Sちゃんと漫画の話 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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Sちゃんと漫画の話

inaho


昨日のスカイプでは、恋人Sちゃんは、完全に政治経済の話は抜きにしてくれて、わたしは楽だった。
でも、それがなくなると、Sちゃんの方で話題に困ってくるのである・・・。

Sちゃんは、漫画好きなわたしのためか、漫画の話をたまに持ち出してくる。
でも、小さい頃から漫画ばかり読んできたわたしとは、その絶対量が違い過ぎるのだ。
彼の漫画のネタは、エリア88、ファントム無頼、パタリロ、こち亀、星野之宣の一部、大友克洋の一部、サザエさん、赤塚不二夫、こんなもんである。
少ない。
あまりに少なすぎる。
漫画の話で、わたしと対等になれるわけがないのだ。

パタリロのクック・ロビン音頭にしても、彼は元ネタはマザーグースだと言っているが、漫画好きからすれば、それはちょっと違う。
萩尾望都の「ポーの一族」で、マザーグースとして使われたのが始まりで、それをパタリロがお笑いネタにしたと思われる。
それを言ってんのに、Sちゃんは「いや、あれはマザーグースだよ」と言って聞かない。
漫画の系譜を知らないから、そういう結論になるのだ。
漫画は、ずっといろんなところにアンテナを張って見ていれば、「あ、このシーン、あそこからぱくったな」とか、「この作家、いまあの作家の影響受けてるな」とかいうことが、わかるのである。
だから、あれは萩尾望都のマザーグースだって。
魔夜峰央という作者が、シリアスな萩尾望都の物語をパロディにすることで面白がってんじゃないか。
ただのマザーグースで遊んでも、面白くないでしょ。
そういうことなのよ。

わたしは、わたしが好んで読んでいる漫画の話をしても、たぶん知らないだろうなと思いつつ、青池保子の「エロイカより愛をこめて」をおずおずと出してみた。
軍事オタクの話になったからだったと思う。
そしてトイレに行っているあいだ、Sちゃんはそれをぐぐったらしく、「大泥棒の話か。大泥棒の話といえば、ほかにはルパン3世かな?」などと言うのであった。
・・・・・・・・・なんで「エロイカ」とルパン3世が結びつくの?

わたしは一生懸命といった風情で、「エロイカ」は、NATOの将校とKGBが闘う物語で、バックには軍事評論家も従えていて、かなり精巧な話になってるんだよ、と説明した。
さらに、最初は東西冷戦のもとで闘っていたのに、冷戦がなくなってから、赤の広場で敵同士が鉢合うようになってしまって、物語としては困ったことになったんだよ、と言った。
するとSちゃんは、またトンチンカンなことを言い出して、それはつまり「作者はアシスタントか担当に惚れて、そういう話になったんだな」と言い出すのである。
ちがーーーう!!
青池保子という人は、9人きょうだいだかで、男きょうだいが多かったから、もともと男っぽい発想・メカを描いたりする人なのである。
打ち合わせで、「NATOがいいです」と自分で言ったという話も残っている。
女が軍事関係の話を描くと、必ずそういうのが好きな男に惚れているという話になるのか??
もう、訳がわからん。
なんにも知らない人は、黙っていればよろしい。
やっぱり、Sちゃんに話すんじゃなかったとわたしが後悔したのは、言うまでもない。

そういうわけで、漫画の話は、Sちゃんとしたくないのである。
どうせわたしは、自分の好きな漫画の話は、もうしないだろう。
だから今度、漫画の話をふっかけてきたら、どう対処したらいいか悩んでいる。
「こち亀」の話ばかり、一方的にされたくないしな。
ああ、困る。

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