帰郷を決める。 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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帰郷を決める。

onigiri
昨日は、午後から両親と3人で、このまえも行ったO公園へ、ピクニックへ出かけた。
ほんの少々歩いて、秋の木陰で昼ごはんを食べただけだけどね。

最初、父は「スミヨシ大社へお参りに行きたい」と言っていたが、わたしが美容院から戻ってみると、「このまえの公園」ということになっていた。
父の運転が、危ないからだ・・・。
ただでさえ、「ちょっと、道そっちじゃないよ」みたいなことが起こるのに、ガン余命宣告を受けてから、ぼーっとしているときがあるので、仕方ない。
わたしも、薬を飲んでいるので、運転しちゃーいかんことになっている。

芝生にシートを敷いて、お弁当を食べていたら、「大分の田舎へいつ帰る?」という話を、両親がしていた。
父は、19日から抗ガン剤治療が始まるので、それまでには、いろんなことを済ませておきたいようだ。
「来週しかないで、もう」
「飛行機の便、結構あると思うけど」
「いや、それほど多くはないよ」
「××ちゃんのところへ行って、△△ちゃんにも声かけて云々」

わたしは、大分の親戚の人は、一人残らず知らないので、聞き流していた。
どうせ、猫のためのお留守番が必要だもんね。
二人で、大分の親戚たちの顔と、故郷の山を見てくるといいよ。

夜になって、恋人Sちゃんとスカイプ中にトイレに降りたら、母がこたつに座って、時刻表をじーっと眺めていた。
あ、そんなものは見えないって・・・。
言ってくれればアウトプットしたのに。
「そんなん、見えへんやろ。印刷してくるわ」
「急がんでええで」

それで、Sちゃんには悪いのだが、スカイプ中に時刻表の印刷をさせてもらった。
そしてスカイプ終了後、母と話をしていて、「15日から17日にかけて、2泊3日がいいんではないか」ということになった。
なんだか母は、ぼーっとしていて、半分眠りかけみたいな感じだった。
「男は女と違って、兄弟同士、そんなにしゃべったりせんからなあ・・・。うーん・・・」
「お父さん、いままでずっと飛行機が怖いって言うてたのに、今回乗るって言い出したのは、やっぱりもう終わりやからってわかってるからかなあ・・・」

そんなことをつぶやきながら、彼女はぼんやりと、印刷した時刻表にマルやラインを引いていた。
父の余命については、彼女自身が抱えきれないところがある様子で、たまに思考停止していらっしゃる。
「お父さん、うつになってるんとちゃうか・・・・・・」と言っている、あなたこそがそれに近いですよって感じなのだ。
いまの我が家で、もっとも精神が病んでいないのは、わたしかも知れん。

そんな感じで、大分行きは決まりになりそうなので、そのときは、わたしは猫と一緒にお留守番だ。
猫、一日でも家族がいないと、ニャーニャー鳴くので大変だが、仕方あるまい。
とにかく、抗ガン剤治療までにはね。
いろいろ、片づけておいた方がいいと思うのよ、わたしもね。

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