ドイツ機墜落と精神疾患? - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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ドイツ機墜落と精神疾患?

rufthanza

ドイツ機墜落、「副操縦士が病状を会社に隠していた」 検察当局
http://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3043841

気のせいか、このところ旅客機の墜落事故が多いな、と思っていたら、またですか。
しかし、今回問題としたいのは、機体の損傷でもテロでもなく、操縦席にいるその人が、集団殺人をしたというところなのである。

こういったキチガイじみた事件が起こったとき、世間の人々は、多かれ少なかれ「精神障害」の言葉を思い浮かべる。
それは、一部の精神障害者にとって、とても嫌な、辛いことのようなのだ。

昨日、わたしがいつものごとく、巨大掲示板を彷徨っていたら、精神障害者が集まるところで、「どうせ今度も、精神障害ってことにされる」と誰かが言い出した。
それでわたしが、「そういえば、大阪教育大付属池田小学校の殺人事件も、精神障害だったよね。あのとき、精神障害者の自殺が増えたんだって。当時現役精神科医が言ってた。あと、日本人としては逆噴射の事件も思い出してしまうよね」と発言した。
すると、周りにいや~な空気が流れて、「宅間は精神障害者じゃない」とか、「いや、精神障害者だ」とか、「逆噴射に関しては、陰謀説もある」とか、「そもそも精神疾患といっても、個人でバリエーションがある」←(いや、この意見はパイロットにあっちゃならんだろう。)、「毎度おなじみのキチガイ呼ばわりだろ」しまいに「やめて、死にたくなる、いやだ」とパニくる人まで出てきてしまった。
わたしが思った以上の過剰反応に、うーむ、みんな精神障害者という立場に、後ろめたさを感じているのだな、と思わずにはいられなかった。

さて、そんな可哀想な人たちを傍観していたわたしは、結果論とはいえ悪人だが、わたし自身は、このドイツ機墜落事件が、副操縦士の精神疾患によるものだと断定されたとしても、全然動じない。
だって、それこそ、病気はそれぞれ個人によってバリエーションがあるんだもん。
人とわたしは関係ないじゃん。

もちろん、こんなこと言ったって、健常者には通じない。
精神疾患はあくまで精神疾患である。
だが、精神障害者から言わせてもらうと、例えば、躁うつ病一つをとっても、躁うつ病にはⅠ型とⅡ型の2種類があって、Ⅰ型には患者同士が「アイキャンフライ」と呼んでいる、つまり「自分は空を飛べる」と思って、ほんとうに飛ぶやつがいるのだ。
これこそ、本物のキチガイだって思うでしょ?
確かにキチガイになっているんだけど、わたしのときを振り返ると、悲壮感なんてまるでないの。
飛んだら死ぬことはわかっているんだけど、ゲームでラスボス倒して、次のステージへ行く、みたいな感じ。
でも、Ⅱ型の人はこんなことは絶対しないよ。
彼らは健常者ではないけれど、そこまでぶっ飛んだことはしない。
でも、一人が「アイキャンフライ」をやってしまったら、みんながみんな、「躁うつ病患者はキチガイだ」って思うよね。
とまあ、そんなふうに、精神障害者は誤解を受けやすいのは事実だと思う。

思うに、巨大掲示板で過剰反応していた人たちは、Ⅰ型ほどぶっ飛んでいなくて、わたしに言わせると、まだ障害者の自分を受け入れて、開き直れていないんじゃないのかなー。
たぶん、「死にたくなる」って言っていた人は、死なないよ。そういうもん。
患者同士で、症状の良い患者が、症状の悪い患者に「引っ張られて悪化する」という現象は、確かにあるんだけど、世の中で起こっているすべてのことにピリピリ反応していたら、もたないよね。

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