クリスマス実行委員の悩み - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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クリスマス実行委員の悩み

iruka

デイケアのクリスマス会の準備も、日を増すごとに、どんどん忙しくなってくるのである。

昨日は、クリスマス会で行う記憶力ゲームの絵をつくっていた。
わたしたちが名付けた記憶力ゲームとは、動物やら日用品やら雑多なものの絵を10枚、みんなに次々と見てもらって、最後にメモ用紙を配り、なにを見せられたか、覚えているだけ全部書く、というものである。
当然、優勝者は、いちばん数多く覚えていた人となる。

それで、絵をつくっているうちに問題が起きた。
ちょっと思った通りにいかないところがあって、あれこれ試行錯誤していたのちに、ようやく「ま、ちょっと絵が偏っているけど、こんなもんか」くらいの出来栄えになったところで、相棒のKさんが、待ったを出したのである。
「これだけやるのに、これだけの手間・・・大変ですよ」
「なんで? 簡単やん。たった10回、これだけの手間をかけたらええだけやろ?」

手間っていっても、手間なんてもんじゃないんだなー。
クリックする回数が多いだけって感じ。
1枚5分として、1時間以内に出来るよ。
なんで、こんなのが手間だと言えるのだろう??

すると、Kさんは代替案として、「僕が、なんか動物の本でも探してきます」と言うのだった。
「え? 本なんかどうすんの? まさか、切り貼り??」
「・・・まあ・・・・・・」
「切り貼りなんかアナログなこと、やめようよー。だいいち、それだと、動物だけになってまうやん」
「いいんじゃないですか、動物だけでも」
「!(いままで一緒に考えてきたことをぶち壊すような発言を・・・)えーーー!!」
「まあ、○○さん(わたし)がパソコンでやりたいって言うなら、それでもいいですよ。でも、あのやり方ではちょっとね」

こいつは・・・!
最初はわたしが、「わたしが絵を描こうか?」と言ったのを却下してパソコンで印刷しようって決めたのに、今度はまたアナログに帰って、ましてや本から探すって・・・。
アホか!!
言っとくけど、動物だけ、とか植物だけ、とかジャンルが決まってしまうと、10個くらいの絵は簡単に覚えられる人がいっぱいいるの!
わたしもいけるし、うちの72だか73の母親も「いける」と言ったわ。
予備の賞品買うお金もないのに、どーすんのよ、キー!!

ということで、悩んだわたしは、彼にやらせるだけやらせてみて、駄目ならスタッフに、「あの人の非効率的なやり方を阻止してください」とお願いすることにした。
まーその前に、向こうの方から、わたしに「○○さんの好きなようにやってくださいよ。その代わり、僕は手助け出来ませんから」と言ってきそう。
うん、手助け要らない、一人がいいっす。
この前も、わたしが「これは30分の仕事やな」と言ったのに1時間かかったのも、すべて「ここのレイアウトはどうする?」などと、わざわざお伺いを立てていたからなのよ。
自分一人ならキーボード爆打ちで30分で片づけているわよ。
そんなことも見破れないんだからなー。

しかし、相棒同志でギスギスし合うと、せっかくのクリスマスが面白くないものになってしまうので、どうやら自分がわたしより上だと思っているKさんを、立ててあげよう。
明日にはようやく、デイケアの人々に、クリスマス会の案内が公示される。
みんなの前に出て、チラシを見ながら説明するのだが、これもKさんは最初から自分がやるものと当たり前のように決めていたので、一応わたしはうなずき役に徹することとする。
それにしても、Kさんがわたしを上から目線で見るのは、ありゃどういう根拠だろうな。
歳は向こうが9歳も年下だし、理由があるとすれば、デイケア歴が10年と、長いところか?
あるいは、全員に対して、ああいう態度なのかも知れないな。
彼には、長いひきこもり歴がある。
ちょっと関係あるかも知れん。

まっ、クリスマス会では楽しくしよう。
トナカイのカチューシャしようかな? とKさんに言ったら、仮装好きな彼も、なにかをすると言っていた。
もちろん、仮装は自腹である。
大人でも、たまにはバカにならなくちゃ。
クリスマス会は、そのチャンスだと考えている。

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