診察&最後のプレゼント - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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診察&最後のプレゼント

chou

昨日は、診察&デイケアの日だった。
診察室で、わたしはH主治医に、先週また解離が起こり、交代人格によって、ファイスブックに書き込みをされてしまったと話した。

「いままでは、家のなかで済んだからよかったんですよ。でも、ネットにまで書き込みされたら困ります」
「(難しい顔)うーん・・・・・・、そらそうやな」
「わたし、(デイケアのスタッフの)Mさんと面談したとき、言われたんですよ。こんなの、しんどくないかって。でも、わたしとしては、しんどいというより、理不尽です。やってもないのに、暴言を吐いたとか、いくらわたしじゃないって説明しても、わかってもらえないんですよ。都合の悪いことだけ、忘れたって思われてます」
「うーん・・・、○○さん(わたし)に、解離があるのはあるんやろうけど」
「だから、先生の口から、母に説明してもらえませんか」
「それはまあ、解離は解離ということで。なんとかせな、あかんのちゃう?」

あーー! H主治医、逃げた。
自分の手でなんとかしろってか??
予測はしてた・・・、こんな治療法もない病気のために、わざわざ時間は割かないだろうって。
でも、ほんとうに理不尽なんだよね。
なんでもかんでも、ビール飲んでたからだろうとか、眠剤飲んでたからだろうとか、怒っていたからだろうとか、勝手に決めつけられて。
いくらビールを飲んでいようが、わたしはあんな、妙なキリスト教のブログなんか絶対読まないよ。
わたし的に、これは絶対わたしがやったことじゃない、っていうことが、他にもあるんだけれど、説明したって無駄だわ。
今後は、「それ、3号がやったことだから。わたし、知らない」と、開き直ることにしよう。

サテ、H主治医は解離よりこの話がしたかったらしく、さっそく「彼氏とはどうなっていますか」と尋ねてきた。
「じつは、今朝までメールの攻防が続いていたんですよ。彼が、わたしにプレゼントを破壊させたから、(その代わりに)また今度、彼から新しくプレゼントをもらうことになったんです」
――説明の仕方が悪かった。
H主治医は、声を大きくして言った。
「なんですか、それ?? またよりを戻すんですか?? だいいち、プレゼントするなら、あなたの方からでしょう」
「??? どうしてですか???」
「??? なんで、プレゼントなんて?? ・・・ブツブツ」
「わたしのなかでは、整合性が取れてるんですけど」
「整合性とかじゃなくて・・・、まあいいです。今度、そのもらったプレゼント、僕にも見せてください」

患者の前恋人の、最後のプレゼントを見せてくれ、というH主治医の方がおかしいと思うんだが。
しかも、また診察が恋愛講座になっているし。
まあよい。
デイケアの間じゅう、わたしはパソコンを占領して、「プレゼントは、なにをリクエストしよう」と考えていた。

最初は、サプライズがアンクレットだったから、アンクレットがいいかな? と考えた。
それも、彼が好きなピンクゴールドの。
しかし、これがなかなか、いいものが見つからない。
それならいっそ、ピンクゴールドのネックレスにすっか?
うーーん。ずっと身につけているものだから、ちゃんとしたものでないと・・・、しかしブランド品は高いなー。

だが、いろいろ模索しているうちに思った。
いや、わたしは自分が選んだものを「買って」とおねだりするんじゃなくて、彼自身が選んだものが欲しいんだよ。
いままでわたしにくれたプレゼントの数々、それらはいまはもうないけど、その代わりになるようなものが欲しいんだよ。

別れてからいままで、彼のことをずっと引きずっていたのは、せっかく喜んでもらったプレゼントを、わたし自身の手で壊して、画像にして送れという、屈辱的な命令に従わされたことに、ずっとずっと腹を立てていたからなのだ。
当然、悲観にも暮れた。
でもたぶん、最後のプレゼント―遺品―をもらったら、スッキリすると思う。
彼に、ほんとうのさよならが言えると思う。

わたしにとって、プレゼントは思い出なんだよね。
Sちゃんがくれた最後のプレゼントを見て、なにを思い出すかなあ。
Sちゃんのことだから、熟慮を重ねて選んでくるだろうから、「これ、彼の本心だよね」って思うかなあ。
そんでわたしは、彼の本心を胸にしまって、いつでも好きなときに取り出せるよう、カギはかけずにおくかなあ。

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