生と死 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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生と死

kuroba

今日は、抗ガン剤治療を受けるにあたり、父自身がもう一度考え直したい、と言い始めたので、母とともに再診察。
わたしは毒舌家で、なにを言い出すかわからないので、行かないことにした。

「とにかく、痛いのは嫌やっていうのが、本人の意思やねん。髪が抜けたり、吐き気がしたりするのも」
「そうなると、緩和ケアが中心になってくるよね」
「そうやなあ」
「どの時点で入院で、どの時点で緩和ケアに入るのか、聞いといた方がいいで」
「そやな」
「もし、抗ガン剤治療を受けへんかったら、寿命はどのくらいで、受けたらどのくらいになるのかとか・・・でも、これは本人の前では聞かれへんな」
「そやなあ・・・。でもあと、2・3年もてば・・・」
「そんな! そんなにもつわけないやん。腹膜だけじゃなくて、大腸にも新しいガンがあるやろ。多臓器やんか」
「・・・・・・・・・」
「わたしは、数ヶ月やと思うでー」
「そんなに短いんやろうか・・・・・・、さすがにお父さんも、そこまでは考えてないと思うわ・・・」
「わたしは、やれることは、いまのうちにしといた方がいいと思うでー」
「京都行ったりとか? ・・・・・・・・・」

医師から、抗ガン剤治療は年明けからでもいいと言われたのに、今週の土曜日から始めますと、一度は決めた父だから、当たり前だけど、少しでも長生きたいんだろうな。
でもそれが、意味のない治療だったらどうすんの、とわたしが口をはさんだから、考えちゃったのかな。
しかしなあ・・・。
もし、抗ガン剤治療が有効なら、年明けとは言わず、早々に始めるだろう。
ナンデ、年明けになるわけ? そこんところがどうしてもわからん。

その、そこんところを聞いたうえで、また父なりに抗ガン剤治療をどうするか、決めるだろう。
わたしがこだわっていた、「在宅治療は、長い方がいい」に関しては、母は「あの人は、病院の方がいいねん。その方が安心できるねん」とのことだった。
ふーん。
わたしだったら、病院の白い壁を見ながら、寿命を待つなんて、耐え難いけどな。

そして、気の早いわたしは、「葬式のとき、うつ期に入ってたらどうしよう~」と母に洩らした。
母はちょっと怒った感じで、「マンションで寝ときなさい」と言った。
わたしのうつ期は、だいたい、12月中旬から4月末くらいまでである。
この間は、外に出るのも辛い。
葬式なんて、耐えられるのか・・・、いや、無理ぽだ。
くらくら~っと倒れたら、「父親の死に耐えかねた、かわいそうな娘」ってことになるんだろうか。
ちゃうちゃう。
ただの病気だから、これ。

しかしまー結果的に、わたしは母に、「ここ1~4ヶ月のあいだだよ」と間接的に言ってしまったわけで、そりゃ父の連れ合いとしては怒るわな。
でも、わたしはまえにも書いたかもだけど、死は一時的な別れに過ぎないと考えている。
わたしが死んだときは、せいぜい川の向こうで、手を振って待っていておくれ。

昨日、わたしと妹が仲良くカラオケしている画像を、額縁加工して、父に渡したら、彼はどでかいB5サイズの紙のまま、壁のいちばん目立つところに、べたっとそれを貼っていた。
やっぱり、子どもってかわいいんだな。
そんで、いつまで経っても心配なんだろうね。
わたしは頑張って、生きなきゃ。

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