終わった恋 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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終わった恋


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午前中、美容室へ行ってきた。
失恋したから、髪を切ろう・・・なんて、凡庸な考えではない。
単に、「最近、美容室に行ってないんじゃないか」と思って、カードを見たら、1ケ月半以上行っていないことがわかったので、行くことにしたのだ。
わたしは毎回、根元だけカラーリングしてもらっているのだが、1か月半に一度は行かないと、全部やり直しになってしまうのである。

美容室は、わたしにとって癒しの空間だ。
髪の毛を洗ってもらうのも、髪をシャキシャキ切ってもらうのも好き。
でも今日は、なんだか座っているだけでしんどかった。
ここ数日間の、この身体のだるさはなんだろう。
食べるもの食べていないからかな。
いや、もしかしてうつ・・・?

嫌だああ!
せっかくいま、一年のうちでいちばん楽しい躁の時期なのに、冬が来るまえにもううつに入るなんて嫌だああ!!

「冬、寒いから嫌ですよね。僕、冬嫌いなんですよ」
「わたしも寒いの駄目で。それに、わたし躁うつ病だから、冬になるとうつに入るんですよ。そうなると外に出れなくなっちゃうんですよ」
「へえ、季節によって変わるんですねー」
「人によって全然違うんですけどね。だから冬はカットしに来れるかどうか、わからないかも」

美容室を出ると、用事を思い出してマンションに行った。
先日、大学の同級生が白血病で死んだのだが、みんなで彼女をしのぼうという集まりがあるのだ。
体育学部女子の結束は強い。
東日本大震災の被害にあった女子のために、みんなで呼びかけてカンパし、50万円を渡したこともある。
そんな感じで、また誰かが呼びかけて、「Mちゃんの写真を持っている人は持って来て」と言ってきたので、わたしはフト思い出して、Mちゃんがわりとでかく写っている写真を、アルバムから引き抜いて取ってきた。
スキー合宿のときのものだな。
Mちゃんとわたしは、出席番号が前後だったので、寝床が隣になったのだ。
Mちゃんはダイビング――高飛び込みの選手で、長座からにゅ~っと倒立を始めたときは、びっくりした。

そんなMちゃんをわたしもしのびたいのだが、この体調、大丈夫なのか・・・?
去年の冬、皇宮自衛官という珍しい職業をしている女子が、東京から大阪に帰ってきたときも、みんなで集まったのだが、そのときわたしは激うつで、うんうん唸りながら必死に寝ている状態だったので、断るしかなかった。
行きたいのに行けないっていう状況、わかってもらえるかなあ。
今回はもう、出席で返事を出してしまったので、断ったらまたキャンセルかーという話になる。
しかもこの度は、故人をしのぶ会だ。
キャンセルなんかしたくない・・・。
Mちゃんの、この写真だけでも、みんなに見てもらいたいよう。

激うつでなければ、行こう。とわたしは思った。
こんなの、うつじゃなくて、ただの疲れかも知れない。
どっちかっていうと、そっちだろう。
食べないと。
いつまでも、終わった恋にこころを痛めている場合じゃない。

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