別れたあとで - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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別れたあとで

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そういうわけで、恋人Sちゃんとは別れた。
昨日、「もうあなたにはついていけない。精神年齢違いすぎ」みたいなことを書いてメールしたところ、「振り回しちゃったかな。長い目で待ってるよ」と返ってきたので、「(なにを待つんだろ?)」と思っていたら、またメールが来て、「スカイプ立ち上げてるよ」と書いてあった。
なので、わたしは無惨にもスカイプで彼をブロックした。

ずっとスカイプで繋がっていたから、わたしの決意の固さは、それでじゅうぶん伝わったはずだった。
もう話し合うことなんかない。
わたしはさんざん、彼にどこが悪いのかを言い続け、一昨日も彼が同じことを繰り返し話すことにブチ切れて、もういい加減にして! と耳をふさがんばかりに嫌悪感を示していたのである。

すると今朝になって、彼からメールが来た。
「自分が贈ったもの、持ち込んだものを絶対にすべて廃棄して欲しい。新しい彼氏が見ることがないように。10月末までには、自分と出会う前の状態に戻しておいて欲しい」と書いてあった。

まあ、わからんでもないな。
自分が贈ったものなのに、新しい彼氏とそれを使われたら、嫌だろうな。
しかし、量が膨大だぞ?
かさばるものもある。
これ、全部処分するって、面倒くさい&もったいないなんですけど。

困ったわたしは、母に相談した。
「そんなもん、捨てなくていい! 相手はな、怒ってるねん。でも大人やから罵声を浴びせることもできへんし、そういう形で言うてきてるんや」
「えーー!! そうなん? 怒ってるの??」
「そらそうやろ!! あれだけのことをしてあげたのに、あんたはいきなり話し合いもせんと切るんやから」

びっくりしたー。
わたしはてっきり、彼が悲哀の感情を持っていて、昨日は煙草吸いながら、バーボンでもあおってるんだろうと思っていた。
怒ってんのか。
あの温厚な人がねえ。

「だいたいあんたは、いっつも男をビシッと切りすぎる。次から次へと切ってばっかりや。もっと相手をよく見て、付き合いなさい」
「・・・・・・それで、メールの返事、了解しました、でいいのかな」
「ちゃんとこれまでしてもらったことの礼も言わんと。いっぱいお金も使ってもらってんやろ? だいたいあんたは薄情やねん」

わたしが冷酷なまでに薄情なのは、自分自身で知っている。
人が皆、「かわいそうに・・・」と言うような場面で、「ふん、あっそ」で済ませてしまったりする。
母はときどき、あんたのそこがおかしいと言う。
まあ、50年間わたしを見てきた母だから、ほんとうのことなんだろう。

それで、母の教えどおり、「お金もいっぱい使わせてごめんね。いっぱいしてくれたのにごめんね」とメールしたら、Sちゃんは「淡々と事務的に処理してくれればいい」とツンとした返事をよこしてきた。
そっかー。やっぱりこの人、怒ってたんだ。
へー。母親の言うことって、正しいやん!

わたしは妙に感心して、ゴロンと寝たまま考えた。
「そっかー怒ってんのか。へー怒ってんのか。ほー怒ってんのか」
やっぱ、わたしってものすごく薄情なんだな。
もしかしてたぶん普通の人は、ここで「ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・」とか考えるのかな。
でも、わたしはとてもよくしてくれたことは覚えているけれど、感謝もしているけれど、それこそ「淡々と」しているんだな。
どっか人間壊れてんのかも。
H主治医の進言どおり、男はしばらく休んだ方がいいのかもな。

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