余命 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

LIFE,LOVE&PAIN(旧)

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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余命

sunadokei

今日、父と母が、2度目の診察へ行ってきた。
辛口なわたしは留守番である・・・。

帰ってきて、「結果どうだった?」と聞いたら、父が「12月から抗ガン剤治療を始めることにした」と言う。
「なんで、今週末じゃないの?」
「さすがにちょっと、いますぐには・・・」

父は、抗ガン剤治療をとても恐れているのだ。
それにしたって、おい、30分かけてそれだけか・・・?

ついていった母親は、医師に訊きたいことを、いっぱいメモっていたはずだ。
とくにわたしが知りたかったのは、「治療をしなければどのくらいもつのか、治療をすればどのくらい寿命が延びるのか」だった。
それによって、こっちの心構えも違ってくる。
ところが、医師は「4年も5年もいきませんが」という言い方をしたと言う。

そりゃそうだろう。
医師だって、本人を目の前にして、「あと半年です」なんて言えないだろう。
母は、この言葉を聞いて、「あと1年だな」と思ったらしい。
わたしは、忌々しくなって母親をつかまえた。

「それ、重要なところでしょ。本人を追い出して、聞くべきじゃないの」
「! そんなこと、できるわけないじゃないの!! いったいあんたは、なに考えてるの!!」
「こっちの都合が変わるでしょ。それに、メモしてたこと、全然聞いてないやんか。前回と変わったのは、治療の日にちだけ」
「自分の都合、自分の都合って・・・、あんたは自分のことしか考えてないの?!」

あーー!! もうウザイ!!
せっかく2回目の診察に行ったのに、1回目の診察と聞いてきた内容が同じだって言ってんじゃないの。
無能・・・・・・、いや、世間的には、これが優しさというものなのか。
しかしねえ、事務的に、訊くべきところは訊かなきゃいけないときもあると思うのよ。

おかげで、2回目の診察は、なんのことやらわからなかった。
まあ、たぶん・・・、父親本人が、自分の寿命の期限を切られてしまったショックを、おそらく母親も同じように抱えているんだろう。
夫婦のことは、わからんわ。
もー、あんまり口を出すの、やめよう。

その父親が、わたしに「睡眠薬を分けてくれないか」というので、薬事法違反になるが、「いーよ」と言った。
そしたら父親、20時にはいつも通り、薬なしでぐーぐーいびきをかいてんの。
不思議ねー。
わたしの方が、ストレスでゲロ吐いたりしてんのにね。
ほんと、自分の命が限られてしまった人とは思えん。
人間って、案外しぶといわね。

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