恋人Sちゃんの努力 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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恋人Sちゃんの努力

danberu


恋人Sちゃんが、政治経済その他の難しい話を始めると、わたしが吐き気をもよおすようになってから、Sちゃんは、そのような話をするのをスパッとやめた。
代わりに、漫画の話である。
まーそれはそれで、わたしも言いたいことがあるのだが、ともかくSちゃんは、わたしの持っている漫画を「貸して」と言い出した。
「エロイカ読んでみるよ。駄目なら駄目でいいでしょ」
「でもあれ、背広の男の魅力を描いた作品だからなあ。男にわかるのかなあ・・・」

どーも疑問符を持ったわたしは、代わりに吾妻ひでおの「失踪日記」を勧めた。
「吾妻ひでおって、ギャグでしょ?」
「ギャグだけど、笑えないところもある作品だよ」
なんとなく不安を持っているっぽいSちゃんに、わたしはべつの作品も勧めた。
「やっぱり、青年漫画がいいよね」
「そうだね」
「吉田戦車、あるよ・・・」
「吉田戦車かあ」
「相原コージのコージ苑もあるよ」
「コージ苑か、あはは」
「相原コージのサルでも描ける漫画教室、面白いよ。本のサイズ大きいけど」
「サイズが大きいって、B4くらいかな」←このへんに本性が出る。
「かなあ? 厚さは5センチくらいだよ」
「ふむ」

あと、青年漫画はいろいろあるのだが、一応会話はそこで終わった。
Sちゃん、わたしの世界を知ろうとしてくれてるんだな。
そこは感謝だ。
同じ話題がないと、話がなかなか続かない。
同じ漫画、同じ映画、いろんなものを見ることは、悪くないと思う。

わたしは、Sちゃんの努力をみた。
これに応えなければなあ。
でもわたしが応えられるとしたら、滋賀に行くことくらいだろう。
これは絶対駄目だ。
昨日も、娘が孫のためのおもちゃを送ってきた、と聞いただけで、おえーっと思った。
何度も言うが、子どもが嫌いなのである。
子どもと一緒に住むなんて、とんでもないよ、我儘だけど。

まーいまは、わたしが家事もなんにもできないので、自分がやるよ、どうせいまでもやってることだから、と言ってくれているが、もし娘さん夫婦と孫が帰ってきたら、家事は全部娘さんがやるんだろうし、Sちゃんは楽になって、そこから離れられなくなるだろう。
いつか、生涯の伴侶を求めるSちゃんと、一人者でいたいわたしとの対決が待っていると思う。
Sちゃんは数々の努力をしてくれているが、それ実を結ぶんだろうか。
わからない。

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