倦怠期の憂鬱 - LIFE,LOVE&PAIN

LIFE,LOVE&PAIN

タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。
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倦怠期の憂鬱

penguin_yuutsu

昨日、恋人Sちゃんに「もうラインしてこなくていいよ」と連絡したら、未読だというのにラインをしてこなかった。
読んでないはずないよな。
読んだうえで、未読にしてあるんだ。
既読の方が、自然なのに・・・。
とわたしは思いながら、スマホゲームをぽちぽちしていた。

こうやって、距離を置きつつ、徐々に向こうがわたしのことを「つまんないな」と思ってくれたらいい。
わたしから離れていくより、Sちゃんから離れていってもらう方が楽だ。
わたしはそんな、勝手な考えを持っている。
実際の話、わたしは「こいつ、つまんない奴だ」と認定したら、ついと横を向いて、生返事しかしない。
つまんない奴とじっくり話すほど、人がよくないのだ。
そういう意味では、わたしはずっと前からSちゃんのことを、「つまんない人」だと思っていた。
毎夜のスカイプでは、Sちゃんがゲームに熱中しているのを、わたしは横を向いて、ほんとうに「へー」とか「ふーん」とかしか言ってこなかったのだ。
そのことにどうやらSちゃんは気づいていなかったか、気づいていながら放置していたか(こっちの線が濃い)であったのだが、いざチャットにしてみると、文字で「へー」とか「ふーん」が続くし、自分はゲームできないので、彼は「つまんない」と言い始めたわけだ。
だから、つまんないと思っていたのはこっちだって。
ゲームをやめたら、わたしが急にウキウキとしゃべり出すとでも思っていたの?
単純すぎる。
もう、遅いんだって。

倦怠期が来て、間の悪いところへ、Sちゃんのゲーム中毒が始まった。
いや、倦怠期だからこそ、Sちゃんがゲームにはまってしまったのかもしれない。
でもわたし、そんなダラダラした関係は嫌なのよ。
夫婦じゃないんだから、お互い多少の緊張感は持っていたいの。
それが、わたしの恋愛道。
同級生に会って、楽しい会話をしているうちに、ゲームしかしていない歳の離れた恋人に、うんざりしちゃったのよね。
なんであんなに会話に困難を極めるんだろうって。
わたしは、この流れは自然だと思う。
恋人同士は夫婦じゃないんだから、気を抜くと相手はすすーっと後退していくものなのよ。
油断しちゃ駄目なの。

というような長い話を、Sちゃんにわかってもらえそうにないので、わたしはまた口をつぐむ。
Sちゃんとは感性が違うから、言葉を尽くしても、彼には通じないことがある。
オヤジギャグの人だもん。
何度わからないからやめてくれって言っても、やっぱり言ってる人だもん。
もうね、孫が喜ぶからわたしも喜ぶだろうと思っているとしか思えない。
おじいちゃんなのよ。
わたしはおじいちゃんを彼氏にしたくはないのよ。
わたしの恋愛道案内役、H主治医は言った。
「孫が8人いるって? (別れても)まあ、いいでしょう」
わたしもそう思うわ。
あの人は、一族のゴッドファーザーとして君臨して、孫たちにかまけている方が、似合っていると思う。

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