ったから、二次会に行ったんだなと思ったら、メールが来て、もう帰ったということだった。
はぁ? あんなに仲良くしゃべっていたのに??
これには、Aも「あれは二次会に行く集団だと思った」とハテナマークを飛ばしていた。
わたしだって、わかんないわよ。
せっかく男女交えた仲良しグループが出来たんだから、カラオケくらい行けよな。

とまあ、そういう訳で、プリンスはどうか知らないが、わたしは大いに楽しんできました。
ああ、49歳の秋。
繰り返すが、まったくいつまでこんなことやっている気かね?

該当の記事は見つかりませんでした。