チャットルームにさよなら - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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チャットルームにさよなら

himawari

恋人Sちゃんが、前のチャットルームに前のハンドルネームで戻ると言った件に関して、わたしはわだかまっていた。
それでわたしは、午前中仕事をしているのを承知で、Sちゃんにそのことをメールでぶちまけた。

Sちゃんは「まだ環境が整っていないから先の話」と言って、話をすり替えた。
その日は、いつものチャットルームに来てくれたが、わたしは「この人は、わたしよりしゃべりたい人がいるのに、わたしの手前、ここに来ざるを得ないんだなあ・・・」と思うと、ちょっと憂鬱だった。

決定打になったのは、一緒に新しいチャットルームを立ち上げたKちゃんの言葉である。
Kちゃんは、しきりに「前の部屋に戻ってこない? もうKUさんいなくなったし、楽しいよ」と言うのだった。
Sちゃんのこころが動かされないわけがない・・・。
でも、わたしには前の部屋には、わたしが障害者でなにもできないことを、さんざんバカにした女がいる。
とても、戻れない。
そのことを知っているSちゃんは、「戻る気はない」と言った。

だけど、Sちゃんがチャットルームを落ちてから、Kちゃんは言うのだった、「Sちゃんがもとの部屋に戻りたがっているのは、ログを見てわかるよ」と。
わたしは、あたまを叩かれた気がした。
本人は戻るつもりだと言っているし、第三者の目からみても戻りたがっているのなら、わたしはどうすればいいのだ。
もしSちゃんが前の部屋に戻ったら、当然わたしを侮辱した女と、建前上でも仲良くしなければならないわけで、その想像はとてもわたしに許容できるものではなかった。

だから、夜のスカイプでもうさんざん言ってやった。
「Sちゃんはあの部屋に利害関係がないから、いつでも戻れるわけじゃない。でも、わたしはあの女がいる限り、戻れないよ? 考えてもみ。リアルであんだけバカにされたら、隣にいるあなたは、なんてこと言うんだって反撃するでしょ? でも、バーチャルではそれをしないどころか、侮辱した女と一緒に笑うんだよ。わたしがそれを許せると思う? 守ってくれるはずの人が、守ってくれないんだよ? だいたい、仕事中にやるチャットなんて、片手間の遊びでしょ? それなのに、たった1年しか知り合ってない男と話がしたいから、もとの部屋に戻るとかって、なによ。チャット依存症じゃない」
すると、Sちゃんは言った。
「確かに、あの女は面倒くさい。なんでなんで? って、どこまでも突っ込んでくるからな。俺の元妻の死因も聞かれたしな」
「そうなんだよ。立ち入ったことを聞きすぎなんだよ」
「もう、チャットやめるかー」
Sちゃんは言った。
「ゆみとはスカイプで話をするか。俺はチャット依存症じゃないよ」
あら。
チャット依存症って言ったのが、結構利いたみたいね。

そういうわけで、わたしたちはチャットルームにさよならすることにした。
あそこにいる人たちの大半は、チャット依存症だから、びっくりするだろうな。
しかしチャットって、やれば必ず揉め事に巻き込まれるな。
いつもうんざりして逃げるんだよね。

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