恋人Sちゃんのエゴ - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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恋人Sちゃんのエゴ

inu_okoru

今日の記事は、性的描写が入ります。
嫌な方は、引き返してください。

さて、わたしは猛烈に怒っているのである。
なぜなら、昨日の夜、恋人Sちゃんが「自分は外に出さない、中出ししかしない」と言ったからである。

じつは最初の頃、わたしは中出しされてしまった。
わたしが怒ると、そのときの彼の言い訳は、「久しぶりなんで、タイミングを誤った」であった。
でも、わたしにはまだ生理がある。
50歳の年齢とはいえ、妊娠は不可能ではないのだ。

なので、ここ数日間、「両親のまえで、げーっとかなったらどうしよう。正直に言うしかないな」とか思って、気が重くなっていたのである。
それなのに、あれ、事故じゃなくてわざとやったってか?
わたしは当然、詰問に入った。
「ちょっと。相手の都合も気持ちも考えずにやったの? 自分の快楽だけを追って、相手のことも考えずにわざと?」
「いや、気持ちよかったから。それに、ゆみとの間なら、子どもができてもいいなと思ったから」
「育てられるわけないでしょー!! それだって、相手のことを考えない自分のエゴじゃない。何考えてんの?!」
ああ、こいつは女をなだめるのに、子どもが欲しかったって言い訳が通用すると思っているのだ。
バカか。

彼は、「ごめん。いまは、それだけしか言えない。全面的に支援するから」と言った。
「あのねえ、中絶って、精神的負担も肉体的負担も、全部女にだけかかってくんのよ? 男が支援するって、なにをすんのよ?」
ほんとうに・・・、あれは寝てりゃーすむってもんじゃないのだ。
わたしの知り合いは、麻酔もかかっていない状態で手術されて、40分もの間ギャー―!! と叫びながら、悶絶のなか、内臓をかき回されたのだ。
個人病院に飛び込みで入るのは危ない。
病院選びは誰がするんだ? 女だろ。
結局、男にできるのは、金銭的援助と手術室のまえで旗を振っているくらいなもんだ。
家族に知られることもない。
楽なもんだよね。なにが支援だよ。アホか。

さらにわたしは畳みかけた。
「同居するって話もさー、わたしが親戚付き合いが駄目だからって言ってんのに、自分が守るって言ったけど、そんな相手のことも考えない身勝手な人間の言うことを、信じられると思う? 娘さんとわたしの折り合いが悪くなって、両者どうにもならないって話になったとき、あなたは血のつながった娘さんの方を取るわけでしょ。そこで、”ごめん”の一言ですむわけ? もう取り返しのつかないことになってから考えても遅いんだよ?」
「いや、娘とはいっても、もう所帯を持ってしまったら別なんだよ。そこに俺が割り込む隙はない。俺は孤独なんだよ」
「あのねー、わたしの周りにいる人は、ほんとうの孤独だよ? みんな家庭を失って、生活保護で一人で暮らしてる人ばかりだよ。その話、このまえしたらSちゃん、他人事のように言ってたけど、わたしにとっては全然他人事じゃない。Sちゃんなんか、同じ敷地内に健在なご両親がいて、同じ家で娘さん夫婦と孫に囲まれて、夕食時なんか、キャッキャとしてるわけでしょ。物理的には孤独でもなんでもない。ほんとうに孤独な人に対して、失礼だよ!」

もう、わたしはこころの底から不機嫌だった。
でも、言いたいことは言ったから、これ以上話を回転させても仕方ないと思い、いったん話を打ち切った。
するとしばらくして、またSちゃんは言うのである。
「俺が仕事に行くまえに、ゆみがちゅーしてくれたらそれでいいから。風呂掃除もなんでも自分がやるから」。

だーかーらー、同居はしないって何度言わせるんだよ!
だいたい、2世帯住宅じゃないんだから、風呂掃除も父親にさせる女を、娘さんが許すわけないだろ。
恋は盲目も、ここまでいったら重症中の重症だよ。

もー最後は、H主治医の方から説明してもらおうかな。
H主治医は言っていた。
「57歳の男に、夢を見させてあげなさい。○○さん(わたし)自身が、同居は無理だとわかっているから言ってるんですよ。そりゃ、3・4日も寝込んでたら、あいつなんだって話になるからね。相手は病気のことを知らないんだから」。

実際は、3・4日の話ではない。
今年は3ヶ月半、一日中パジャマのままで寝込んだ。
考えたら、同居して得するの、Sちゃんだけじゃん。
あとのみんなは迷惑する。
Sちゃん、エゴが過ぎるよ。
マイナス50点だよ。

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