室町時代からの旧家 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
-

室町時代からの旧家

katana

恋人Sちゃんは、さる中小企業の会社役員である。
加えて、おうちが室町時代から続く旧家で、なんだか知らんが、土地だの何だの、いっぱい持っている。
いま住んでいる家だって、敷地が200坪。
200坪ってナンダ?
運動会でもすんのか。
その土地も、どうやら完全に遊ばせているらしく、固定資産税がかかってかなわんと言っていた。
わたしは、「草むしりが大変だねー」と言っておいたが、草むしりなんて絶対していないだろうな。
コンバインで刈らんといかん。

そんなSちゃんが、「65歳まで働かんと、年金が出らんから困る」と言うので、わたしはかちんときた。
なにが困るねん。
そんな金持ちなんだったら、年金辞退して、固定資産税払ってろー。

「Sちゃんは年金なくても生きていけるでしょ。60歳で会社やめれば?」
「・・・・・・」
「いいじゃん、それで」
「この話、やめー!」

だってさ、わたしがもらっている障害厚生年金だって、年金受給者が増えたから、どんどん減っていってるんだよ。
うちの両親も老齢年金で生きているけれど、額がどんどん減っていくので、ぶつくさ言っている。
一方で、200坪以上の土地を遊ばせているやつが、「年金65歳からもらう」とか言って、仕事は午後からチャットやって遊んでるんだから、そりゃ怒るでしょー。

わたしが先日、Sちゃんに「ハイハイ言うだけの女なら、勝手に探せー!」と言ったのも、そういうのが背景にある。
彼は資産家で、会社役員で、どんな男でもいいからお金持ちと結婚したーいというバカ女なら、たぶん恰好のタイプだ。
よくTVで「お見合い大作戦」みたいなのを見ていたら、シングルマザーで「この子のためにいいパパを」とか言っている女がいるが、「いいパパを」のまえに「財力のある」がついてんじゃねーの? ってか、必ずついてるよね。
派遣会社で働くしがない男だったら、子どもをいい環境で育てられないのが、火を見るより明らかだからな。
おえ。わたしの大嫌いなタイプ。

わたしはSちゃんと住む気は毛頭ない。
200坪の土地を眺めたって、ちっとも幸せじゃないし、株券見てもときめかないし。
一時は、いまの7LDKを出て、二人暮らしするなら考えてもいいよ、と言ったことがあるが、それも前言撤回した。
なぜなら、旧家は旧家なりに、親戚づきあいがものすごいからだ。
Sちゃんの話を聞いていたら、しばしば訳のわからん親戚がいっぱい出てくる。
「祖父の従妹の妻のナントカの・・・」っておい、それ誰だ?
なんでそんなに遠縁とまで付き合いがあるのよ。

このまえもなんか言ってたわ。
「家でBBQしたんだ。妹のナントカのナントカのナントカたちと・・・」
オソロシイ!
たとえ、二人暮らししたとしても、会社からそう離れるわけにいかないし、どうせいまの土地の近辺に住むんだろう。
そんな訳のわからん親戚と、付き合いするわけ?
とんでもない!!
それこそ、そんなのわたしの幸せじゃないわ。

わたしの幸せは、たとえば生活保護になっても、狭い部屋のなかで、好きな本に埋もれて、これ地震来たら死ぬだろーみたいな世界で、うふうふ本を読んでいたりすることである。
絶対、その方が幸せだ。言い切れる。
H主治医は、「あなたは滋賀に行こうともしないし、家事はできないし、相手もきっと失望してますよ」と言ったが、家事はともかく、滋賀へ来ようとしないことについては、確かに不満を持っている。
しかし、これだけはどうにもならんよ。・・・
わたしは駄目なんだよ。
重いしがらみをつくったりするの、ほんとに駄目なの。

該当の記事は見つかりませんでした。