R&Bを聴きながら - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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R&Bを聴きながら

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80年代ブラックミュージックを聴いていると、4回付き合って別れた彼のことを思い出す。
音楽狂だった彼はわたしに、いままで聴いたこともない音楽を教えてくれた。
とても熱心に。
わたしは、ほんとうにこの人は、音楽が好きなんだなと思った。

でも、その彼にその後、裏切られて。
音楽だけが残った。
どの彼とも同じだけれど、別れたあとで、音楽だけが残る。
この音楽はこの彼、これはあの彼、というふうに。

4回付き合って別れた彼とは、同窓会のときに20年ぶりくらいに会った。
彼は「きみはソウルやったな」と言った。
わたしは、かちんときた。
この人にとっても、「あの彼女はこの曲、この彼女にはあの曲」というのがあったのだ。
なんでわたしがソウルの人なのよ。決めつけないで欲しいわ。
あれから20年が経っている。
わたしも、その間ずっとソウルを聴き続けてきたわけじゃない。

彼の嫁さんが「ボサノバの女」であることを、わたしは知っている。
ボサノバを彼に教えたのは彼女だ。
しかし、あんなに音楽狂だったのに、ボサノバはノーマークだったとはね。
教えてあげるくらい、わたしにも出来たわ。

結局、わたしが実力を発揮できなかったということなのかな。
当たり前に、相手も知っているだろうと、なにも与えなかったのかも知れない。
簡単に横取りされるなんて思いもせずに。
いま考えれば、愚かだった。

ふだんは忘れているけれど、「あの彼の音楽」を聴いたら、そのときのことが思い浮かぶ。
あの頃の二人も、この音楽も、過去のものなのに。

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