父のすき焼き定食 - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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父のすき焼き定食

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抗ガン剤の投与を中断した、父の味覚が戻ってきた。
どうやら彼は食べることのみ楽しみがあり、それが戻ってきたことが嬉しくて仕方ないようだ。
わかる気もするが。
わたしだって、死ぬ前に酒やめろなんて言われて、味のないお茶を飲んだりできないもんね。

それで、彼が言うには、「吉野家のすき焼き定食を食べに行こう」なのである。
わたしは、吉野家の牛の脂っこさに辟易している・・・。
でも、うちは母が牛肉を食べられないので、わたししか一緒に行ける人間がいない。
わたしは最近、胃がもたれてあまり脂っこいものを食べたくないのだが、もし「今日の昼、行こう」と言われたら、行くつもりにしている。
そりゃあな。
あと何食食べられるかわかんないんだから、ほんとに食べるものだけは、好きにさせてあげたいと思う。

で、昨夜のごはんは、彼が選んだ「バラ肉」と「ロース」の焼肉であった。
肉が思いっきし食いたかったんだろうな。
それにしても、慣れない手つきでタレ付きのバラ肉を焼いていたのに気がついたときには、すでに焦げてて遅かった。
わたしはロースしか食べなかった。
そんで、父にロースをわけてあげた。
たぶんこれ買ったとき、父はすごくお腹が減っていたんだと思う。
じゃなかったら、あんなに大量の、脂っこいバラ肉を選んだりはしないだろう。
もともと、肉の脂っこいところが好きな人だから、そこんところは、わたしと喧嘩する。

そうだ。
あとたぶん、近所の脂っこいラーメン屋さんにも連れていかれると思う。
このまえ、行こうとして定休日だったのだ。
これからのいくばくか、父に食事を制圧されてしまうが、仕方ない。
わたしは、彼の思うまま、どこへでもついて行きまっせ~という気分である。
基本、わたしはビールがあれば、あとはなんでもいい人だし。
そういうわけで、重すぎるすき焼き定食ではビールが飲めないので、わたしは吉野家では、ふつーの牛丼を食べていると思う。

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