恋人がおじいさん? - LIFE,LOVE&PAIN

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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恋人がおじいさん?

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今日は診察に行った。
しかし、診察日ということを忘れて、デイケアに行ったので、診察のための水分摂取量を書いたノートを持っていかなかった。

「摂取水分量を書いたノートを持って来なかったんですけど、だいたい一日3~4リットルでした」
「うーん・・・。まあ、血液検査は正常だから、いいけどねえ・・・・・・」
「なんか、イライラしたときに飲んでる気がするんですよ」
「今週は、なにか精神に影響を及ぼすようなことはあった?」
「じつは、彼氏のことなんですけど、なんかおじいさんに見えてきて。このまえ、同級生との飲み会に行って話したら、みんなオヤジギャグとか言わないし、話のテンポが速いし、こっちの方が話しやすいんですよ。彼は、同じことを繰り返したり回りくどい言い方をしたり、あと孫が8人もいて、なんか一族のゴッドファーザーって感じなんですよ」
「おじいさんって言われたらなあ・・・僕かって」
「いや、歴年齢じゃなくて。彼は歳より歳をとってると思いますよ。最近は、男性的魅力も感じないし」
「終焉やな」
「やっぱり、そうなりますかー」
「倦怠期が来て、いままで見えてなかったもんが見えてきたんやな。最初はいいところしか見てないけど」
「スカイプのときも、ずっと彼はゲームしてるんですよね・・・。その間、わたし水をがぶがぶ飲んで」
「それ、ずっと前から言うてるやないか。水ばっかり飲ませるような男は別れ」
「そうですねえ・・・」

そんで、痛い足を引きずって、わたしは診察室を出た。
これで、H主治医の恋愛相談はためになるのだ。
恋愛相談というよりは、医師として患者をみたときに、この一日の水分摂取量はどうなの?→原因の一端は彼氏にあるらしい。→彼氏除去、って感じなんだろうと思う。

でも考えてみたら、やっぱりH主治医の言うとおり、わたしがスカイプで思いっきり退屈してイライラして、黙って横を向いたまま、お腹がタプタプになるほど水を飲んでいるのに、Sちゃんはなんの対策を取ることもなく、「ジンベイザメが釣れたー」なんて言いながら、ゲームをし続けたのだ。
わたしはといえば、ゲーム中毒患者につける薬はないと知っているから、我慢していた。
Sちゃんはちょっと、わたしに関して、油断していたんじゃないだろうか。
夫婦じゃないのだ。
お互いが一つではない、ただの恋人同士なのだ。

なんだかわたしは、自分が哀れになってきた。
そもそも、一日の水分摂取量が異常だとわかったのは、ある晩、気持ち悪くなって吐いたときからだ。
あのとき、あまりに大量の水を吐いたので、わたしはびっくりした。
どれだけ、わたしはイライラに耐えたんだろう。
なんで、そんなに我慢しなきゃならないんだろう。

Sちゃんと未来永劫付き合うわけではないことは、はっきりわかっているので、今度選ぶとしたら、話の合う人にしよう。
おじいさんは駄目だとわかったから、歳は自分と同じか若いのにしよう。
わたしって、ほんとうにあちこち頭をぶつけながら生きているわ。
道標になるのは、H主治医と母。
二人とも、長生きしてねと祈るしかない。

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