父のボケ具合 - LIFE,LOVE&PAIN(旧)

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タイトルは Club Nouveau の80`sのアルバム名。人生っていろいろあるよね。(新URL:○ttp://lifelovepain02.blog.fc2.com/)
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父のボケ具合

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最近、両親がTVを見ながらしゃべっているのを聞いていると、イライラして仕方ないのである。
問題は、父親だ!
この人は、近頃、あたまがぼけてきている。
それで、めっちゃつまらんことを母親に質問したり、稚拙なことで感嘆したり、ほんとうに心が子どもになっていっているのである。

今朝は、シリア問題であった。
ニュースでシリアの難民のことが報道されると、父はこんなことを言うのである。
「難民って、どういうことかのー?」
母がなにも咎めず答える。
「シリアはいま、国が戦争状態で生活できへんから、みんな国を出て行ってるんやろ」
「・・・・・・・・・」

その沈黙はなんだ?
ほんとうに、難民が何たるか知らなかったのか。
朝から冷奴にビールを飲んでいたわたしは、つるっと口を滑らせた。
「小学生みたい」

どうやらその一言が父の気に障ったらしく、彼は無言でTVを切ってしまった。
その行動が、ますますわたしを怒らせた。
「食事中に勝手にTV切るってどういうこと。気に入らんこと言われたらそうすんの? 緘口令敷くわけ」
「あんたも世話になってるんやから、・・・」←母
「だからわたし、言いたいことほとんど言うてないで。こんなん、ちょこっと欠片を口にしただけやで」
「あんたの一言は突き刺さるねん」
「勝手にTV消すって、自分にそれだけの権限があると思ってんのかね。ここの家の大黒柱は、母親やんか」

実際、うちの家は母一人で取り仕切っているのであった。
でもその母にしろ、みんなが見ているTVをいきなり切ったりしたら、ほかの人間はムッとするだろう。

ぼけて、それを指摘されると腹を立てる父。
なんか、ボケ老人の典型例な感じがする。
わたしは、もし父が長生きすることになっていたら、この先をすごく心配しただろう。
わたしなら、ボケ老人を虐待する可能性があるからだ。
嫌味を言ったり、パコンと殴ったりするくらいは、やるだろうな。
そう、わたしはちょっと怖い人間なのだ。

でも父は、すでにガンに侵されていて、あと4・5年先はないと言われている。
悪いが、母より先でよかったとわたしは胸をなで下ろしている。
母はまだあたまがしっかりしていて、計算なんかも速い速い。
だから、母と二人になった方が、わたしは楽なんじゃないかと思うくらいなのだ。

「早く死ねばいいのに」とぼそっとつぶやいたら、さすがに母が「言っていいことと悪いことがある」と言った。
まーそうでしょうねえ。
子どもを思わない親はいないもんね、基本。
でもさ、親がぼけて子どもみたいになっているのを見るより、潔くいなくなってくれた方がいいかもしんないよ。
ボケの先には介護があると思うけれど、何%が親に感謝しながら介護しているかねえ。
大変なんじゃないかな。憎しみが湧くこともあるんじゃないかな。
「死ねばいいのに」って思う一瞬もあるんじゃないのかな。

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